- カテゴリ:小学生 中学生
- 発売日:2023/02/09
- 出版社: 講談社
- サイズ:20cm/271p
- 利用対象:小学生 中学生
- ISBN:978-4-06-530595-9
読割 50
紙の本
あした、弁当を作る。
著者 ひこ・田中 (著)
母親の作ってくれた弁当が重たく感じる。申し訳なく思う気持ちもあるのに…。いったい、ぼくはどうなってしまったのだろう? これは成長期? 反抗期? ひこ・田中が、中学生男子の...
あした、弁当を作る。
あした、弁当を作る。
ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
母親の作ってくれた弁当が重たく感じる。申し訳なく思う気持ちもあるのに…。いったい、ぼくはどうなってしまったのだろう? これは成長期? 反抗期? ひこ・田中が、中学生男子の複雑な自立心を描く。【「TRC MARC」の商品解説】
朝、いつものように、母親がぼくの背中に触れる。いつものように「行ってきます」と答えて学校に行けばいい。それなのに、ゾクッと寒気がした。ぼくは自分の反応に驚く。
異変は続く。昼休み、母親が作ってくれた弁当を開ける。母親はぼくの世話をするのが生きがいらしい。おかずたちが、「おいしく食べて欲しい」とぼくにプレッシャーをかけてきて、一気に食欲が落ちる。でも、これはせっかく母親が作ってくれたお弁当。無理やり食べたけれど、気持ちの悪さは残った。いったい、ぼくはどうなってしまったのだろう?
中学生男子・タツキの自立心は、弁当作りへの熱意に変わる。冷凍食品を使えば、料理が得意でなくても弁当が作れるらしい。弁当作りの先輩・マシロにアドバイスをもらったり、幼なじみ・カホに相談に乗ってもらったりしながら、タツキは自分の弁当を作り続ける。しかし、母親には「タッちゃんはそんなにお母さんが嫌いなの?」、父親には「どうしてお母さんの仕事を奪うんだ」と責められ──。
両親が決めたことを守らないのは、わがままなんだろうか? 自分の弁当を作りたい気持ちは、どうしたらいいんだろう?
映画化もされた『お引越し』で知られる児童文学作家、ひこ・田中が描く、一風変わった中学生男子の反抗期。弁当作り、さらには洗濯まで!? ユーモアたっぷりに描かれる反抗期の心情、必読です!
【対象:小学校高学年以上】【商品解説】
著者紹介
ひこ・田中
- 略歴
- 〈ひこ・田中〉大阪府生まれ。同志社大学文学部卒業。『児童文学書評』主宰。「お引越し」で椋鳩十児童文学賞、「ごめん」で産経児童出版文化賞JR賞受賞。ほかの著書に「ハルとカナ」など。
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む