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商品説明
高校へ行かず10代で単身渡伊。差別や逆境にも負けず修業し、ピッツァ職人世界選手権の世界大会で3位となった中村拓巳。人生をかけてピッツァを焼きつづけるひたむきな姿に、12年越しで迫った圧巻のノンフィクション。【「TRC MARC」の商品解説】
*** 5/12(金)リアル書店先行発売! ***
「ピザ」しかなかった国で、
「ピッツァ」を焼く――
本場ナポリの薫陶。
庶民のソウルフードを焼く誇り。
生地と窯に没頭する境地。
職人たちの生き様に、12年越しで迫った、
圧巻のノンフィクション。
何がやりたいのかわからない、と生きてきた私は、そっち側の人たちはきっと特別なのだと思っていた。だけど中村は、「やりたいこと」を一度失った人でもある。真っ暗な場所で、彼はただ、微かに振れた自分の心に従った。(略)さらには取材を重ねるうち、本書に登場する職人のほとんどが、そうした心の振れを見過ごさなかった人たちだと知った。出合いとは、はじめから運命的な顔をしているわけじゃない。逆に言えば、人は誰でも特別になれる、ということだ。(「あとがき」より)
~本書に登場する主なピッツァ職人(登場順)~
中村拓巳(ピッツェリアGG)
サルヴァトーレ・クオモ(サルヴァトーレ・クオモ)
柿沼佑武(すすむ) (聖林館)
西川明男(SAKURAGUMI)
青木嘉則「ピッツェリア ダ・アオキ タッポスト」
小田原 学(バードランド)
大坪善久(ピッツェリア イル・タンブレッロ)
河野智之(ピッツェリアGG)
大削恭介(アンティカ・ピッツェリア・ラジネッロ)
大西 誠(サルヴァトーレ・クオモ)
牧島昭成(ソロピッツァ チェザリ)
山本尚徳(ピッツェリア・エ・トラットリア ダ・イーサ)
ほか26名【商品解説】
目次
- 第一章 日本で一位、世界で三位
- 第二章 学校
- 第三章 ナポリピッツァの黎明期
- 第四章 二〇〇三年、東京
- 第五章 一九九四年、旅人のナポリ
- 第六章 二〇〇四年、十八歳のナポリ
- 第七章 ナポリのお父さん
- 第八章 仲間
- 第九章 開店と移転
- 第十章 タイトルホルダーの矜持
著者紹介
井川 直子
- 略歴
- 〈井川直子〉秋田県生まれ。文筆業。料理人、生産者など「食」と「飲」まわりの人々、店づくり等の記事を雑誌・新聞に寄稿。食生活ジャーナリスト大賞ジャーナリズム部門を受賞。著書に「東京で十年。」等。
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紙の本
イタリアの食文化×プロ意識
2023/10/10 23:09
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:オオバロニア - この投稿者のレビュー一覧を見る
ピッツァ職人になりたくて18歳でナポリに飛び込んだ日本人を取材し続けた本。ピッツァを焼くっていう文化そのものに踏み込んでて、イタリア人の人情と熱意も感じられてとにかく面白い。食文化×プロ意識の組み合わせはやっぱり読み応えある。ミシマ社ならではの渋い一冊
紙の本
確かに、ナポリのピッツァはおいしい
2023/09/05 17:17
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ふみちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
ナポリと言えば、マルゲリータ(トマトソース、モッツァレラチーズ、バジル)とマリナーラ(トマトソース、オリーブオイル、オレガノ、ニンニク)、思い出しただけで、そして、この本を読んでいるだけで涎が出そうになる