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商品説明
元小倉藩士、国学者で歌人の佐久間種著「果園雑咏百首」の全文、佐久間種が編纂・浄書した「廣江立枝子遺稿呉機」より百首、「小倉六歌仙五十首和歌集」より各人十首ずつを抽出し、翻刻掲載する。【「TRC MARC」の商品解説】
時代を超えた愛を伝え,見事な相聞を成す作品群
もののふの心と歌の道
文久元(1861)年,立枝子危篤の報に種は旅先より急ぎ帰郷,以後,4人の子を育てつつ,亡き妻の遺稿を編纂・浄書,自身の『果園雑咏百首』を上梓した後,明治25(1892)年に没する──。これまで研究論文で一部しか紹介されていない佐久間種の『果園雑咏百首』と、立枝子の「遺稿 呉機(くれはた)」を初めて翻刻し紹介、その事績を辿る。
佐久間種─ことのはも及ばぬ春の明ぼのにかすみてにほふ山ざくらかな
(『果園雑咏百首』より)
立枝子─いかで君そのふの花にいそがるるこころをくみてはやか減りませ
(「廣江立枝子遺稿 呉機 下」より)
【商品解説】
目次
- 序[山本武弘]
- 凡 例
- 果園雜咏百首 全
- もののふの心と歌の道 『果園雑咏百首』に寄せて
- 『果園雑咏百首』との出会い/種先生/種の生い立ち
- 種の結婚/立枝子の生い立ち/京への舟旅
- 住まいつぎつぎに/八屋三本松、松岡山へ
- 「すずしきかたへゆくぞうれしき」/松岡山を去る
著者紹介
藤井 悦子
- 略歴
- 1942年,福岡県築上郡上毛町に生まれる。1960年,大分県立中津南高等学校卒業。1980年,くろつち短歌会入会。会誌『藍』に作品発表。著書に『豊前国三十三観音札所めぐり─歴史と心の旅路』(花乱社,2014年)がある。福岡県豊前市在住。
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