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- カテゴリ:研究者
- 発売日:2023/05/16
- 出版社: 以文社
- サイズ:20cm/497p
- 利用対象:研究者
- ISBN:978-4-7531-0375-1
- 国内送料無料
紙の本
〈消費者〉の誕生 近代日本における消費者主権の系譜と新自由主義
著者 林 凌 (著)
戦後の生活協同組合を支える論理を生み出した賀川豊彦、流通行政の礎を築いた向井鹿松らの戦前・戦中期の思想=活動に肉薄。近代日本に通底する社会改良主体/庇護対象としての〈消費...
〈消費者〉の誕生 近代日本における消費者主権の系譜と新自由主義
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商品説明
戦後の生活協同組合を支える論理を生み出した賀川豊彦、流通行政の礎を築いた向井鹿松らの戦前・戦中期の思想=活動に肉薄。近代日本に通底する社会改良主体/庇護対象としての〈消費者像〉を掘り起こす。【「TRC MARC」の商品解説】
〈消費者〉は社会を変えられるのか?
戦後消費社会の出現とともに語られる〈消費者〉は、戦前期からすでに知識人の構想のなかに蠢いていた。
戦後の生活協同組合を支える論理を生み出した賀川豊彦・奥むめお・本位田祥男、流通行政の礎を築いた向井鹿松・谷口吉彦・福田敬太郎らの戦前・戦中期の思想=活動に肉薄し、近代日本に通底する社会改良主体/庇護対象としての〈消費者〉像を掘り起こす。
これまで黙殺されてきた/にも関わらず私たちの生を根底から規定する、消費者主権の思想史。
【商品解説】
目次
- 序論
- 一 問題の所在
- 二 先行研究の検討
- 三 本書の意義
- 第一章 〈消費者〉言説の分析の方法
- 一 英語圏における消費者主権の系譜
- 二 近代日本における消費者主権の系譜の同定
- 三 消費者概念とほかの概念との結びつきを捉えること
- 四 本書の構成と分析資料体の設定
- 第二章 近代日本における消費者概念の受容過程
著者紹介
林 凌
- 略歴
- 〈林凌〉東京大学大学院学際情報学府博士課程単位取得退学。博士(社会情報学)。日本学術振興会特別研究員(PD)。専門は消費社会論、歴史社会学。
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