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商品説明
栗ごはん出てお開きとなる法事 早乙女の泥より出でて授乳かな 日盛りや来る子を待ちて裏木戸に 七つ星とんで落すな天道虫 俳句人生の「思い出」となる174句を掲載した第3句集。【「TRC MARC」の商品解説】
◆第三句集
この句集には、子どもたちの勧めもあり、私の俳句人生の「思い出」
となる百七十四句を掲載しました。第一句集、第二句集を始め、様々な
句会などでご評価いただいた作品をまとめたもので、子、孫、曾孫に目
を通してもらいたい句を選びました。
(あとがきより)
◆内容紹介
校名を縫ひし袴や弓始
崩れ去る渦潮を追ひ春鷗
捕虫網買はれて直ぐに風孕む
天に闇返して花火終はりたり
皺々の中に象の眼秋暑し
稲刈機峡の隅々まで響く
手応へのなきもの押へ落葉籠
日の匂ひさせ野遊びの子が戻る
蝶来ては去る牛小屋の明り窓
待つ人のなきバス停や余花の雨【商品解説】
著者紹介
山口 一世
- 略歴
- 昭和2年 三重県生まれ
昭和22年 帝国女子医学薬学専門学校 薬学科卒業(現東邦大学)
昭和37年 「天狼」入会、その後、同人
昭和53年 「狩」入会、その後、同人
昭和57年 「樅」入会、その後、同人、平成5年退会
平成10年 第一句集『雛の灯』上梓
平成18年 三重県知事賞受賞
平成21年 第二句集『色鳥』上梓
平成31年 「香雨」入会、その後、同人
俳人協会会員、三重県俳句協会会員、星河俳句会会員
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