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商品説明
生きていることのすべてが装幀の素材になっていた−。15000点余の本を手がけた、稀代の装幀者が、本と装幀への思いを語り下ろす。2014年に行われた展覧会での講演、インタビュー、単行本未収録のエッセイなどを収録。【「TRC MARC」の商品解説】
生きていることのすべてが
装幀の素材になっていた。
一万五千点余の本を手がけた
稀代の装幀者が語り下ろした、
本と装幀への思い
「何かアイディアがなくても、菊地のところへもって行けばなんとかしてくれる」というのは、……反射板みたいな「菊地信義」なんです。当時、四十代半ばから五十代にかけてのころは、大袈裟にいえば、日々生きていることのすべてが装幀の素材になっていた。朝、銀座の松屋のショーウィンドウで見たものが即素材になったり、画廊で見た版画にインスピレーションを受けたり、特に意識していないものの、目に入ってくるモノすべてがどこかで手掛けている装幀に結びついてくる。それは自分が作る以前に、見えない小説の世界を見えるものにする装幀者として、あくまでも「見る人」だからなんです。(本書「裏のない紙 装幀余話」より)【商品解説】
目次
- 序 装幀の余白から
- Ⅰ 裏のない紙 装幀余話
- Ⅱ 単行本未収録エッセイ・対談
- 解説 水戸部功
- 解題
著者紹介
菊地 信義
- 略歴
- 〈菊地信義〉東京・神田生まれ。多摩美術大学中退。装幀者。1万5000冊以上の装幀を手がけた。著書に「樹の花にて」「菊地信義の装幀」など。
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