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- 発売日:2023/04/01
- 出版社: 海鳥社
- サイズ:A4/226ページ
- ISBN:978-4-86656-140-0
- 国内送料無料
紙の本
消化器外科手術 合併症0を目指して 熊本大学消化器外科学の取り組み
著者 馬場 秀夫 (監修),吉田 直矢 (編),美馬 浩介 (編),小川 克大 (編),江藤 弘二郎 (編),小澄 敬祐 (編),宮田 辰徳 (編)
近年、多くの消化器外科手術で手術死亡が減少した一方で、術後合併症は増加傾向にあります。この理由として、患者の高齢化と併存疾患の増加が挙げられています。手術方法、周術期管...
消化器外科手術 合併症0を目指して 熊本大学消化器外科学の取り組み
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商品説明
近年、多くの消化器外科手術で手術死亡が減少した一方で、術後合併症は増加傾向にあります。この理由として、患者の高齢化と併存疾患の増加が挙げられています。手術方法、周術期管理の進歩にもかかわらず合併症が増加しているという事実は、社会環境の変化に応じて今後も手術をさらに進化させていく必要があることを示しています。これまで多くの消化器癌手術において、術後合併症が独立した予後不良因子になることが報告されていることから、合併症の減少と重症化予防が、癌の予後改善の観点から重要な課題と考えます。
本書では、当科での経験を基に、様々な解析によって得られた合併症の予測・予防・対策に関してまとめたエビデンスを臓器ごとに編集しました【商品解説】
目次
- ▶︎医療安全
- ▶食道
- 食道癌術後の呼吸器合併症のリスク因子は何か?
- 術前に十分な期間禁煙することは食道切除術後の合併症軽減に貢献する
- 手術入院時の呼気中のCO濃度は禁煙のウソ発見器であり、高値の症例では食道癌術後の重症合併症が多く発生する
- CONUTスコアによる術前の低栄養状態は食道癌の術後合併症と関連する
- 食道切除術前のサルコペニアは術後の呼吸器合併症を増加させる
- 食道癌術前化学療法中の体組成の変化は術後合併症と関連する
- スクリーニングCTにおける無症候の気道内喀痰像は食道切除術後の肺炎のリスクである
著者紹介
馬場 秀夫
- 略歴
- 熊本大学病院 病院長
熊本大学大学院 消化器外科学 教授
熊本大学医学部卒業。九州大学医学部第二外科入局。アメリカテキサス大学留学、国立病院九州がんセンター消化器外科医長、九州大学大学院助教授、熊本大学大学院消化器外科学教授、副病院長、副研究部長を経て2021年から現職。副学長を兼務する。
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