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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2023/03/22
  • 出版社: ミネルヴァ書房
  • サイズ:22cm/724,8p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-623-09484-4
  • 国内送料無料
専門書

紙の本

ヒトラーと第二次世界大戦 (MINERVA西洋史ライブラリー)

著者 栗原 優 (著)

ヒトラーの戦争目的を分析したうえで、第二次世界大戦の勃発から、独仏戦・独英戦を経て独ソ戦に至るまでを辿る。そしてその過程において、ヒトラーの理性と非理性が、いかに軍事力の...

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ヒトラーと第二次世界大戦 (MINERVA西洋史ライブラリー)

税込 11,000 100pt

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商品説明

ヒトラーの戦争目的を分析したうえで、第二次世界大戦の勃発から、独仏戦・独英戦を経て独ソ戦に至るまでを辿る。そしてその過程において、ヒトラーの理性と非理性が、いかに軍事力の形成と爆発に関わったかを解明する。【「TRC MARC」の商品解説】

本書は第二次世界大戦を「ヒトラーの戦争」 として捉える。ヒトラーの戦争目的の解明から、ミュンヘン会談とポーランド侵攻による第二次世界大戦の勃発、独仏戦から独英戦を経て独ソ戦に至る過程を辿る。この過程において、ヒトラーの理性と非理性が、軍事力の形成と爆発にいかにかかわり、衝突したかを歴史的具体的に分析することによって、第二次世界大戦を構造的に理解する。【商品解説】

目次

  • はじめに
  •  第一部 ヒトラーと第二次世界大戦の勃発
  • 第一章 ヒトラーの対外政策思想
  •  1 初期ヒトラーの政治思想
  •  2 ドイツ帝国主義の二つの道
  •  3 ヒトラー対外政策思想の形成

著者紹介

栗原 優

略歴
〈栗原優〉東京大学大学院社会学研究科国際関係論博士課程修了。神戸大学名誉教授。創価大学名誉教授。学術博士。著書に「ナチズム体制の成立」「第二次世界大戦の勃発」など。

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評価内訳

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紙の本

理性的・合理的意思決定v.非理性的・非合理的意思決定

2023/08/21 10:36

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:kapa - この投稿者のレビュー一覧を見る

「遠征読書」という読書スタイルがある。「本を読むためにする旅」とのことで、鉄道に乗って時間を気にせず車内での読書を目的に楽しむ旅である。思えば、通勤電車中の読書も「遠征読書」で、なぜか集中して本を読むことができたし、季節にあった冷暖房、そしてチコちゃんに叱られるが、心地よい揺れで、お母さんのおなかの中を思い出して読書の途中で熟睡してしまうこともあった。命に危険な暑さが続く今夏、冷房の効いた電車で少し足を延ばして近場の駅までプチ「遠征読書」をしている。そこに読みかけの本書を持ち込んだのが、重い。座って読めるが、持つだけでも難儀な大著である。著者は、日本でのナチス研究の第一人者の一人として、ナチス・ヒトラーに関する3冊の重量感と読み応えのある大著を上梓しており、本書はその4冊目で、やはりA5判750頁の大著。
まず、附章の研究史を読んだ。ヒトラー伝を読む場合に注意すべきことが整理されているが、それは著者の政治的・イデオロギー的な立ち位置、出版当時の政治環境によってヒトラー像が規定される、ということである。例えば、1970年代のフェストはヒトラーを偉大な政治家として保守層に訴えるものであり、また、20世紀末のカーショウは中道左派の立場でヒトラー個人の影響力を弱め、ドイツ社会から規定しようとする。その点日本人研究者による日本語の伝記は、海外の最新の研究成果を活用しつつ、政治的な立ち位置・時代環境を気にせず論じることができるだろう。
30年間社会の底辺で暮らした無名の男が、学歴も職歴も政治的キャリアの経験もなく、あっという間に独裁者に昇りつめた「出世物語」、そして政治家としてごく短期間に大衆運動を動員し、世界史的に見て重要な政治的決定を下し、かつてない規模の殺戮を犯すことができる無制限な権力を手に入れるが、最後は汚辱の中で愛人と自殺を遂げる「転落物語」と、ヒトラー伝記は大きく二部構成となるが、本書は「転落物語」を扱う。著者の自伝風のあとがきを読むと、「第二次世界大戦の勃発」で本書第一部にあたる部分を書いているので、続きを書いて著者60余年ドイツ史研究の集大成とするものである。
現在の研究では、ヒトラーは独自に目標に向かって行動する人間であることが強く認識され、その個人的な政治スタイル、政治戦略や意思決定が重視されている。筆者も「ヒトラーはヒトラーによってしか説明できない」というアプローチをとる。ヒトラーの「目標」が、ドイツ帝国主義を継承し、ソ連を征服して東方生存圏の確保と土地のゲルマン化であったとし、これが首尾一貫して理性的・合理的に追求した戦争目的であったとする。その目的達成のために、独裁者として、は彼の権力に不可欠な構成要素である「演出」という「特異な政治的能力」を動員して意思決定を行っていく(『アードルフ・ヒトラー ある独裁者の伝記』ハンス=ウルリヒ・ターマー2023)のだが、理性的・合理的な意思決定の一方で、非理性的・非合理的な意思決定もあったことを明らかにしていく。例えば、戦争勃発の動機は、ミュンヘン会談で受けた屈辱の報復であること、明白であった軍事力の劣勢の事実を無視したこと、そして独ソ戦モスクワ攻略失敗の時点で敗戦を覚悟し、以後は延命のために無駄な戦争を継続したとかである。節目となる戦闘では、理性的に考えるが結局は「一か八か」の「楽天的」「ギャンブル」となった。第二次世界大戦は徹頭徹尾「ヒトラーの戦争」だった。ここでは、カーショウの伝記上巻タイトル「傲慢」という表現が多く使われている。先行研究との連続性、そしてヒトラー個人を意識しているようである。

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2024/01/07 23:14

投稿元:ブクログ

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