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商品説明
伊能忠敬に先んじて北日本の地図をつくった堀田仁助。幕命により天文学の知識を駆使して沿岸図を作り上げた地理学者の軌跡を、現地踏査を重ねて克明に記す。『山陰中央新報』連載を加筆し書籍化。【「TRC MARC」の商品解説】
江戸時代に伊能忠敬よりも早く蝦夷地(北海道)の土地を測量し、地図を作った津和野藩
士・堀田仁助の生涯を追った一冊。類い希な天文学、算学の素質が評価され、幕府の暦作
御用(天文方)として出仕した堀田仁助は1799年、西洋式測量技術を基にした北日本
の地図を制作。翌1800年に蝦夷地の測量を行った伊能忠敬も、堀田に影響を受けたと
される。80代で帰藩後は、家塾で数学を教え、地域の教育文化の発展にも寄与したが、
これまできちんとした評伝はなく、仕事の詳しい分析も行われてこなかった。著者の神英
雄氏は、現地踏査を重ねて堀田の軌跡をたどり、2021年4月から22年5月まで計6
1回にわたり山陰中央新報紙上に連載。書籍はこの連載を大幅に加筆修正して刊行する。【商品解説】
目次
- 第1章 若き日の堀田仁助
- 第2章 蝦夷地の緊張
- 第3章 東北地方沿岸を測る
- 第4章 幕府直轄地を測る
- 第5章 ミツイシから松前までを測る
- 第6章 堀田仁助と伊能忠敬
著者紹介
神 英雄
- 略歴
- 1954(昭和29)年10月青森県八戸市生まれ。1982年3月龍谷大学大学院
修了。地域文化研究所代表の傍ら、龍谷大学講師・NHK大阪文化センター講師・
種智院大学講師ほか兼任。2000(平成12)年より2015年3月まで石正美術館と浜田市世界こども美術館で学芸員を勤め、同年4月より2020(令和2)年3月まで安来市加納美術館館長。現在同館参与。宮城学院女子大学客員研究員、中国新聞文化教室講師、山陰中央新報文化センター講師兼任。主な著書は、『柿本人麻呂の石見』(自照社出版、2010年)、『妙好人と石見人の生き方』(自照社出版、2013年)、『石見と安芸の妙好人に出遇う―人生の旅人たち―』(自照社出版、2015年)、『三浦義武 缶コーヒー誕生』(松籟社、2017年)など。専門は歴史地理学・地域学。
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