物語の種

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読者から送られた「物語の種」を元にした短編集。
なんか、軽い。良くも悪くも軽い。
有川浩（有川ひろ）は何冊か読んでて好きな話もたくさんあるけど、今回は合わなかったな。
宝塚ネタが多いのも原因かも（興味ないので）。
そして以前は好きだと思った文章がちょっと鼻につくのはなぜだろう。歳のせい？

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読者が物語の種を投稿し、それを元にして作者が小説を書いた短編集。全体的にほっこりでき、阪急電車、県庁おもてなし課、植物図鑑、図書館戦争などが出てきてにんまり。中でも「清く正しく美しく」がよかった。見習いの時給のまま雇われていた店員さんの無茶振り店長へのかわし方がうまい。「Mr.ブルー」「恥ずかしくて見れない」は宝塚に全く興味ないわたしも楽しめた。それぞれの話に種と著者からのひとことが書かれてあってよくわかった。「コロナ禍の気晴らし。そろそろ何とかなるといいよね、届け、どこかに。」爽やかな有川さんらしい。

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SNSで物語の種を募集し、そこから紡ぎ出される短編集。全編を通してほっこりした。
どれも秀逸だったが、やはり「Mr.ブルー」は良かったな。最後の「恥ずかしくて見れない」に繋がってくるのも面白かった。個人的にはMr.ブルーとくっついてほしいけどな。それはそれとして宝塚好きな人にはたまらないお話になってるのではと思ったよ。自分は宝塚ファンではないけど。


第一話　SNSの猫　
第二話　レンゲ赤いか黄色いか、丸は誰ぞや　
第三話　胡瓜と白菜、柚子を一添え
第四話　我らを救い給いしもの
第五話　ぷっくりおてて
第六話　Mr.ブルー
第七話　百万本の赤い薔薇
第八話　清く正しく美しく
第九話　ゴールデンパイナップル　
第十話　恥ずかしくて見れない

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相変わらずの有川節で、読んでいて表情筋がフル稼働していました。作者が好きに書くとこうなるかな、と舞台裏を覗かせていただいた心持ちです。あと、担当編集さんの敏腕ガイドっぷりに目を見張っていました。

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読者や編集者から募った物語の種（フレーズだったり画像だったり短文だったり）から発想を飛ばした短編集。
その昔ここに書いたエッセイの感想がなぜか本人の目に留まったようで
気付かぬうちにTwitter出禁にされてしまっており
新刊情報はもとより、こーいった企画も知らぬままになってて残念無念。
御本人を目の前にしても言える、まったく悪意のない感想だったのだけどなぁ。さめざめ。

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もう職人技だな。
読者はこういうの好きですよねってやつを
出し惜しみなくサーブしてくる。
踊らされてるなあ、自分。

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とても面白かった！
高知と阪急と宝塚。元兵庫県民としては共感せざるを得ない。
前世から花組ファンの友達と劇場に何度か足を運んだことも思い出しました。
あの非日常はクセになる。本当に楽しかった。

「不運に見舞われた時は、好きをどれだけ持っているかが耐久力になる」

何かを好きな気持ちが自分を守ってくれる。
そして、それを好きな人が自分の周りに集まってきてくれる。
それは本当にそうだな、と実感する毎日です。
だからこそ、自分の好きに正直にいたいなといつも思います。

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短編集10篇
読者からのお題ならぬ種を元に物語を紡ぐ。猫のタキシード仮面や祖父との朝顔の思い出も良かったが後半は宝塚愛が炸裂。有川さんの高知愛は知っていたけれど宝塚もすごい惚れ込みよう。

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本屋さん大賞候補 ということで読んでみましたが、これは コミック本ですね。 漫画読んでる感覚。どこからでもサクサク読めるいいお話なのですが、大きな違和感があって第四話で読むのをやめました。 それは一人称と二人称の表記の混同です。特に 第4話がひどい。「彼女は‥」と二人称だったり、「あたしは‥」と一人称だったり、どっちなの？ってツッコミたくなります。編集者さん 、違和感 なかったのかな？

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コロナ禍で人からもらった「物語の種」を膨らませて書いた小説たち。
有川ひろさんの小説はいつだって（この話こうやって展開するんだろうな）っていうべたさがある。
そのベタな読みを裏切らないのに、きちんと泣かせてくれたりぐっときたりする。
ビービー涙を流しながら「くそぅ、やっぱりこの人の書くもの好きだなぁ」って思うんだよね。
筆のチカラがすごいし、それそのものに対する愛情の強さがそうさせるのだろうとも思う。

宝塚にしっかりハマって行かれる様子がうかがえて面白い。
ついうっかりそちらの沼を覗いてみたくなってしまう(笑)

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物語の種を募集し、それをきっかけにして物語を書くという形。
その種はほぼ素人さんが提案しているので、どこにでもあるもの。それを元に物語を作るというのはやはり物書きさんはすごいと感じた。
なんとなく偏りも感じはしたが…どれも存分に面白い物語でした。

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「有川浩」のときからずっと大好きで読んできた
最近新刊出ないなあって思っていて、つい買ってしまった

面白い表現方法
有名作家ならではだね
「種」を募集し、そこから見事に「花」を咲かせる
しかも、「花」は繋がっている
さすがです
気楽に楽しく読みました
「宝塚ネタ」が多かったですが、
そう言えば最近大劇場にご無沙汰です。この間誘われたのに断ってしまった
あの熱気は独特です(*´艸`*)

≪　読み終わり　表紙で十篇　またたどる　≫

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宝塚のお話が未知の世界で、楽しくて、WOWOWで探して見てみようと思いました。タリアジェンヌの有川ひろバージョン、思わず買っちゃいました。
うちも、うちにいるヤモリ大事にしてるので、ヤモリのお話も大好きです。