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- カテゴリ:一般
- 発売日:2023/02/06
- 出版社: 文学通信
- サイズ:21cm/387p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-909658-95-1
読割 50
紙の本
家康徹底解読 ここまでわかった本当の姿
徳川家康はいかに記録され、その姿はどのように描かれてきたのか。若き日々から関ケ原の戦い、死後の神格化まで、14の主要テーマから追究。歴史学・文学・美術史の諸分野からアプロ...
家康徹底解読 ここまでわかった本当の姿
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商品説明
徳川家康はいかに記録され、その姿はどのように描かれてきたのか。若き日々から関ケ原の戦い、死後の神格化まで、14の主要テーマから追究。歴史学・文学・美術史の諸分野からアプローチし、最新の研究動向をふまえて論じる。【「TRC MARC」の商品解説】
徳川家康はいかに記録され、どのようにフィクションで描かれてきたか。
本書ではその幼き日々から、関ヶ原の戦い、死後の神格化にいたるまで、14の主要テーマから徳川家康の虚像と実像を追究します。歴史学・文学・美術史の諸分野から家康像にアプローチし、それぞれ最新の研究動向をふまえ論じ尽くします。
これから家康について知りたい人、これまで抱いていた家康像をアップデートしたい人にとって必携の一冊。
また、大河ドラマの予習復習に。「どうする家康」の時代考証、平山 優氏、柴 裕之氏執筆!
【本書の特徴】
▼生い立ちから関ヶ原の戦い、死後の神格化まで、14のテーマから家康の虚像と実像を追究!
▼歴史学・文学・美術史の諸分野から家康にアプローチ!
▼大河ドラマ「どうする家康」時代考証者の平山優氏・柴裕之氏も執筆!
▼付録として「家康関連作品目録(軍記・軍書・史書・実録・史論・図会・随筆・小説)」「家康関連演劇作品初演年表(人形浄瑠璃・歌舞伎)」を収録!
【本書で明らかになること】
・家康の尾張人質時代はなかった
・小牧・長久手の戦いは実は秀吉が勝利していた
・三方ヶ原の敗戦後自画像を描かせたと言うのは創作だった
・家康の江戸入府は秀吉の命令に過ぎなかった
・家康を野戦の名手と考えるようになったのは、死後百年のことである
・家康が関ヶ原で爪を噛んだと言うのは後世の創作である
など。
執筆は、堀 新/井上泰至/山田邦明/平野仁也/糟谷幸裕/丸井貴史/和田裕弘/菊池庸介/竹間芳明/塩谷菊美/桐野作人/原田真澄/原 史彦/湯浅佳子/柴 裕之/小口康仁/平山 優/網野可苗/竹内洪介/黒田 智/岡野友彦/森 暁子/林 晃弘/松澤克行/光成準治/曽根原 理(執筆順)。
【信長・秀吉に比べ、家康は経験と学問に学ぶ「凡人」である。しかし、華やかな才能がないことを十分自覚したはずの家康が、降りかかる試練に弛まず、前進する「非凡」さも感得できよう。ここから「慎重」「忍耐」「信用」に集約される家康像の形成が用意されるのも、容易に想像できよう。信長・秀吉に比べ、学ぶ人家康の虚像と実像を追う旅は、信長・秀吉以上に、凡百の我々へのヒントに満ちているのである。】......本書「凡人の非凡―序にかえて」より【商品解説】
目次
- 凡人の非凡――序にかえて ▼井上泰至
- 律儀者か?狸親父か?/踊る信長、舞う秀吉、歴史に学ぶ家康/危機と発展の階段を一つずつ
- 1 松平氏の出自
- [実像編]山田邦明
- 元康から家康へ/松平から徳川へ/「八幡太郎義家の子孫」という意識/『三河物語』が語る伝承/『松平氏由緒書』が語る伝承/松平太郎左衛門入道用金
- [虚像編]平野仁也
- はじめに/『三河物語』の世界/『三川記』―尾張藩で編纂された歴史書/『成功記』―整えられる出自/『武徳大成記』―江戸幕府の公式見解/『改正三河後風土記』―後世における展開/親氏の没年 ―江戸時代の諸説―/おわりに
著者紹介
堀 新
- 略歴
- 〈堀新〉共立女子大学教授。著書に「信長公記を読む」など。
〈井上泰至〉防衛大学校教授。著書に「サムライの書斎」など。
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