- カテゴリ:一般
- 発売日:2023/01/20
- 出版社: DU BOOKS
- サイズ:19cm/254p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-86647-189-1
読割 50
紙の本
主婦である私がマルクスの「資本論」を読んだら 15冊から読み解く家事労働と資本主義の過去・現在・未来
著者 チョン・アウン (著),生田 美保 (訳)
主婦はどうして社会的に見下されるのか。共働き世帯が急増する韓国で、社会から卑下されマイノリティになりつつあるひとりの「主婦」が15冊の本を読み解き、「無賃金労働」の歴史を...
主婦である私がマルクスの「資本論」を読んだら 15冊から読み解く家事労働と資本主義の過去・現在・未来
主婦である私がマルクスの「資本論」を読んだら 15冊から読み解く家事労働と資本主義の過去・現在・未来
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商品説明
主婦はどうして社会的に見下されるのか。共働き世帯が急増する韓国で、社会から卑下されマイノリティになりつつあるひとりの「主婦」が15冊の本を読み解き、「無賃金労働」の歴史をひも解く。【「TRC MARC」の商品解説】
小説家の柚木麻子さんよりご推薦いただきました!
「出産したばかりの頃、社会やジェンダーの本を読むと、家事育児をしている自分が責められているように感じた。
チョン・アウンが私が立ちすくんでしまったその先にいく。何故この本に傷つくのか?この本に励まされるのは何故か?
一冊を通じて得た違和感や学びを武器に、次々と本を手に取り、家事労働を無償にしなければ立ち行かない、
この社会の真実をつまびらかにしていく彼女は、私にとってのヒーローだ。」柚木麻子さんよりご推薦いただきました!
「出産したばかりの頃、社会やジェンダーの本を読むと、家事育児をしている自分が責められているように感じた。
チョン・アウンが私が立ちすくんでしまったその先にいく。何故この本に傷つくのか?この本に励まされるのは何故か?
一冊を通じて得た違和感や学びを武器に、次々と本を手に取り、家事労働を無償にしなければ立ち行かない、
この社会の真実をつまびらかにしていく彼女は、私にとってのヒーローだ。」
「主婦は家でぐうたら」している? そう言われた韓国のひとりの主婦が、
日本でも翻訳されている話題の書を含む15冊を読み解き、
こんな言葉を生む社会の仕組みの始まりをたどる旅へ──
「労働者が妻を扶養しているのではなく、妻が、
労働者を働きに出られるように扶養しているのだ。」──本文より
女性、男性、非婚女性、すべての人類のこれからを考えるための教養エッセイ!【商品解説】
目次
- 第1章 主婦たちの暮らす離れ島 「家で遊んでるんだって?」
- 主婦たちの住む世界はどうしてこうも違うのか ソースタイン・ヴェブレン『有閑階級の理論』
- もう一度あの頃に戻るとしたら、やっぱり会社を辞めるだろうか レスリー・ベネッツ『女にとって仕事とはなにか』
- 私はどうして料理が嫌いになったのだろう ラ・ムンスク『専業主婦ですが』
- 第2章 問題の核心は”カネ"
- 私が生きている世界はどんなところか カール・マルクス『資本論』
- 私はなぜに会社を懐かしがるのか ゲオルク・ジンメル『貨幣の哲学』
- どうして私はニュースに出てこないのか カトリーン・マルサル『アダム・スミスの夕食を作ったのは誰か?』
- 3人の子どもを育てあげた専業主婦はなぜ年金をもらえないのか ナンシー・フォルバー『見えざる胸』
著者紹介
チョン・アウン
- 略歴
- 〈チョンアウン〉全羅南道順天生まれ。世宗大学英語英文学科卒。ビジネス書、エッセイなどの翻訳を手がけるかたわら、小説を執筆。第18回ハンギョレ文学賞受賞。
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