読割 50
紙の本
正義の味方が苦手です (新潮新書)
著者 古市 憲寿 (著)
他人の考え自体を受け入れられず、現実社会の歪みを許容できない「正義の味方」は何だか怖い! 自分にも他人にも自由を認め、ままならない世界を柔軟に生きるための思考法を提示する...
正義の味方が苦手です (新潮新書)
正義の味方が苦手です(新潮新書)
ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
他人の考え自体を受け入れられず、現実社会の歪みを許容できない「正義の味方」は何だか怖い! 自分にも他人にも自由を認め、ままならない世界を柔軟に生きるための思考法を提示する。『週刊新潮』連載を新書化。【「TRC MARC」の商品解説】
正しすぎる社会は息苦しい――。失言をくり返す政治家も、ポリコレを掲げて暴走する人も、自分は常識的だと思っている人たちも、誰もが自分の色眼鏡で世界を見ているものだ。それらがすれ違い、時にぶつかり合うのは当然だけども、他人の考え自体を受け入れられず、現実社会の歪みを許容できない「正義の味方」は何だか怖い。自分にも他人にも自由を認め、ままならない世界を柔軟に生きるための思考法。【商品解説】
著者紹介
古市 憲寿
- 略歴
- 〈古市憲寿〉東京都生まれ。社会学者。慶應義塾大学SFC研究所上席所員。日本学術振興会「育志賞」受賞。著書に「絶望の国の幸福な若者たち」「絶対に挫折しない日本史」「楽観論」など。
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
紙の本
正義の視点はさまざま
2023/03/03 11:39
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:nekodanshaku - この投稿者のレビュー一覧を見る
視点が異なるので、著者の本は、楽しんで読むことができる。アンパンマンは正義の味方だが、悪に向かって一方的に鉄槌を下すアンパンマンパンチは暴力だという言説から始まる。法治国家では確かに暴力であり、私刑の執行だからよくないけれど、少しうがった見方だと思う。子供は成長に伴い、その一方的な正義の味方を嫌うようになることもある。暴力シーンの嫌いな孫娘は、もうアンパンマンを気にもかけない。世の中の出来事に、明白な結論付けを急ぐ人は多いが、著者のように少し下がって物事を視るひとも多いのだろう。正義の味方は、要注意人物。