「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
- カテゴリ:一般
- 発売日:2023/03/28
- 出版社: PHP研究所
- サイズ:19cm/435p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-569-85480-9
読割 50
紙の本
ユーラシアの自画像 「米中対立/新冷戦」論の死角
著者 川島 真 (編),鈴木 絢女 (編),小泉 悠 (編),池内 恵 (監修)
「米中冷戦」「米中競争」論では見落とされがちな、ユーラシアの広大な空間の、相互にかけ離れた固有の歴史と政治を持つ諸国家と諸勢力の主体性について、第一線の研究者たちが明解に...
ユーラシアの自画像 「米中対立/新冷戦」論の死角
ユーラシアの自画像
ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
「米中冷戦」「米中競争」論では見落とされがちな、ユーラシアの広大な空間の、相互にかけ離れた固有の歴史と政治を持つ諸国家と諸勢力の主体性について、第一線の研究者たちが明解に論じる。全17編の事例研究を収録。【「TRC MARC」の商品解説】
ロシアのウクライナ侵攻で明らかになった自由・民主主義国家と権威主義国家の角逐、すなわち「米欧」VS「中ロ」新冷戦という構図。
しかし、「米中『対立』に基づく世界観や先進国の視線だけで、現在の世界が捉え切れるものだろうか。
第一に、非民主主義国を『権威主義体制』諸国としてまとめて理解し、民主主義国との『異質性』を強調するあまり、ロシアや中国などといった国は『合理的な選択ができない』専制主義の国と非難するにとどまり、彼らがどのような世界認識や価値に基づいて政策判断をしているのかが見えなくなる可能性があろう。
第二に、先進国とともに中国やロシアなどを主語として、開発途上国は『客体』として描かれることが多い。だが、むしろ新興国や開発途上国を主語として、なぜ彼らが時には中国なり、ロシアなりを選ぶのかという視点こそが重要なのではないか。またその際にはそれぞれの国が先進国、そして中国やロシアへの政策をいかにして決めているのかを、その内在的なコンテキスト、国内政治のありようなどから理解することが必要になるだろう」(本書「序章」より抜粋)。
「『米中冷戦』『米中競争』論では見落とされがちな、ユーラシアの広大な空間の、相互にかけ離れた固有の歴史と政治を持つ諸国家と諸勢力の主体性」(同「まえがき」)を現在、日本のアカデミズムで第一線に立つ研究者たちが明解に論じる。【商品解説】
著者紹介
川島 真
- 略歴
- 〈川島真〉東京大学大学院総合文化研究科教授。著書に「中国のフロンティア」など。
〈鈴木絢女〉同志社大学法学部教授。著書に「〈民主政治〉の自由と秩序」など。
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む