- カテゴリ:一般
- 発売日:2023/06/27
- 出版社: PHP研究所
- サイズ:20cm/445p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-569-85486-1
読割 50
紙の本
パシヨン
著者 川越 宗一 (著)
【中央公論文芸賞(第18回)】司祭になるためローマへ、そして禁教下の日本へ。小西行長の孫・マンショの人生を軸に、“受難(パシヨン)の時代”を生きる者たちの魂の叫びを描いた...
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商品説明
【中央公論文芸賞(第18回)】司祭になるためローマへ、そして禁教下の日本へ。小西行長の孫・マンショの人生を軸に、“受難(パシヨン)の時代”を生きる者たちの魂の叫びを描いた歴史小説。『河北新報』等掲載に加筆修正し単行本化。【「TRC MARC」の商品解説】
受難(パシヨン)を越えて、求めよ、自由を――。
『熱源』で直木賞を受賞した著者による、新たな到達点!
禁教下における“最後の日本人司祭”となった小西マンショの人生を軸に、異文化同士の出会いと摩擦、争いの中での“希望”を描いた圧巻の歴史小説。
キリシタン大名・小西行長の孫で、対馬藩主・宗義智の子として生まれた彦七(のちの小西マンショ)の運命は、関ヶ原の戦さによって大きく変わった。離縁された母・マリヤとともに彦七は長崎へ。キリシタンへの迫害から逃れてきた、小西家の遺臣らの世話になりながら成長していく彦七だったが、彼には小西家再興の重圧がのしかかっていく。キリスト教が禁じられ、信徒たちの不安が高まるなか、彦七はある重大な決断を下すのだが……。
“受難の時代”を生きる者たちの魂の叫びが刻まれた、著者渾身の長編小説。
◎目次
序章 主の孫
第一章 天国の門
第二章 出日本
第三章 求めよ
第四章 走る群雲
第五章 受難(パシヨン)
終章 世の終わりまで 【商品解説】
著者紹介
川越 宗一
- 略歴
- 〈川越宗一〉鹿児島県生まれ。龍谷大学文学部史学科中退。「天地に燦たり」で松本清張賞、「熱源」で本屋が選ぶ時代小説大賞、直木賞を受賞。ほかの著書に「海神の子」など。
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