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商品説明
生きている限り心臓が弾み続けいのちを支えるかのように、ケアの弾性は人と人の間にいのちをもたらす−。介護・看護の現場から生まれた臨床哲学の名著。巻末に九鬼周造「偶然性の問題」をテーマにした著者の修士論文を増補。〔初版:岩波書店 2007年刊〕【「TRC MARC」の商品解説】
「不自由な手で、ようやくスプーンを口元まで運んだ人が、好物のゼリーに目を丸めてぼくに喜びを伝える。ハラハラして見ていたぼくにも嬉しさがこみ上げる。相手の喜びを理解したからというのではない。ただ見ているだけ、というぼく自身の弱さから救われた喜びである。そのぼくを見て、相手の目がさらに輝く。……生きている限り心臓が弾み続けいのちを支えるかのように、ケアの弾性は人と人の間にいのちをもたらす」(本書より)
介護・看護の現場から生まれた臨床哲学の名著の増補版。巻末に九鬼周造『偶然性の問題』をテーマにした著者の修士論文を新たに収録。【商品解説】
目次
- 【病棟から】
- 夜空のラーメン
- コーヒー牛乳の日差し
- 聖地の吐息
- 唇の赤い花
- ガラスを包む
- 青い瞳
- Ⅰ 病の意味を見いだす
著者紹介
西川 勝
- 略歴
- 〈西川勝〉大阪生まれ。大阪大学大学院文学研究科博士前期課程修了。精神科・透析治療・老人介護の現場で看護師や介護士を経て、NPOココペリ121理事。著書に「となりの認知症」など。
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