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- カテゴリ:一般
- 発売日:2023/02/02
- 出版社: 山川出版社
- サイズ:19cm/303p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-634-59131-8
読割 50
紙の本
世界史のなかの近代日本
著者 小風 秀雅 (著)
日本と世界、双方向からの視点で、開国から日露戦争までの歴史を考える20講。世界は日本をどうみたのか、世界のなかで日本はどう近代化・国際化したのか、多彩な写真・図版とともに...
世界史のなかの近代日本
世界史のなかの近代日本
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商品説明
日本と世界、双方向からの視点で、開国から日露戦争までの歴史を考える20講。世界は日本をどうみたのか、世界のなかで日本はどう近代化・国際化したのか、多彩な写真・図版とともに読み解く。【「TRC MARC」の商品解説】
開国から日露戦争までの歴史を、20テーマの講義形式で、多彩な図版とともに読み解く。世界は日本をどうみたのか、世界のなかで日本はどう近代化・国際化したのか、日本と世界、双方向からの視点で学ぶ。「歴史総合」の学習にも最適。【商品解説】
目次
- Ⅰ 世界がみた日本
- 第1章 世界への登場
- 第1講 豊かなアジアと求めるヨーロッパ--紅茶とアヘン
- 第2講 日本を開国せよ――アメリカの対日開国戦略
- 第3講 不平等条約とはなにか――「柔軟」な関係
- 第4講 文明の交点--開港場横浜の光と陰
- 第2章 日本の発見
- 第5講 オールコックが魅せられた日本――高度の物質文明
- 第6講 80日間世界一周の時代--交通革命のなかの東アジア
著者紹介
小風 秀雅
- 略歴
- 〈小風秀雅〉東京大学大学院人文科学研究科国史学専門課程博士課程中退。お茶の水女子大学名誉教授。著書に「帝国主義下の日本海運」など。
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紙の本
世界は日本をどうみたのか、世界のなかで日本はどう近代化・国際化したのか
2023/10/12 16:30
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぴんさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
豊富な資料から、世界と日本の両視点で近代化を紐解く20講。講義形式の各章には講義の〈ねらい〉と〈まとめ〉も。世界のグローバル化と並行して進んだ、日本の国際化の原点を考えます。幕末以降の日本の外交史について、列強国や東アジアの視点からひもとく章立て。出来事がコンパクトにまとめられて、交通、文化芸術、経済なども捕捉して読み飽きない。日本史と世界史の重ね合わせはとても重要なのだ。例えば、正距方位図法から日米和親条約の米国の狙いを考えたり、その後の不平等条約は列強の協調を図る安全弁でもあったことを考察したり、帝国憲法の成立と華夷秩序の崩壊を擦り合わせたり。明治日本の帝国化は、欧米との対立・協調・共謀なくしてはあり得ないのだ。