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商品説明
1970年代と80年代の東京を背景に、女性との関係を主軸に据え、主人公の知的遍歴、読書と研究の体験を重層的に織り交ぜた2編の小説作品を収録。谷川渥の解説付き。【「TRC MARC」の商品解説】
1970年代と80年代の東京を背景に、女性との関係を主軸に据え、主人公の知的遍歴、読書と研究の体験を重層的に織り交ぜた小説二篇。「聖処女讃歌」は吉行淳之介の『夕暮まで』を、「鷹の台の黄昏」は田山花袋の『蒲団』を彷彿とさせるものがあり、作者森魚名のダンディズム、「やさしさ」、廉直さがよく表れ、欲望を無理やり発動しない、積極的に対象と関わろうとしないナルシシズム、オナニズム、あるいは孤独なエゴイズムと表裏一体となった物語となっている。作中に「窃視」という言葉も自己言及的に使われているように、この2篇は自分史の体裁をとった「孤独な窃視者の夢想」でもある。【商品解説】
目次
- 鷹の台の黄昏
- 聖処女讃歌★ヴァージン・ブルース
- 自分史を仮構する・森魚名論(谷川渥)
収録作品一覧
鷹の台の黄昏 | 5−225 | |
---|---|---|
聖処女讃歌 | 227−440 |
著者紹介
森 魚名
- 略歴
- 〈森魚名〉東京藝術大学美術学部芸術学科卒業。著書に「偽装恋愛」など。
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