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虜囚の犬 元家裁調査官・白石洛 (角川ホラー文庫)
著者 櫛木 理宇 (著)
元家裁調査官の白石がかつて担当した少年・治郎が安ホテルで死体となって発見された。警察が彼の自宅を訪ねると、そこには監禁・虐待された女性が…。残酷な事件に隠された真実とは。...
虜囚の犬 元家裁調査官・白石洛 (角川ホラー文庫)
虜囚の犬 元家裁調査官・白石洛
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商品説明
元家裁調査官の白石がかつて担当した少年・治郎が安ホテルで死体となって発見された。警察が彼の自宅を訪ねると、そこには監禁・虐待された女性が…。残酷な事件に隠された真実とは。戦慄のサスペンスミステリ。〔2020年刊の加筆修正〕【「TRC MARC」の商品解説】
穏やかな日常を送る、元家裁調査官の白石洛(しらいし らく)は、友人で刑事の和井田(わいだ)から、ある事件の相談を持ち掛けられる。白石がかつて担当した少年、薩摩治郎(さつまじろう)。7年後の今、彼が安ホテルで死体となって発見されたという。しかし警察が治郎の自宅を訪ねると、そこには鎖につながれ、やせ細った女性の姿が。なんと治郎は女性たちを監禁、虐待し、その死後は「肉」として他の女性に与えていたという。かつての治郎について聞かれた白石は、「ぼくは、犬だ」と繰り返していた少年時代の彼を思い出し、気が進まないながらも調査を開始する。史上最悪の監禁犯を殺したのは、誰? 戦慄のサスペンスミステリ!【商品解説】
目次
- 目 次
- プロローグ
- 第一章
- 第二章
- 第三章
- 第四章
- 第五章
- エピローグ
- 解説 千街晶之
著者紹介
櫛木 理宇
- 略歴
- 1972年新潟県生まれ。2012年、『ホーンテッド・キャンパス』で第19回日本ホラー小説大賞・読者賞を受賞。瑞々しいキャラクターと読みやすい文章で読者モニターから高い支持を得る。同年、「赤と白」で第25回小説すばる新人賞を受賞し、二冠を達成。
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連鎖
2023/05/08 20:49
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投稿者:ゆかの - この投稿者のレビュー一覧を見る
暴力の連鎖、心身問わず暴力をうけた人は他者に暴力を振るうようになっていく…操られているような感じも強いけれど、どこかでその連鎖を断ち切らないと被害者はどんどん増えていく。
プロローグはおぞましい、けれどエピローグはなんだか切なさもありました。
グロあるしホラー文庫だけど、櫛木作品らしい内容でした。最高。