紙の本
密室ミステリガイド (星海社新書)
著者 飯城 勇三 (著)
「モルグ街の殺人」から始まる海外20作と、「本陣殺人事件」から始まる国内30作の密室ミステリのベスト50を厳選。問題篇ではネタバレなし・図版付きで紹介し、解決篇ではネタバ...
密室ミステリガイド (星海社新書)
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商品説明
「モルグ街の殺人」から始まる海外20作と、「本陣殺人事件」から始まる国内30作の密室ミステリのベスト50を厳選。問題篇ではネタバレなし・図版付きで紹介し、解決篇ではネタバラシしながら考察する。【「TRC MARC」の商品解説】
〈密室〉の独奏と変奏の歴史を辿る本格ミステリガイド!
密室ミステリ、それは本格ミステリというジャンルにおける最長・最大のテーマです。先行する作家が生み出した密室トリックをジャンピングボードとし、後続する作家が更なる斬新なトリックやバリエーションを追究するーーその連鎖により、古今東西で数多の密室ミステリの傑作が生み出されてきました。本書では、密室の独創と変奏の歴史を確かめるべく、『モルグ街の殺人』から始まる海外20作+『本陣殺人事件』から始まる国内30作の密室ミステリ・ベスト50をセレクト。問題篇ではネタバレなし・すべて図版付きで紹介し、解決篇ではネタバラシして考察します。新たな〈密室〉の可能性を切り拓くため、密室の歴史をこの本と共に駆け抜けましょう!
*以下、本書目次より抜粋
はじめに
第一部
密室ミステリ・ベスト50 問題篇
海外篇ベスト20
国内篇ベスト30
コラム1 HOW 密室はどう作られる?ーー密室トリックの分類
コラム2 WHY 密室はなぜ作られる?ーー密室作成動機の分類
コラム3 WHAT 密室ミステリ・NEXT50ーー次点50作
おわりに
注意! 第二部ではベスト50作品の真相を明かしています。
第二部
密室ミステリ・ベスト50 解決篇
海外篇ベスト20
国内篇ベスト30【商品解説】
著者紹介
飯城 勇三
- 略歴
- ミステリ評論家・翻訳家。評論と翻訳の両面から日本の本格ミステリシーンに寄与し、とくにエラリー・クイーン研究の第一人者として知られる。本格ミステリ大賞・評論部門を『エラリー・クイーン論』(論創社)、『本格ミステリ戯作三昧』(南雲堂)、『数学者と哲学者の密室』(南雲堂)で三度受賞。論創社のエラリー・クイーン翻訳シリーズ〈EQ Collection〉の企画・編集・翻訳を務めるほか、訳書にフランシス・M ・ネヴィンズ『エラリー・クイーン 推理の芸術』(国書刊行会)、ジョゼフ・グッドリッチ編『エラリー・クイーン 創作の秘密』(国書刊行会)などがある。星海社新書からは『エラリー・クイーン完全ガイド』を刊行している。
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密室トリックの本ではなく、密室ミステリの本
2023/09/16 15:16
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:AIZOU - この投稿者のレビュー一覧を見る
密室の作品を上げてどこが素晴らしいのかを解説
個人的には一冊、一冊をもっと掘り下げてほしかった
一冊一冊がそんなにページ数がないので、
不可能状況とそれをどうやったか?
と読み方になってしまわないかと(しない?)
最初ミステリを読んだときは密室の解決を知ってすげー!とか思ったが、だんだんそんな感覚が薄れていった
ここで著者が上げているのは、密室だけを抜き取ってトリックを知って終わるミステリじゃない
だから、トリックとして評価した作品ではない