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CD
デッカ・サウンド~モノ・イヤーズ(53CD)【CD】 53枚組
デッカ・サウンド~モノ・イヤーズ(53CD)オリジナル・ジャケット・デザインによる紙ジャケット!上質紙188ページ・ブックレットにはレア写真多数...
デッカ・サウンド~モノ・イヤーズ(53CD)【CD】 53枚組
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商品説明
デッカ・サウンド~モノ・イヤーズ(53CD)
オリジナル・ジャケット・デザインによる紙ジャケット!
上質紙188ページ・ブックレットにはレア写真多数&作曲家別索引も掲載!
潜水艦ソナーの開発に携わり、そこで獲得した音響技術を応用して完成された「ffrr」という名の優れた録音技術によって、早くからクラシック・ファンの心を掴んだデッカは、モノラル時代からサウンド・クオリティが高く、全周波数帯域録音(Full Frequency Range Recordings)を意味する「ffrr」という名前を冠するあたりにもその自信のほどが表れていました。
今回登場する53枚組ボックスは、デッカのモノラル期のアルバムから、定評ある名演や個性的な演奏をコレクションしたものです。
当時のデッカは、「ffrr(Full Frequency Range Recording)」と銘打った周波数帯域の広い録音方式と、音源までの距離が近めのマイク・セッティングにより、個々の楽器の音を克明に収録、フル・オーケストラの場合でも解像度の高いサウンドに仕上げることが多く、そのため、モノラル時代から大編成作品にも積極的に取り組んでいました。
今回のセットは、そうした大編成ものから室内もの、有名作品からマニアックな作品まで幅広い選曲となっており、20世紀半ばのさまざまな演奏スタイルを鮮明な音質で楽しめるのがポイントとなっています。
中にはデッカで初CD化となるクレメンス・クラウス指揮ロンドン・フィルによる 『トリスタンとイゾルデ』の「前奏曲と愛の死」に、『パルジファル』の「聖金曜日の音楽」といったものも含まれており、ヒストリカル・ファンには見逃せない内容となっていると思われます。
また、それぞれのディスクが、当時の味のあるデザインを中心に使用したオリジナル重視の紙ジャケットに封入されているのも鑑賞時の大きな楽しみとなりそうです。(HMV)
【収録情報】
Disc1
ストラヴィンスキー:
● 『ペトルーシュカ』
● 『春の祭典』
スイス・ロマンド管弦楽団
エルネスト・アンセルメ(指揮)
録音時期:1949年、1950年
エルネスト・アンセルメ[1883-1969]はデッカの看板指揮者のひとりとして、膨大な数のセッション・レコーディングをおこないました。
『ペトルーシュカ』は、1946年2月にもデッカのSP用に録音していましたが、3年後のここでの演奏ではテープ録音となったため音質が飛躍的に向上、原色的な魅力を楽しむことができます
Disc2
ルーセル:
● くもの饗宴
● 小組曲
ラヴェル:
● クープランの墓
● 高雅で感傷的なワルツ
スイス・ロマンド管弦楽団
エルネスト・アンセルメ(指揮)
録音時期:1954年、1953年
Disc3
● ラフマニノフ:死の島
● デュカス:ラ・ペリ
● ドビュッシー:6つの古代の墓碑銘
● ドビュッシー:遊戯
スイス・ロマンド管弦楽団
エルネスト・アンセルメ(指揮)
録音時期:1953年
Disc4
● アルベニス/アルボス編:イベリア
● トゥリーナ:幻想的舞曲
パリ音楽院管弦楽団
アタウルフォ・アルヘンタ(指揮)
録音時期:1953年
● プーランク:牝鹿
パリ音楽院管弦楽団
ロジェ・デゾルミエール(指揮)
録音時期:1951年
アタウルフォ・アルヘンタ[1913-1958]は44歳の若さで亡くなったスペインの指揮者。ここではスペインの作曲家の作品を収録。パリ音楽院管弦楽団の色彩豊かな演奏を、デッカの録音が見事に捉えています。
組み合わせはフランスの指揮者、ロジェ・デゾルミエール[1898-1963]。ディアギレフのロシア・バレエ団で活躍した経歴の持ち主で、この『牝鹿』でも見事な演奏を聴かせています。
Disc5
● ハイドン:交響曲第88番
● ハイドン:交響曲第101番『時計』
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
