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商品説明
陳腐な人間界をいかにして乗り越えるのか? 29歳で結婚、32歳で離婚。40代でサンタクロースのような男性と再婚したが、やがて夫は要介護状態、自身はリウマチとメンタルの病。老々介護・障々介護の日々を綴る。【「TRC MARC」の商品解説】
29歳で結婚、32歳で離婚。30代で独身女性の赤裸々な心情を描いた筆者は40代でサンタクロースのような男性と再婚。しかし、やがて夫は要介護状態に。筆者自身はリウマチとメンタルの病を抱え、「老々介護」「障々介護」の日々を送ります。
が、この本はいわゆる「闘病記」でないのが、面白いところ。筆者の望みは「人間界」を卒業すること。未来を「予言」するなど、一風変わったところはあるものの、親を看取り、夫を看取り、様々な団体に小銭を寄付し…と、非常にちゃんとした生活を送っています。夫とも強い信頼関係で結ばれていました。
筆者は文章の中で「こんな地球はもうごめんだ!」とさんざん愚痴っているのですが、読んでいると、なんだかうらやましくなるような、豊かな生活に感じられます。
「前向きに頑張れ」と言われることが多い世の中ですが、そんなプレッシャーに疲れた人には、著者の考え方・生き方が参考になるかもしれません。【商品解説】
目次
- 1 この家族という運命
- 2 サンタクロースさんに出会う運命
- 3 地獄の沙汰もやりくり次第の運命
- 4 いずれは死という運命
著者紹介
太田 一美
- 略歴
- 1953年広島県生まれ。29歳で結婚、32歳で離婚。プータローならぬプー花子生活が理想だが、現実が許さず、10社以上の職場で働く。20代でメンタルの病、40代でリウマチを発症。44歳でサンタクロースのような夫と再婚。夫が要介護になってからは、「老々介護」「障々介護」の日々を送る。2021年夫と死別。現在、人間界を卒業すべく修行中。1995年『ハイミス達の夜』(近代文芸社)を自費出版。
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