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商品説明
江戸時代後期の国学者・平田篤胤は、狂信的な国粋主義者か、神仙思想に没頭し魂の尊厳を問うた求道者か。民俗学はなぜ、国粋主義と親和性があるのか。カリスマ平田篤胤を多角的に解明し、ファシズムを問い直す。【「TRC MARC」の商品解説】
狂信的な国粋主義者か、神仙思想に没頭し魂の尊厳を問うた求道者か。
民俗学はなぜ国粋主義と親和性があるのか。
平田篤胤没後180年のいま、多角的な視点からカリスマ・平田篤胤に光をあて、ファシズムを問い直す挑戦的試み。
[目次より]
序章 狂信から共振へ【山下久夫】
Ⅰ 同時代との共振
第一章 『古史伝』の神代像と『香取志』『鹿島志』
――共振を求めて 【山下久夫】
第二章「気吹舎」の出版活動と在地の「知」
―――共振する伊豆国 【中川和明】
第三章 平田篤胤と近世仏教
――《排除》と《包括》 【森和也】
第四章 近世知識人の怪異認識と平田篤胤
――「天狗」理解をめぐって 【今井秀和】
第五章 『牛頭天王暦神辯』における吉備真備批判の意味
――篤胤と近世祇園社との共振【鈴木耕太郎】
第六章「玄学」という名付け
――ユニバーサルとパーソナル 【森瑞枝】
コラム①「一つの世界」のなかの平田篤胤
――比較神話学の夜明けと篤胤 【彌永信美】
Ⅱ 時代を超えた共振
第七章 篤胤のなかの中世
――その神学的方法に底流するもの 【小川豊生】
第八章 寅吉をめぐる冒険【三ツ松誠】
コラム②明治の平田家、平田胤雄と印行社 【相澤みのり】
第九章 柳田国男と「平田派」の系譜
――大国隆正と宮地厳夫に注目して 【渡勇輝】
第十章 平田国学とキリスト教 【齋藤公太】
第十一章 再生する平田篤胤
――世紀転換期の「神道史」叙述における「事実」と「想像」をめぐって 【木村悠之介】
コラム③平田篤胤と酒井勝軍の神代文字観
――「完全言語」として 【吉田唯】
第十二章 神仙・調息・ファシズム
―――平田篤胤と近代異端神道をめぐって 【斎藤英喜】
あとがき
執筆者略歴
【商品解説】
目次
- 序章 狂信から共振へ【山下久夫】
- Ⅰ 同時代との共振
- 第一章 『古史伝』の神代像と『香取志』『鹿島志』――共振を求めて 【山下久夫】
- 第二章「気吹舎」の出版活動と在地の「知」―――共振する伊豆国 【中川和明】
- 第三章 平田篤胤と近世仏教――《排除》と《包括》 【森和也】
- 第四章 近世知識人の怪異認識と平田篤胤――「天狗」理解をめぐって 【今井秀和】
- 第五章 『牛頭天王暦神辯』における吉備真備批判の意味――篤胤と近世祇園社との共振【鈴木耕太郎】
- 第六章「玄学」という名付け――ユニバーサルとパーソナル 【森瑞枝】
収録作品一覧
狂信から共振へ | 山下久夫 著 | 5−19 |
---|---|---|
『古史伝』の神代像と『香取志』『鹿島志』 | 山下久夫 著 | 23−46 |
「気吹舎」の出版活動と在地の「知」 | 中川和明 著 | 47−71 |
著者紹介
山下 久夫
- 略歴
- 〈山下久夫〉博士(文学)。金沢学院大学名誉教授。著書に「秋成の「古代」」など。
〈斎藤英喜〉佛教大学歴史学部教授。著書に「読み替えられた日本書紀」など。
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