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ポスト新自由主義と「国家」の再生 左派が主権を取り戻すとき
著者 ウィリアム・ミッチェル (著),トーマス・ファジ (著),中山 智香子 (監修),中山 智香子 (訳),鈴木 正徳 (訳)
左派退潮の分岐点はどこにあったのか? 左派を再興することは果たして可能なのか? 国家主導の新自由主義プロジェクトに対して、左派が取り得る道は「国家」を取り戻す、その在り方...
ポスト新自由主義と「国家」の再生 左派が主権を取り戻すとき
ポスト新自由主義と「国家」の再生:左派が主権を取り戻すとき
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商品説明
左派退潮の分岐点はどこにあったのか? 左派を再興することは果たして可能なのか? 国家主導の新自由主義プロジェクトに対して、左派が取り得る道は「国家」を取り戻す、その在り方にある。MMTの旗手による左派再興論。【「TRC MARC」の商品解説】
左派の退潮が言われて久しい。
世界中が新自由主義に覆われ、格差や貧困がクローズアップされたにもかかわらず、左派への支持は広がらなかった。
いや、むしろ左派への風当たりはより強くなったと言えるかもしれない。一方、右派や極右はますます支持基盤を拡大しているように見える。
左派退潮の分岐点はどこにあったのか? 左派を再興することは果たして可能なのか?
「左派を再び偉大に」することを狙う本書は、この問いに正面から答える。
1970年代、先進資本主義国では資本の収益性が劇的に低下していた。危機感を抱いた支配層は、福祉国家下の「階級的妥協」を棚上げして露骨な階級闘争を仕掛ける。
新自由主義的な再構築で起こったことは、決して国家の「衰退」や「空洞化」ではなく、〈脱民主化〉による国家主権の権威主義化だったのだ。
「国家の死」を寿いだ左派はここを大きく見誤ってしまった。そして、40年にわたり支配層から仕掛けられた階級闘争によって周縁化され、収奪された人々は極右運動に引き寄せられていった……。ポスト新自由主義世界を見通す左派再興の処方箋。【商品解説】
著者紹介
ウィリアム・ミッチェル
- 略歴
- 〈ウィリアム・ミッチェル〉豪ニューカッスル大学教授。
〈トマス・ファシ〉ライター、ジャーナリスト、コラムニスト。
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