カール・ミュンヒンガー(指揮)
録音時期:1954年録音
● ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番『皇帝』
ヴィルヘルム・バックハウス(ピアノ)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
クレメンス・クラウス(指揮)
録音時期:1953年
1915年5月29日ドイツのシュトゥットガルトに誕生。ミュンヒンガーはまずシュトゥットガルト高等音楽学校に学び、その後、ライプツィヒ音楽院でアーベントロートに指揮法を師事し、同じ時期にフルトヴェングラーからも強い影響を受けています。
卒業後は、地元シュトゥットガルトでオルガニスト兼合唱指揮者として活動を開始、1941年には、ハノーファーのニーダーザクセン州立管弦楽団の指揮者に就任していますが、1943年には戦争の激化により音楽活動の停止を余儀なくされます。なお、この時代にミュンヒンガーは、一部楽員の問題行動によって演奏会が失敗した経験を持っており、そうした経験から、楽員と納得の行くまで練習できるオーケストラを持ちたいと考えるようになりました。
第二次世界大戦が終わるとミュンヒンガーは地元シュトゥットガルトで、音楽好きの医者や資産家などの協力を得て、楽員16名から成るシュトゥットガルト室内管弦楽団を結成、戦後の悪条件の中で厳しい練習を重ね、1945年9月18日にデビュー公演を開いて大成功を収めることとなります。
以後、一流の共演者などとの共演もあって話題を呼ぶようになり、1948年には初めての国外公演となるフランスとスイスのツアーも実施して成功を収め、以後、毎年のように海外公演をおこなって徐々に名声を高めて行きました。
特に、1951年にデッカに録音したヴィヴァルディの『四季』のLPがベストセラーを記録したことは、音楽界に大きな影響を与え、バロック・ブームの呼び水ともなりました。
デッカへの録音はその後も長く続きましたが、初期の録音はきびきびとした演奏が印象的なものが多く、ここで聴けるハイドンの2作品もミュンヒンガーのそうした魅力をよく伝えるものとして知られています。
バックハウスとクラウスの『皇帝』は、好調なバックハウスのソロとクラウスのウィーン・スタイルな伴奏が心地よい名演奏。
Disc6
● バラノヴィッチ:The Gingerbread Heart
ベオグラード・フィルハーモニー管弦楽団
クレシミル・バラノヴィッチ(指揮)
録音時期:1955年
● ルホトカ:The Devil in the Village
ザグレブ国立歌劇場管弦楽団
フラン・ルホトカ(指揮)
録音時期:1955年
Disc7
● バルトーク:管弦楽のための協奏曲
● ウィレム・ペイペル:交響曲第3番
● アルフォンス・ディーペンブロック:La source enchantee
アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団
エドゥアルド・ヴァン・ベイヌム(指揮)
録音時期:1953年
メンゲルベルクの後任としてコンセルトヘボウ管弦楽団の音楽監督となったエドゥアルド・ファン・ベイヌムは、1901年9月3日、オランダのアーネムに誕生しています。幼い頃からヴァイオリンとピアノを学んでいたベイヌムは、16歳でアーネム管弦楽団に入団し、ヴィオラ奏者として活動する一方、指揮の勉強も始め、アムステルダム音楽院では、ピアノ、ヴィオラ、作曲を学んでいます。
ベイヌムは19歳の時にピアニストとしてデビューしていますが、並行して各地のアマチュアのオーケストラや合唱団の指揮を始め、ほどなく指揮者に転向します。
プロとしての指揮者デビューは25歳の時で、同年、ハールレム交響楽団の常任指揮者に就任。1929年には、コンセルトヘボウ管弦楽団への客演デビューが大成功を収め、1931年にはメンゲルベルクの招きにより、同楽団の副指揮者となって活動を展開、1938年からはメンゲルベルクとともに正指揮者として同楽団の指揮にあたり、1945年にメンゲルベルクが戦犯として追放されると、ひとりで同楽団の高い水準を維持、各地の演奏会でも成功を収めることとなります。特にロンドンへの引っ越し公演は大成功で、これがきっかけで1946年からはロンドン・フィルハーモニー管弦楽団の首席指揮者を兼任することとなり(1951年まで)、さらに1954年にはフィラデルフィア管弦楽団に客演してアメリカ・デビューでも大成功を飾り、同年、コンセルトヘボウ管弦楽団を率いてのアメリカ・ツアーでも大きな成功を収め、それを機に1956年からはロサンゼルス・フィルの常任指揮者を兼任することとなりました。
