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唐 東ユーラシアの大帝国 (中公新書)
著者 森部豊 (著)
618年に李淵が建国した唐は、国際色豊かな文化を生んだのち、遊牧勢力と流賊の反乱に圧され、907年に滅亡した。歴代皇帝の事績を軸に、対外戦争、経済、社会制度、宮廷内の権謀...
唐 東ユーラシアの大帝国 (中公新書)
唐―東ユーラシアの大帝国
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商品説明
618年に李淵が建国した唐は、国際色豊かな文化を生んだのち、遊牧勢力と流賊の反乱に圧され、907年に滅亡した。歴代皇帝の事績を軸に、対外戦争、経済、社会制度、宮廷内の権謀術数を活写する。【「TRC MARC」の商品解説】
六一八年、李淵(高祖)が隋末の争乱の中から、唐を建国。太宗、高宗の時代に突厥・高句麗を破り、最盛期を築く。武則天、玄宗の治世は国際色豊かな文化を生み、大帝国の偉容をほこった。安史の乱以降は宦官支配や政争により混乱し、遊牧勢力と流賊の反乱に圧され、九〇七年に滅亡した。本書では、歴代皇帝の事績を軸に、対外戦争、経済、社会制度、宮廷内の権謀術数を活写。東ユーラシア帝国二九〇年の興亡を巨細に描く。【商品解説】
中国古代の最後を飾る、「世界帝国」二九〇年の興亡を巨細に描く。政治史を流れに対外戦争、経済、社会制度、皇室の権謀術数を活写。【本の内容】
著者紹介
森部豊
- 略歴
- 〈森部豊〉愛知県生まれ。筑波大学大学院歴史・人類学研究科博士課程単位取得退学。博士(文学)。関西大学文学部教授。著書に「ソグド人の東方活動と東ユーラシア世界の歴史的展開」など。
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わくわくする通史
2023/05/12 08:36
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:qima - この投稿者のレビュー一覧を見る
隋や唐のいわゆる「中国」的漢人世界とゾグド、鮮卑、拓跋、突厥、契丹……などなど。多くの人たちが鮮やかに交錯する世界。おもしろいです。
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唐という国家を抱いた中国
2023/05/25 15:09
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:nekodanshaku - この投稿者のレビュー一覧を見る
中国史において唐の時代は、大きな関心事だった。日本の律令国家の手本になったのが唐であり、平安時代初期に空海・最澄ら遣唐使として渡海し、日本文化の礎のひとつを形成したことから、関心があった。本書によれば、安史の乱の前後で唐というユーラシア大陸国家は、変貌したようだ。多民族文化が開花した時代と争乱に満ちた時代とが存在し、それが日本の平安時代の次第に朽ち果てるように乱れる時代を誘引したようにも見える。地名と人名の読み方に、苦労して読み終えた。
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何と言っても唐帝国
2023/04/19 09:58
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ニッキー - この投稿者のレビュー一覧を見る
中国古代の大帝国と言えば、その存在期間と強力さ影響力などから唐帝国をあげねばならない。唐時代は、また中国文化の一時代でもある。本書は、そのような唐について、まるごと分かりやすく読める一冊である。