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- カテゴリ:一般
- 発売日:2023/04/20
- 出版社: 小学館
- サイズ:20cm/252p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-09-389113-4
読割 50
紙の本
祖母姫、ロンドンへ行く!
著者 椹野 道流 (著)
「イギリスに行きお姫様のような旅をしたい」という祖母と、孫娘が2人きりでロンドン旅行へ! 凸凹血縁コンビが過ごした宝石のような日々を描く。『ステキブンゲイ』連載を加筆修正...
祖母姫、ロンドンへ行く!
祖母姫、ロンドンへ行く!
03/21まで通常1,584円
税込 1,109 円 10ptワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
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商品説明
「イギリスに行きお姫様のような旅をしたい」という祖母と、孫娘が2人きりでロンドン旅行へ! 凸凹血縁コンビが過ごした宝石のような日々を描く。『ステキブンゲイ』連載を加筆修正、大幅な書き下ろしを加えて単行本化。【「TRC MARC」の商品解説】
祖母と孫娘の、笑って泣ける英国珍道中!!
正月の親戚の集まりで英国留学の思い出話を披露した孫娘(著者)に、祖母が「一度でいいからロンドンに行きたい、お姫様のような旅をしたい」と告げたことから、一族総出で支援する5泊7日の豪華イギリス旅行が決定! だが、そもそも著者が留学で培ったのは「行き当たりばったり体力勝負の低コスト海外滞在」ノウハウで、高齢の祖母をお姫様のようにもてなす旅とは真逆のスキルだ。資金面こそ親族の全面フォローがあるが、慣れないツアコン(秘書)役を任命された孫娘の心には不安しかない。
しかし、いざ現地に到着してみれば……大英博物館、ロンドン塔、ハロッズにフォートナム&メイソン、ロンドン三越にオリエント急行、5つ星ホテルのおもてなし、そして憧れのアフタヌーンティー……初めての祖母とのふたり旅は、楽しみもトラブルも山盛りで毎日が刺激的だ。果たして著者=《秘書孫》は、強くてキュートな《祖母姫》を満足させることができるのか?
頑固で優雅な祖母姫の名言続出! 底抜けにおもしろく、やがてホロリとする――著者がまだ「コムスメ」だった頃の、「自己肯定感」にまつわる極上エッセイ!!
【編集担当からのおすすめ情報】
「ステキブンゲイ」でのWeb連載「晴耕雨読に猫とめし」内で、読者から絶大な支持を受けた「自己肯定感の話」――実体験をもとにした回想型エッセイでありながら、フィクション小説以上に波瀾万丈で笑って泣けるストーリーが、単行本のための大幅書き下ろしを加えてついに1冊に!
カバー装画は、『90歳セツの新聞ちぎり絵』で話題の、超絶センスのおばあちゃん・木村セツさんが担当。「祖母と孫」のお話にふさわしい新聞ちぎり絵(クロテッドクリームと苺ジャムのせスコーン)が目印となります。
2023年夏「月刊少年シリウス」で漫画連載も開始予定です。
【商品解説】
著者紹介
椹野 道流
- 略歴
- 〈椹野道流〉「人買奇談」で第3回ホワイトハート大賞エンタテイメント小説部門の佳作受賞。著書に「最後の晩ごはん」「時をかける眼鏡」など。
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紙の本
映画化してもいいくらいの話
2023/08/19 11:35
7人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:S910 - この投稿者のレビュー一覧を見る
著者の若かりし頃、英国への留学経験があり英語が喋れることから晩年の祖母の「一度でいいからイギリスへ、お姫様みたいな旅がしたい」という要望を親戚一同で叶えることになった思い出の実録エッセイ。
足を悪くしても杖を持つなんて格好悪いことをしたくない。
認知症になりかけてもそんな風に誇り高く自己肯定感の強い祖母との大変な二人旅。
ファーストクラスでCAに学んだホスピタリティ精神や、一流ホテルのバトラーとドアマンの思いやり溢れるエピソードにうっかり涙が出てしまった。
事実は小説より奇なりじゃない?
ティムかっこよ!!
