読割 50
紙の本
52ヘルツのクジラたち (中公文庫)
著者 町田そのこ (著)
【本屋大賞(2021年)】自分の人生を家族に搾取されてきた女性・貴瑚と、母に虐待され「ムシ」と呼ばれた少年。孤独ゆえ愛を欲し、裏切られてきた彼らが出会う時、新たな魂の物語...
52ヘルツのクジラたち (中公文庫)
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商品説明
【本屋大賞(2021年)】自分の人生を家族に搾取されてきた女性・貴瑚と、母に虐待され「ムシ」と呼ばれた少年。孤独ゆえ愛を欲し、裏切られてきた彼らが出会う時、新たな魂の物語が生まれる−。【「TRC MARC」の商品解説】
2021年本屋大賞第1位。待望の文庫化。
52ヘルツのクジラとは、他のクジラが聞き取れない高い周波数で鳴く世界で一匹だけのクジラ。何も届かない、何も届けられない。そ
のためこの世で一番孤独だと言われている。
自分の人生を家族に搾取されてきた女性・貴瑚と、母に虐待され「ムシ」と呼ばれる少年。孤独ゆえ愛を欲し、裏切られてきた彼らが出会い、新たな魂の物語が生まれる――。
〈解説〉内田剛【商品解説】
著者紹介
町田そのこ
- 略歴
- 町田そのこ
一九八〇年生まれ。福岡県在住。
「カメルーンの青い魚」で、第15回「女による女のためのR-18文学賞」大賞を受賞。二〇一七年に同作を含む『夜空に泳ぐチョコレートグラミー』でデビュー。他の著作に「コンビニ兄弟―テンダネス門司港こがね村店―」シリーズ(新潮社)、『うつくしが丘の不幸の家』(東京創元社)などがある。本作で二〇二一年本屋大賞を受賞。
近著に『星を掬う』(中央公論新社)、『宙ごはん』 (小学館)、『あなたはここにいなくとも』(新潮社)。
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紙の本
寂しい
2023/05/29 15:48
5人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ママさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
みんなホントはひとりぼっちで寂しいのですね。
でも、その寂しさや悲しさが力になる時があるんだって、勇気を頂きました。
紙の本
本屋大賞
2023/08/23 22:14
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:マンゴスチン - この投稿者のレビュー一覧を見る
クジラ「たち」なのが良い。
声なき辛い声に気付けるのは、自らもそれ相応の痛みを知っているからだということ。痛みは負い目だけでなく優しさと強さも与えてくるものだということ。
2年後の物語は読みたいような読みたくないような。とにかく幸あれ
紙の本
雁字搦めのひとたち
2023/07/31 01:07
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:イシカミハサミ - この投稿者のレビュー一覧を見る
人は生きているといろいろな代名詞に置き換わっていく。
産まれたときは「赤ちゃん」
育って「子ども」
「中学生」「思春期」「母」「課長」
それぞれに世間の思う“らしさ”があって、
それぞれに自身の思う“りそう”があるのかもしれない。
この作品に出てくるひとたちは皆、なにかの代名詞に囚われているように見える。
いちど全てを脱ぎ捨ててぶつからないと見えてこないものが絶対ある。
誰の味方にもなれないけれど、
誰もを応援してしまうような作品でした。
電子書籍
流石、本屋大賞受賞作
2023/07/31 10:56
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:奈良の本読み - この投稿者のレビュー一覧を見る
作品タイトルが、見事にストーリの中に織り込まれ、流石、本屋大賞受賞作という感想です。
現代の社会問題の一つの大きなテーマも、作品中に取り上げられており、非常に素晴らしい作品と思います。
紙の本
人のために。。。。
2023/06/21 16:39
3人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:deka - この投稿者のレビュー一覧を見る
この本が本屋大賞を受賞した時から文庫本になるのを待っていた。
主人公よりアンさんが気になって気になって仕方なく読み進めた。
自分はアンさんのようにはならなかったけれど性別に納得しているかといえばそうではないかもしれないが、今まで自分は周囲から色々助けてもらってきて幸せに生きてきたけれど人のために何かできているのか。。。考えさせられた本だった。
紙の本
読んでいて辛かった
2023/06/25 10:53
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
虐待がひどすぎたので……。ここまでしなくても、と、思いましたけど、女性だって、生んだ子供を愛せず憎む人は、けっこういるようですね。貴瑚だってひどい家族で本当にかわいそう。タイトルが意味深。
紙の本
文庫化されたので、買ってみたけれど
2023/06/24 16:04
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:みえ - この投稿者のレビュー一覧を見る
虐待の話が受け入れ難く、不快だった。
離婚や義父、ありきたりな設定。
キナコが、何故かもてキャラで、「自分のせいで、ごめんなさい…」というのもウザかった。その割に、村中と呼び捨てにしたり、タメ語なのも変。
アンさんやまわりのお友だち、人のことで一生懸命なのが、あまりに極端で???だった。
登場人物の全員に、肩入れできない。