しかし、もともと病気がちだったベイヌムにとっては、こうした激務はこたえたようで、晩年には心臓疾患となってしまい、1959年4月13日には、アムステルダムでのブラームス交響曲第1番のリハーサル中に心臓発作で倒れてしまいます。まだ57歳という指揮者としては働き盛りの年齢でした。
Disc8
ブリス:
● 色彩交響曲
● 序奏とアレグロ
ロンドン交響楽団
アーサー・ブリス(指揮)
録音時期:1955年
● ヴァイオリン協奏曲
アルフレード・カンポーリ(ヴァイオリン)
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
アーサー・ブリス(指揮)
録音時期:1955年
Disc9
● チャイコフスキー:組曲第3番
● プロコフィエフ:組曲『3つのオレンジへの恋』
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
サー・エードリアン・ボールト(指揮)
録音時期:1955年
● プロコフィエフ:組曲『キージェ中尉』
パリ音楽院管弦楽団
サー・エードリアン・ボールト(指揮)
録音時期:1955年
Disc10
ヴォーン・ウィリアムズ:
● ヨブ
● すずめばち-アリストファネス組曲
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
サー・エードリアン・ボールト(指揮)
録音時期:1954年
Disc11
ブリテン:
● シンフォニア・ダ・レクィエム
デンマーク国立放送交響楽団
ベンジャミン・ブリテン(指揮)
録音時期:1953年
● ディヴァージョンズ
ジュリアス・カッチェン(ピアノ)
ロンドン交響楽団
ベンジャミン・ブリテン(指揮)
録音時期:1954年
● 4つの海の間奏曲
● パッサカリア
● 青少年のための管弦楽入門
アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団
エドゥアルド・ヴァン・ベイヌム(指揮)
録音時期:1953年
Disc12
クライスラー:
● 序奏とアレグロ
● 愛の喜び
● 愛の悲しみ
● 道化師のセレナード
● 美しきロスマリン
● ウィーン奇想曲
● 中国の太鼓
● ベートーヴェンのロンディーノ
● カルティエによる狩り
● ジプシー女
● パデレフスキ:メヌエット
● ヴィエニャフスキ:奇想曲
● グラナドス:アンダルーサ
● タルティーニ:コレッリの主題による変奏曲
アルフレード・カンポーリ(ヴァイオリン)
エリック・グリットン(ピアノ)
録音時期:1954年
● ラロ:スペイン交響曲
アルフレード・カンポーリ(ヴァイオリン)
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
エドゥアルド・ヴァン・ベイヌム(指揮)
録音時期:1953年
Disc13
● エルガー:ヴァイオリン協奏曲
アルフレード・カンポーリ(ヴァイオリン)
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
サー・エードリアン・ボールト(指揮)
録音時期:1954年
● バターワース:シュロップシャーの若者
● バターワース:青柳の堤
● バックス:ティンタジル城
● ホルスト:どこまでも馬鹿な男
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
サー・エードリアン・ボールト(指揮)
録音時期:1954年
Disc14
● ウォルトン:ファサード
イングリッシュ・オペラ・グループ・カンパニー
アントニー・コリンズ(指揮)
録音時期:1954年
● ウォルトン:ファサード組曲
● レナード・ランバート:ホロスコープ
ロンドン交響楽団
ロバート・アーヴィング(指揮)
録音時期:1953年
Disc15
エルガー:
● 序奏とアレグロ
● 弦楽のためのセレナード
● 交響的習作『ファルスタッフ』
ヴォーン・ウィリアムズ:
● トマス・タリスの主題による幻想曲
● グリーンスリーヴズによる幻想曲
ロンドン新交響楽団
アントニー・コリンズ(指揮)
録音時期:1954年、1952年