「自分を信じて努力して、その結果生まれるのが、自信よ」というお祖母様の経験に裏打ちされた言葉が良かった。
それから、本当なら業務外のサービスでドラマティックな思い出をくれた最高のバトラーティムの「恋愛は必ずしも、人間関係の頂点にあるものではありません」も良い言葉だと思うし、お祖母様の好意に対してティムが返した「お姫様」への紳士礼も最高だったのでは。
もはや物語でしょ!
とても掘り出し物でした。
電子書籍
時々吹き出すので、人前では読みにくい本
2023/11/14 01:43
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:KeiM - この投稿者のレビュー一覧を見る
ロンドン五つ星ホテルの泊まる祖母姫と、そのコンパニオンの話
コンパニオンというのか秘書というのか侍女というのか。
とにかく祖母のイギリス旅行に軽い気持ちで同行した著者、空港から飛行機、ホテルにロンドンとひたすら振り回される話。
ただ祖母も体力に限界があるから昼寝に夜寝、睡眠は深い。この隙を縫って秘書はお忍びでロンドン、イギリスの町をめぐる。
何よりおばあちゃんが魅力的。威厳があって尊大で、要求が明確。一生に一度になるだろうロンドンをでやりたいことはすべてこなす。ゴージャスな買い物、ひとつひとつこだわりを持って選ぶ。英語よりも関西弁が達者なのに、プロフェッショナルな英国店員に、通訳抜きで商品をご所望する。
身内と旅行したら、数日もすると険悪になる瞬間もあって当たり前と思うのだが著者は耐えた。心の中で突っ込む声は一言も祖母の前では発されなかった。そのストレスはすべて祖母が寝た後に発散される!?
ファーストクラスに五つ星ホテル、豪華な旅は親戚一同のプレゼント、そこに添えられたお付きの娘。一流のホテルマンたちの働く舞台裏も垣間見られて、一風違うロンドン、イギリスの旅がつづられていた。
電子書籍
エッセイ
2024/02/04 11:14
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Sota - この投稿者のレビュー一覧を見る
食シリーズが好きで、この作家さんの本を読み始めました。
だから、これがエッセイと知って、少しがっかりしました。
ただ、楽しく読めました。
祖母の言葉が、誰にとっても教訓となり得るようなことで、身に染みました。
紙の本
感動しました
2023/11/11 17:21
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:みらい - この投稿者のレビュー一覧を見る
タイトルからロンドン旅行記の感覚で買ったのですが、感動的な小説のようにほろりとしました。自分の祖母のことを思い出しました。
電子書籍
羨ましい一族結束の愛
2023/05/06 07:42
5人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:M★ - この投稿者のレビュー一覧を見る
祖母の「ロンドンへお姫様みたいな旅をしてみたい」という願いを
一族が結束してお膳立てをして孫娘と一緒に送り出す。
こういう祖母孝行、が実行できたことに、羨望の念を込めて読んだ。
私の場合、親に旅行をプレゼントの計画したけど、
オタオタしているうちにまにあわなかったし、
後悔や色々な想いが渦巻く、愛と笑いに満ちた一冊だった。
紙の本
抱腹絶倒と人生の教え
2023/11/22 19:22
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:kochimi - この投稿者のレビュー一覧を見る
老婦人と孫娘のロンドン珍道中。
出入国のすったもんだから帰国の航空会社専用ラウンジまで、
軽妙なタッチで綴られ抱腹絶倒!
格式あるホテルに働く人のホスピタリティに感銘を受け、
ビッグボリュームの食事事情に胃が痛くなる中
印象的だったのは、
祖母姫様の矜恃の源と、謙虚と卑下の明快な違い。
とにもかくにも人生努力、まだまだがんばらなくっちゃ。
紙の本
タイトルに惹かれて
2023/08/20 22:25
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぽんぽん岩 - この投稿者のレビュー一覧を見る
祖母姫ってなにかな?とあらすじ確認したら、もー面白い。
出てくる人が魅力的。なんせ祖母「姫」が満足する旅行なので豪華、そしてCAさんやバトラーなどかかわる人達も素敵。椹野さんが祖母の為に周りの方から学ぶ姿勢も頭が下がる。
祖母、椹野さん、ご家族、みんなのための旅行になってて楽しくも少し切なく読了。