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- カテゴリ:一般
- 発売日:2023/03/14
- 出版社: 山川出版社
- サイズ:19cm/200,8p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-634-15216-8
読割 50
紙の本
始皇帝の愛読書 帝王を支えた書物の変遷
著者 鶴間 和幸 (著)
帝王学、戦略、政治を学び、不老不死へ思いを馳せる−。始皇帝が50年の生涯で、それぞれの時期に実に多様な書物をみずから必要として愛読していたことを明らかにする。【「TRC ...
始皇帝の愛読書 帝王を支えた書物の変遷
始皇帝の愛読書;帝王を支えた書物の変遷
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商品説明
帝王学、戦略、政治を学び、不老不死へ思いを馳せる−。始皇帝が50年の生涯で、それぞれの時期に実に多様な書物をみずから必要として愛読していたことを明らかにする。【「TRC MARC」の商品解説】
中国史上最初の皇帝となった秦の始皇帝。東方六国を平定し、天下統一を成し遂げた彼の覇業を支えたのは、数々の書物であった。
始皇帝は各種の書物とどのように出会い、どのように読んでいたのか。当時の書物の読み方を丹念に分析していくことで、彼が生涯のどの時期にどんなかたちで書物から影響を受けて政治を行ったのかが見えてくる。秦王即位の時期には帝王学を学び、六国との戦時には戦略を学び、統一後は統治を学び、そして、晩年は不老不死へ思いを馳せるに至る。現代の私たちも年齢に応じて読書傾向が変わるように、始皇帝自身もその生涯のそれぞれの時期に応じて必要とした書物のジャンルが変わっていった。
生涯を通して様々な書物から考えを取り入れて政治を行った聡明な帝王だった始皇帝だが、なぜ最晩年に焚書坑儒という事件を起こすに至ったのか。書物を通して、新たな視点で人間始皇帝の人生を見つめ直す。【商品解説】
著者紹介
鶴間 和幸
- 略歴
- 〈鶴間和幸〉東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。博士(文学)。学習院大学名誉教授。専攻は中国古代史。著書に「人間・始皇帝」「始皇帝の地下宮殿」など。
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法治一辺倒ではない始皇帝の姿
2023/06/01 14:38
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投稿者:ふみちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
「始皇帝の愛読書」というタイトルに惹かれた、著者は「焚書坑儒」という最晩年の事件から彼が法制文書だけを読んでいたという帝王像に結びつけるのは偏見だと訴える、法治一辺倒ではない彼の姿が見えてきた気がする