- カテゴリ:一般
- 発売日:2023/01/19
- 出版社: あけび書房
- サイズ:19cm/185p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-87154-226-5
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商品説明
「市民と野党共闘」というスローガンを一貫して発信し続け、捨て身で「統一戦線」に献身している共産党。その発展を願い、政権交代のゲームチェンジャーとして自己刷新を期待している識者10名が、それぞれの思いを語る。【「TRC MARC」の商品解説】
自公長期政権に対抗する「市民と野党の共闘」の重要アクターである日本共産党に対して、希望とともに、さらなる飛躍を期待しての要望が創立100周年を経た今、ますます強まってきています。
とくに、党員が党首を投票で直接選ぶ「党首選挙」を実施することで、党内の活発な論議を国民にも可視化させて、政策・路線の意義を深め広めることを通じて、国民に開かれた民主主義的な政党としての存在価値が高まるのではないかという期待が強くあります。
もちろん、党首公選についての賛否は党内外であり、またそれにとどまらない共産党の躍進を願っての期待を込めた「注文」は多々あることでしょう。こうした多様な声を寄せていただくことで、停滞している「市民と野党の共闘」を再起動しバージョンアップへとつなげる契機となることでしょう。
本書では、共産党とともに共闘されている識者の方々として、党創立100周年を祝い、同党への期待を寄せていただきますようお願いいたします。(「まえがき」より)【商品解説】
目次
- オルタナティブな日本政治のために(佐々木寛)
- 比較共産党史から見る日本共産党(内田樹)
- 自己改革で日本政治のゲーム・チェンジャーに(中北浩爾)
- ぶれずまっすぐな政治集団としてさらなる期待(浜矩子)
- 100年かけて作られたもの(中沢けい)
- 党度高めのわたし(池田香代子)
- 媚びない孤高の姿勢は不滅の魅力(古谷経衡)
- 多様な議論を受け入れ世代交代・ジェンダー平等を(津田大介)
- 政治と社会のボトムアップをコモニングする(木戸衛一)
- 『日本共産党への手紙』から32年―希望の在り処(有田芳生)
著者紹介
有田 芳生
- 略歴
- 佐々木 寛(ささき ひろし) 市民連合@新潟共同代表、新潟国際情報大学教授
内田 樹(うちだ たつる) 思想家、神戸女学院大学名誉教授
中北 浩爾(なかきた こうじ) 政治学者、一橋大学教授
浜 矩子(はま のりこ) エコノミスト、同志社大学教授
中沢 けい(なかざわ けい) 小説家、法政大学教授
池田 香代子(いけだ かよこ) ドイツ文学翻訳家
古谷 経衡(ふるや つねひら) 評論家、一社)令和政治社会問題研究所所長
津田 大介(つだ だいすけ) ジャーナリスト、ポリタス編集長
木戸 衛一(きど えいいち) 政治学者、大阪大学教授
有田 芳生(ありた よしふ) ジャーナリスト、元参議院議員
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ブラックジョーク?
2023/02/17 21:26
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:オタク。 - この投稿者のレビュー一覧を見る
児玉静子を風間丈吉のハウスキーパーとでも思っていたらしい中公新書の「日本共産党」の著者をはじめ、民主集中制の由来も実態も知らずに礼賛しているかつてのネトウヨ向けライター、広河隆一の崇拝者、コミンテルン様に忠実でヒトラーの政権掌握で瓦解した「ヨーロッパ最大の共産党」ドイツ共産党とDDRの独裁政党だったドイツ社会主義統一党の後身の左翼党シンパ、「週刊金曜日」の関係者、と今度の「シン・日本共産党宣言」の著者の除名で日本共産党の持つスターリン主義体質をどう説明するのだろうか?
日本共産党に閉塞感を破る「希望」を見出して「期待」を持つのは勝手だが、戦前の日本共産党が地下活動をしていた時期がソ連では「農業集団化」と「富農」追放とホロドモールであり、第一次五カ年計画とグラーグの拡大であり、ノーメンクラトゥーラの確立であったように、「指導者原理」によるボリシェヴィキ式の革命の軍隊組織そのままの「無謬」の党に疑問を持たないのは判断の停止だ。
本筋から外れるが、一つだけ面白いと思ったのは4・3関係者でも南労党関係者は名誉回復の対象ではない事。韓国の保守派からすれば南労党は今でも「大韓民国に弓引いたアカ」であり、主思派からすれば「アメリカ帝国主義のスパイである反党宗派分子」であるので「利害が一致する」ようだ。