アントニー・コリンズ(アンソニーとも)は、1893年にイギリスのサセックス州ヘイスティングスに生まれて、1963年にアメリカのロサンジェルスで亡くなった指揮者で作曲家。コリンズは17歳でヘイスティングス市立管弦楽団に入団してヴィオラ奏者を務めていましたが、第一次世界大戦が始まると、英国陸軍兵士として4年間従軍、戦争が終わると王立音楽大学でリヴァードにヴァイオリンを、ホルストに作曲を学びます。
卒業後の彼の最初の仕事は、ロンドン交響楽団でのヴィオラの首席奏者で、コヴェント・ガーデン王立歌劇場でもヴィオラを弾いていましたが、次第に作曲家としての活動時間が欲しいと感じるようになり、指揮に深い関心を抱くようになったこともあって、1936年、43歳のときにオーケストラの職を辞任してしまいます。
指揮者としてのデビューはオペラの上演に携わったものでしたが、コンサートでの指揮者デビューは、1938年に古巣のロンドン交響楽団を指揮してエルガーの交響曲を演奏した時となります。
一方、作曲家としてのコリンズは、1937年に映画『ヴィクトリア女王』の音楽が大成功を収めて一躍有名になり、その後、第二次世界大戦が始まったこともあって、彼はアメリカに渡ることになります。
ロサンジェルスで彼は、RKOピクチャーズの数多くの映画音楽の作曲家兼指揮者として大活躍するのですが、戦争が終わると彼は英国に戻ってきます。
戦後の英国で、コリンズはクラシックの指揮者としての仕事のほかに、映画音楽やライト・ミュージックの作曲(中でも1952年の『ヴァニティ・フェア』は有名)も手がけ、また、英国音楽とモーツァルト、そしてシベリウスの作品のセッション・レコーディングにも情熱を傾けます。
しかし、コリンズは1953年になると、再びロサンジェルスに渡り、以後は同地を拠点に亡くなるまでの10年間を英米往復しながら過ごすこととなります。
Disc16
モーツァルト:
● ピアノ四重奏曲第1番、第2番
クリフォード・カーゾン(ピアノ)
アマデウス四重奏団
録音時期:1952年
● ホルン五重奏曲
デニス・ブレイン(ホルン)
グリエール四重奏団
録音時期:1944年
Disc17
● ブラームス:ピアノ協奏曲第1番
クリフォード・カーゾン(ピアノ)
アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団
エドゥアルド・ヴァン・ベイヌム(指揮)
録音時期:1953年
● ベートーヴェン:交響曲第4番
アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団
ヨーゼフ・クリップス(指揮)
録音時期:1953年
Disc18
オネゲル:
● 交響曲第3番『典礼風』
● 喜びの歌
パリ音楽院管弦楽団
ロベルト・F.デンツラー(指揮)
録音時期:1955年
● コンラート・ベック:ヴィオラ協奏曲
ヴァルター・カーギ(ヴィオラ)
スイス・ロマンド管弦楽団
ジャン・メイラン(指揮)
録音時期:1952年
● ベルナール・リシェル:ピアノ協奏曲
クリスティアーネ・モンタンドン(ピアノ)
スイス・ロマンド管弦楽団
エドモント・アッピア(指揮)
録音時期:1952年
Disc19
● ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲
ミッシャ・エルマン(ヴァイオリン)
ロンドン交響楽団
サー・ゲオルグ・ショルティ(指揮)
録音時期:1955年
● ハイドン:交響曲第102番
ロンドン交響楽団
サー・ゲオルグ・ショルティ(指揮)
録音時期:1951年
Disc20
● ブラームス:ヴァイオリン協奏曲
クリスティアン・フェラス(ヴァイオリン)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
カール・シューリヒト(指揮)
録音時期:1954年
● フレッド・エリザルデ:ヴァイオリン協奏曲
クリスティアン・フェラス(ヴァイオリン)
ロンドン交響楽団
ガストン・プーレ(指揮)
録音時期:1947年
● ロドリーゴ:夏の協奏曲
パリ音楽院管弦楽団
ジョルジュ・エネスコ(指揮)
録音時期:1951年
Disc21
● J.シュトラウス/ドラティ編:卒業舞踏会
ニュー・シンフォニー・オーケストラ
アナトール・フィストゥラーリ(指揮)
録音時期:1953年
● グルック:ドン・ファン組曲
● アンドレ・グレトリ:チェファルとプロクリス
ニュー・シンフォニー・オーケストラ
ロバート・アーヴィング(指揮)
録音時期:1955年
Disc22
チャイコフスキー:
● 『くるみ割り人形』組曲
● 『眠りの森の美女』組曲
