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- カテゴリ:大学生・院生
- 発売日:2023/03/23
- 出版社: コロナ社
- サイズ:21cm/132p
- 利用対象:大学生・院生
- ISBN:978-4-339-04536-9
紙の本
エネルギー変換工学 (機械系コアテキストシリーズ)
著者 鹿園 直毅 (著)
熱力学を一度学んだ人や勉強し直したい人に向けて、高効率なエネルギー変換機器の設計やエネルギー利用を目指す上で、熱力学を使いこなすための基本的な考え方や実用的な意味に焦点を...
エネルギー変換工学 (機械系コアテキストシリーズ)
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商品説明
熱力学を一度学んだ人や勉強し直したい人に向けて、高効率なエネルギー変換機器の設計やエネルギー利用を目指す上で、熱力学を使いこなすための基本的な考え方や実用的な意味に焦点を絞り解説する。演習問題も収録。【「TRC MARC」の商品解説】
エネルギー変換の基礎となる学術は熱力学ですが,熱力学については苦手意識を感じている人も多いのではないでしょうか。いきなり抽象的な概念や状態量などが天下り的に数多く出てきたり,難しい数式が展開されていたりすることが,多くの人に熱力学が難解だと感じさせる理由ではないかと思います。ただし,エンタルピーやエントロピーなどが導入されたのはそれなりの背景や理由があり,その動機や視点は非常にシンプルです。自分が実際に冷凍サイクルや燃料電池の設計に関わった経験からも,なぜエンタルピー,エントロピー,ギブス自由エネルギーといった状態量が導入されたのか,そしてそれらがいかに便利なのか,これらを知ることが理解の近道だと考えます。
本書は,大学の学部等で熱力学を一度学んでエンタルピーやエントロピーなどの名前はもちろん知ってはいるものの,それらを使いこなしてエネルギー機器を設計することなどについて,今一つ自信が持てない大学院の学生やあらためて勉強し直したいと思っている設計者の方々等を対象に執筆しました。本書とすでにお持ちの基礎的な熱力学の教科書とをセットで,ぜひ熱力学の実用的な意味を理解していただき,将来のエネルギー機器の研究開発に活かしていただければ幸甚です。【商品解説】
目次
- 1章 「仕事」と「熱」の総量
- 1.1 概要
- 1.2 定圧の閉じた系
- 1.3 定常流動系
- 1.4 膨張仕事(絶対仕事)と工業仕事
- 1.5 非膨張仕事
- 演習問題
- 2章 「仕事」と「熱」の内訳
- 2.1 概要
- 2.2 可逆プロセスにおける仕事と熱の識別
著者紹介
鹿園 直毅
- 略歴
- 〈鹿園直毅〉東京大学大学院工学系研究科博士課程修了(機械情報工学専攻)。博士(工学)。同大学生産技術研究所教授。
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