紙の本
寝煙草の危険
著者 マリアーナ・エンリケス (著),宮﨑真紀 (訳)
寝煙草の火で老婆が焼け死ぬ臭いで目覚める夜更け、庭から現れどこまでも付き纏う腐った赤ん坊の幽霊、死んだはずの虚ろな子供が大量に溢れ返る街…。現代アルゼンチン文学の頂点に君...
寝煙草の危険
寝煙草の危険
ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
寝煙草の火で老婆が焼け死ぬ臭いで目覚める夜更け、庭から現れどこまでも付き纏う腐った赤ん坊の幽霊、死んだはずの虚ろな子供が大量に溢れ返る街…。現代アルゼンチン文学の頂点に君臨する作家の恐怖譚を集めた短篇集。【「TRC MARC」の商品解説】
寝煙草の火で老婆が焼け死ぬ臭いで目覚める夜更け、
庭から現れどこまでも付き纏う腐った赤ん坊の幽霊、
愛するロック・スターの屍肉を貪る少女たち、
死んだはずの虚ろな子供が大量に溢れ返る街……
〈文学界のロック・スター〉〈ホラー・プリンセス〉エンリケスによる、12篇のゴシカルな恐怖の祭典がついに開幕!!!
カズオ・イシグロ(ノーベル文学賞作家)絶賛!
「美しく、怖ろしい……近ごろ私が発見した最高に面白い小説」
――ガーディアン紙「今年のベスト・ブック(2021)」
〈スパニッシュ・ホラー文芸〉とは
エルビラ・ナバロ、ピラール・キンタナ、サマンタ・シュウェブリン、フェルナンダ・メルチョール、グアダルーペ・ネッテル――今、スペイン語圏の女性作家が目覚ましい躍進を遂げている。作家によっては三十か国以上で翻訳され、世界中で好評を博すなど、現代文芸シーンにおける一大ブームとなっている。中でも、社会的なテーマを織り込みながら、現実と非現実の境界を揺るがす不安や恐怖を描いた作品群である〈スパニッシュ・ホラー文芸〉は、特に高く評価され、全米図書賞などの著名な賞の候補にも作品が上がるなど、今、最も注目すべき熱い文芸ジャンルの一つである。本書の著者マリアーナ・エンリケスは、〈文学界のロック・スター〉〈ホラー・プリンセス〉と称され数々の賛辞を受ける、現代アルゼンチン文学の頂点に君臨する作家である。
【2021年度国際ブッカー賞最終候補作】
【目次】
ちっちゃな天使を掘り返す
湧水池の聖母
ショッピングカート
井戸
哀しみの大通り
展望塔
どこにあるの、心臓
肉
誕生会でも洗礼式でもなく
戻ってくる子供たち
寝煙草の危険
わたしたちが死者と話していたとき
訳者あとがき【商品解説】
目次
- ちっちゃな天使を掘り返す
- 湧水池の聖母
- ショッピングカート
- 井戸
- 哀しみの大通り
- 展望塔
- どこにあるの、心臓
- 肉
- 誕生会でも洗礼式でもなく
- 戻ってくる子供たち
収録作品一覧
ちっちゃな天使を掘り返す | 11−24 | |
---|---|---|
湧水池の聖母 | 25−44 | |
ショッピングカート | 45−59 |
著者紹介
マリアーナ・エンリケス
- 略歴
- 〈マリアーナ・エンリケス〉ブエノスアイレス生まれ。ラ・プラタ大学卒業。作家・ジャーナリスト。著書に「わたしたちが火の中で失くしたもの」がある。
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む