パリ音楽院管弦楽団
アナトール・フィストゥラーリ(指揮)
録音時期:1951年録音
Disc23
● ブラームス:チェロ・ソナタ第1番、第2番
ピエール・フルニエ(チェロ)
ヴィルヘルム・バックハウス(ピアノ)
録音時期:1952年
● J.S.バッハ:ヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタ第1番
ピエール・フルニエ(チェロ)
エルネスト・ラッシュ(ピアノ)
録音時期:1952年
Disc24
● シューベルト:アルペジョーネ・ソナタ
● シューマン:幻想小曲集
● シューマン:3つのロマンス
モーリス・ジャンドロン(チェロ)
ジャン・フランセ(ピアノ)
録音時期:1952年
● シューマン:チェロ協奏曲
モーリス・ジャンドロン(チェロ)
スイス・ロマンド管弦楽団
エルネスト・アンセルメ(指揮)
録音時期:1953年
Disc25
● ブロッホ:弦楽四重奏曲第1番
● ブロッホ:弦楽四重奏曲第2番
● ブロッホ:弦楽四重奏曲第3番
● ブロッホ:弦楽四重奏曲第4番
グリラー四重奏団
録音時期:1954年
Disc27
ベートーヴェン:
● ピアノ・ソナタ第29番『ハンマークラヴィーア』
● エロイカ変奏曲
● ピアノ・ソナタ第26番『告別』
フリードリヒ・グルダ(ピアノ)
録音時期:1950年、1951年
Disc28
● ハイドン:弦楽四重奏曲第68番
● ボッケリーニ:弦楽四重奏曲 Op.6-1
● シューマン:弦楽四重奏曲第2番
● ヴェルディ:弦楽四重奏曲
イタリア四重奏団
録音時期:1948年、1950年
Disc29
シベリウス:
● レンミンカイネン組曲(4つの伝説曲)
● カレリア組曲
デンマーク国立放送交響楽団
トマス・イェンセン(指揮)
録音時期:1952年
Disc30
● ベートーヴェン:交響曲第9番『合唱』
ヒルデ・ギューデン(ソプラノ)
ジークリンデ・ヴァーグナー(アルト)
アントン・デルモータ(テノール)
ルートヴィヒ・ウェーバー(バス)
ウィーン楽友協会合唱団
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
エーリヒ・クライバー(指揮)
録音時期:1952年
Disc31
● ベートーヴェン:交響曲第6番『田園』
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
エーリヒ・クライバー(指揮)
録音時期:1948年
● ワーグナー:『トリスタンとイゾルデ』前奏曲と愛の死
● ワーグナー:『パルジファル』第3幕~聖金曜日の音楽
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
クレメンス・クラウス(指揮)
録音時期:1948年
Disc32
● ブルックナー:交響曲第3番
● ワーグナー:『タンホイザー』序曲とヴェーヌスベルクの音楽
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
ハンス・クナッパーツブッシュ(指揮)
録音時期:1954年、1953年
Disc33
● ヴァウン・ホルムボー:弦楽四重奏曲第3番
● ニールセン:弦楽四重奏曲第4番
コッペル四重奏団
録音時期:1954年
● シベリウス:弦楽四重奏曲
グリラー四重奏団
録音時期:1950年
Disc34
● ビゼー:子供の遊び
● ビゼー:『美しきパースの娘』組曲
● シャブリエ:田園組曲
パリ音楽院管弦楽団
エドドゥアルド・リンデンベルグ(指揮)
録音時期:1953年
● シャブリエ:音楽への頌歌
● シャブリエ:『いやいやながらの王様』より
● ドビュッシー:カンタータ『選ばれし乙女』
ジャニーヌ・ミショー(ソプラノ)
パリ音楽院管弦楽団
ジャン・フルネ(指揮)
録音時期:1952年
Disc35
● ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番
モーラ・リンパニー(ピアノ)
ニュー・シンフォニー・オーケストラ
アントニー・コリンズ(指揮)
録音時期:1952年
● ハチャトゥリアン:ピアノ協奏曲
モーラ・リンパニー(ピアノ)
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
アナトール・フィストゥラーリ(指揮)
録音時期:1952年
Disc36
● モーツァルト:セレナード第4番
