- カテゴリ:一般
- 発売日:2023/03/16
- 出版社: 岩波書店
- サイズ:20cm/239,11p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-00-061585-3
紙の本
ワクチン開発と戦争犯罪 インドネシア破傷風事件の真相
1944年8月、ジャカルタの収容所で、ワクチンを接種した「ロームシャ」が破傷風により多数死亡した。伝染性のない破傷風患者が、なぜ大量発生したのか。日本軍のワクチン戦略がも...
ワクチン開発と戦争犯罪 インドネシア破傷風事件の真相
ワクチン開発と戦争犯罪 インドネシア破傷風事件の真相
ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
1944年8月、ジャカルタの収容所で、ワクチンを接種した「ロームシャ」が破傷風により多数死亡した。伝染性のない破傷風患者が、なぜ大量発生したのか。日本軍のワクチン戦略がもたらした悲劇の真相を明らかにする。【「TRC MARC」の商品解説】
1944年8月、ジャカルタの収容所で、ワクチンを接種したロームシャが破傷風で多数死亡した。この謎の事件の背景には何があったのか。犯人として処刑されたインドネシア人医師、破傷風で命を落としたロームシャ、そして遥か離れた中国大陸で七三一部隊の人体実験に供された〈マルタ〉をつなぐ日本軍の謀略が、いま明らかになる。【商品解説】
目次
- はじめに
- 第Ⅰ部 つくられた破傷風ワクチン「謀略」事件
- 第1章 ロームシャ収容所の地獄絵――破傷風患者の大量発生――
- 1 事件の始まり――労務処理班からの緊急連絡(一九四四年八月六日)
- 2 日本軍の対応
- 3 汚染されたワクチン――ワクチン接種直後の惨事だった
- 4 初めてではなかった破傷風の集団発生
- 5 謀略事件と判定
著者紹介
倉沢 愛子
- 略歴
- 〈倉沢愛子〉コーネル大学Ph.D.取得。慶應義塾大学名誉教授。専門はインドネシア現代史。
〈松村高夫〉ウォーリック大学Ph.D.取得。慶應義塾大学名誉教授。専門はイギリス社会史・労働史・日本植民地労働史。
関連キーワード
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む