このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
シュタイナーが長年にわたってゲーテの精神の営みを考察してまとめた書。西洋の思想発展の中でのゲーテの位置づけから、ゲーテの自然観や生物の発達観、ゲーテとヘーゲルとの比較まで、ゲーテの世界観を考察する。【「TRC MARC」の商品解説】
シュタイナーによる認識論的著作の中心に位置するのは『自由の哲学』である。しかしこれは重要と思われる多くの哲学的テーマを包括的に扱っているために、話題が多岐にわたり、理解は容易ではない。それに対しこの『ゲーテの世界観』では、前半に認識論の最中心課題である「理念世界の捉えられ方」にフォーカスし、それが歴史や諸哲学者の中でどのように変遷し、誤りに陥っていったかが考察されている。ゲーテ自身は哲学的に自覚はしていなかったものの、理念世界を正しく捉え、それにしたがって自然考察を進めていた。それゆえ諸哲学をゲーテの世界観と対比することでその問題点がクローズアップされる。そして後半では理念世界の正しい捉え方から得られる自然科学的な成果について、その意味が解説されている。ここではシュタイナー自身の言葉を借りれば「ゲーテの思考の中には、現代の自然科学が育て実らせるべき芽がある」ことが示されている。【商品解説】
目次
- 新版へのまえがき
- 初版へのまえがき
- 序論
- 西洋の思想発展の中でのゲーテの位置づけ
- ゲーテとシラー
- プラトン的世界観
- プラトン的世界観のその後
- ゲーテとプラトン的世界洞察
- 人格と世界観
著者紹介
ルドルフ・シュタイナー
- 略歴
- 〈ルドルフ・シュタイナー〉旧オーストリア帝国(現クロアチア)クラルイェヴェク生まれ。哲学博士。ゲーテ研究家。著述家。神秘思想家。
関連キーワード
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む