- カテゴリ:一般
- 発売日:2023/02/03
- 出版社: 文藝春秋
- サイズ:20cm/158p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-16-391657-6
紙の本
蝙蝠か燕か
著者 西村 賢太 (著)
2021年1月29日、北町貫多は芝公園の一隅に佇んでいた−。私小説作家として師・藤澤清造に殉じた北町貫多の生涯を描く。真骨頂たる苛烈な“歿後弟子道”を主題に据えた3篇を収...
蝙蝠か燕か
蝙蝠か燕か
ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
2021年1月29日、北町貫多は芝公園の一隅に佇んでいた−。私小説作家として師・藤澤清造に殉じた北町貫多の生涯を描く。真骨頂たる苛烈な“歿後弟子道”を主題に据えた3篇を収録。『文學界』掲載を書籍化。【「TRC MARC」の商品解説】
2022年2月5日に急逝した著者の、読者からの熱烈な要望によって実現した未刊行小説集。
完結した小説としては著者最後の作品となった表題作をはじめ、著者の本領たる藤澤清造“歿後弟子”としての覚悟を扱った3篇を収録。
北町貫多30歳、地元に残された藤澤清造資料の調査に本腰を入れるため、東京の自室とは別に七尾に部屋を借りる(「廻雪出航」)。貫多31歳、七尾の部屋に清造の書簡を飾るため額装を依頼したが、思ってもいない仕上がりになる(「黄ばんだ手蹟」)。死の前年、53歳の貫多の姿を描く。ここ数年の自身を振り返り、“歿後弟子”の責を全うすべく新たなスタートを誓う(「蝙蝠か燕か」)。【商品解説】
収録作品一覧
廻雪出航 | 5−34 | |
---|---|---|
黄ばんだ手蹟 | 35−54 | |
蝙蝠か燕か | 55−158 |
著者紹介
西村 賢太
- 略歴
- 〈西村賢太〉東京都江戸川区生まれ。私小説作家。著書に「苦役列車」「瓦礫の死角」「一私小説書きの日乗」など。
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
紙の本
これで最後?
2023/02/07 18:21
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:井端隕石 - この投稿者のレビュー一覧を見る
これで最後?の作品集となるのであろうか。
できれば例の日記(一私小説書きの日乗)も出してもらいたいものだが。