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読割 50
紙の本
お探し物は図書室まで (ポプラ文庫)
著者 青山 美智子 (著)
仕事や人生に行き詰まりを感じている5人が訪れた、町の小さな図書室。不愛想だけど聞き上手な司書さんが、思いもよらない選書と可愛い付録で人生を後押ししてくれて…。明日への活力...
お探し物は図書室まで (ポプラ文庫)
お探し物は図書室まで
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商品説明
仕事や人生に行き詰まりを感じている5人が訪れた、町の小さな図書室。不愛想だけど聞き上手な司書さんが、思いもよらない選書と可愛い付録で人生を後押ししてくれて…。明日への活力と希望が満ちてくる物語。【「TRC MARC」の商品解説】
2021年本屋大賞第2位!!
「お探し物は、本ですか? 仕事ですか? 人生ですか?」
仕事や人生に行き詰まりを感じている5人が訪れた、町の小さな図書室。彼らの背中を、不愛想だけど聞き上手な司書さんが、思いもよらない本のセレクトと可愛い付録で、後押しします。
自分が本当に「探している物」に気がつき、明日への活力が満ちていくハートウォーミング小説。【商品解説】
2021年本屋大賞2位!「お探し物は本ですか?人生ですか?」司書さんが本と付録で背中を後押しするハートウォーミング小説。【本の内容】
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紙の本
自分を見つけてあげる小説
2023/04/03 04:59
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:狐狼 - この投稿者のレビュー一覧を見る
不安な心や迷いのある時に読むと良い本。
不安な気持ちを優しく包み込んで、迷っている気持ちを後押ししてくれる。背中に寄り添い、背中を押してくれる小説とも言える。
そのどちらか、あるいはいずれでもないかは読み手の心情によって変わってくるとも言える。
何かが変わる。それは、大きい事かもしれないし、小さい事かもしれない。この小説は何かが変わる楽しみを見つけるキッカケで、その背中を優しく押す。
それがやけに心地よくて、出会えたことが思わず嬉しくなる。
不思議な小説だと思いながら、読み進めて読了した今。
「私は私をようやく見つけたようだ」と言わしめる小説でした。
心から作者の青山美智子さんに御礼申し上げます。
紙の本
ストーリー仕立ての良さと暗喩的な本のセレクト
2023/11/27 19:49
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:岩波文庫愛好家 - この投稿者のレビュー一覧を見る
京極夏彦『書楼 弔堂』と似たような感じです。『弔堂』は、登場人物が歴史上の作家ですが、本書は一般人です。従って、悩んでいる内容、或るいは想っている内容が読み手に親近感を湧かせています。
図書館司書の小町さんのキャラは強烈な為、ちょっと引いてしまいますが、キャラ立ての必要性を考えるなら、設定としてはアリでしょう。また、本書は5章の構成をとっており、5人の登場人物によるオムニバス形式をとっていますが、当章に出てくるサブキャラが前章若しくは前々章でのメインキャラだったりと、中々拘ったストーリー仕立てが良い感じです。加えて紹介される本が実在している点も良かったです。
年齢もバラバラ、性別も各々で、5通りの人生を垣間見る事が出来、どの人物が読み手にとって近いネタであるかを当て嵌め乍ら読み進められます。こういう図書室や本屋さんがあれば是非通いたいですが、現実はそうもいかず・・。
紙の本
感動
2023/06/14 19:33
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ヤマの山 - この投稿者のレビュー一覧を見る
手が止まらない。まだ若い私は自分のやりたい仕事を見つけて、それをやるのが一番良いと感じた。えっと思うような本の選びから予想とは違う形で話が展開していく。
電子書籍
5人
2023/04/08 08:11
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
様々な職業や人生を経験している五人の物語です。どれも、図書室にからんできます。読後感があたたかくなりました。ぜひ、悩んだいる人や、行き詰まって苦しんでいる人は、読んでください。オススメです
紙の本
やさしい時間
2023/04/20 08:32
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:マツモトキヨシ - この投稿者のレビュー一覧を見る
振り返ると悪人が一人も出てこない小説だなぁとしみじみする。
みんな苦しくて辛くて、でもそれを誰にも言えなくて。
実写化するならこの人は誰かなと考えながら読むのが楽しかったです。
紙の本
本が導くのではなく、自分で見つけ出す
2023/11/28 16:17
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:touch - この投稿者のレビュー一覧を見る
仕事や人生に様々な悩みを持った人々が、本を通して、自分を見つめ直していく連作短編集。
とある町のコミュニティハウスにある図書館。
ひょんなことから、ここを訪れ、司書の小町さゆりに本を薦められる。
一見、自分とは何の関係もないと思われた本だが、その本をきっかけに変わっていくという、まあよくある話。
でも、こういう話って、人の数だけ物語があるから、私は好きだ。
キーパーソンとなる小町さゆりは、基本、本を推薦するだけで、詳しい素性はあまり語られない。
物語の軸になるのは、5編のそれぞれの登場人物たち。
連作短編集だから、その後の話の中にもチョコっと出てくる。
それが、あたかも後日譚のようになっていて面白い。
紹介される本は、実際にある本だが、個人的には、あまり刺さらなかったかな。
でも、5編の登場人物たちには感情移入できたし、いい意味でとても軽く読むことができた。
本が彼らを導くのではなく、本を読んで自分で答えを見つけ出していくところが共感できたのかもしれない。
電子書籍
全5話の短編集
2023/11/20 23:30
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちーかま - この投稿者のレビュー一覧を見る
誰もが人生で壁にぶつかるが、壁と思っていることも実は自分の気持ち次第でなんとかなるものだよということを気付かせてくれる一冊。五話それぞれ主人公が違いながらもそれぞれの話に絡んで繋がっていくのも面白い
紙の本
こんな司書がいたら
2023/04/12 12:10
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:E司書 - この投稿者のレビュー一覧を見る
町の小さな図書館の風変わりな司書が悩みや迷いを抱えた5人に変わったレファレンスを行い人生のアシストを行う物語。5人の悩みはそれぞれ異なるが自分の本当に探しているものは何なのか気づいていく姿を5つのストーリーでまとめ、それぞれにわずかな接点を散りばめ読み応えの心地よさは良。司書が手渡す手作りの付録がユニーク。
紙の本
もう一ひねり欲しいです
2023/06/01 14:00
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Jung - この投稿者のレビュー一覧を見る
なかなか考えてあるなという一方で、何かしら物足りなさを感じました。もう一ひねりあるといいかと思います。