ニュー・シンフォニー・オーケストラ
ペーター・マーク(指揮)
録音時期:1955年
● モーツァルト:交響曲第28番
● モーツァルト:交響曲第29番
スイス・ロマンド管弦楽団
ペーター・マーク(指揮)
録音時期:1951年
ペーター・マーク[1919-2001]はスイスのザンクト・ガレンに生まれ、幼少からピアノ演奏などに楽才を発揮していました。父親のオットー・マークは有名な神学者で音楽家でもあり、その影響からか、マークはバーゼルとチューリッヒ、ジュネーヴの大学で、ヤスパースほかに哲学と神学を学び、さらにパリではコルトーにピアノを師事しています。 その後、1943年にはビール=ソロトゥルン劇場の合唱指揮者としてキャリアをスタート。ほどなく第2、第1指揮者へと昇格してゆきます。1946年にはパリを訪れ、フランス・オペラとイタリア・オペラについて学び、また、同じ頃、スイス・ロマンド管弦楽団の演奏会をいくつか指揮し、アンセルメに指揮を学んでもいます。
1952年、フルトヴェングラーの推薦によって、デュッセルドルフ歌劇場の第1指揮者に就任し、1954年までの在任中に高い評価を獲得。その後、1955年のシーズンからは、首都ボン市の音楽監督に就任し、同市の歌劇場やオーケストラを1959年まで統率することに。中でも1956年、モーツァルト生誕200年祭行事としてボン市立歌劇場でおこなわれたモーツァルトの全オペラ上演は話題になり、一躍モーツァルトのスペシャリストとして知られることとなります。
さらに、シンシナティ交響楽団を指揮してアメリカ・デビューも果たし、同時期にコヴェント・ガーデン王立歌劇場やシカゴの歌劇場にも登場して、活動の舞台をいっそう拡大。
1950年代初頭、モーツァルトのいくつかの作品で開始された英デッカへのレコーディングも軌道に乗り、指揮者としてのキャリアもより華々しいものとなって行きますが、忙しさゆえの精神的疲弊からか、マークのもうひとつの面を表す宗教世界への渇望が沸き起こり、まずギリシャのアトス山にある修道院に入り、さらに、香港の仏教寺院でしばらくのあいだ仏教徒として研鑚を積むという生活を送ることとなります。
その後、僧侶から音楽の道に戻るよう諭されたマークは、1964年にウィーン・フォルクスオーパーの首席指揮者に就任し、精力的な演奏活動を展開。得意のモーツァルトを中心に、大胆な演出やレパートリーで注目を集めます。
Disc37
● グラナドス:『ゴイェスカス』組曲
● グラナドス:『わら人形』
ニキタ・マガロフ(ピアノ)
録音時期:1952年
20世紀の名ピアニスト、ニキタ・マガロフは、1912年にサンクトペテルブルグに誕生。マガロフ家は元々はマガラシヴィリという名前のグルジアの貴族でしたが、ロシア化されて名前が変わっていました。裕福だったマガロフ家にはプロコフィエフやジロティも出入りし、幼いマガロフを可愛がっていたと言いますが、1917年のロシア革命を期にマガロフ家はフィンランドに亡命してしまいます。
マガロフはその後、パリ音楽院に入学、ラヴェルからもそのピアノ演奏を高く評価されるなど頭角を現しますが、本人は作曲に深い関心があり、プロコフィエフに師事したほか、ストラヴィンスキーとも親交を結んでプロの作曲家を目指しますが、やがてこれを断念してピアニストとしての活動に集中、ほどなくシゲティ[1892-1973]に気に入られ、7年間に渡り演奏旅行の伴奏者を務めることとなります。
その間、シゲティの娘と恋仲になって娘婿となり、ジュネーヴに居を構えるのですが、夫妻の仲むつまじい関係は死が分かつまで続いたというおしどり夫婦ぶりでも有名でした。
シゲティとのツアーを終え、1937年からソロ活動に専念するようになったマガロフは、1949年、急逝したリパッティの後を受け、ジュネーヴ音楽院の教授となり、教育者としても活躍します。門下には、アルゲリッチや、マリア・ティーポ、イングリット・ヘブラー、リオネル・ロッグなどがおり、教師としての優秀さにも定評がありました。
その後、マガロフは国際的に活躍するようになり、デッカへのモノラル期のレコーディングのほか、フィリップスへの数多くの録音などを残しています。
Disc38
● ラロ:ナムーナ組曲第1番
● ラロ:ナムーナ組曲第2番
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
ジャン・マルティノン(指揮)
録音時期:1955年
● フォーレ:バラード Op.19
● フォーレ:夜想曲第5、8、2、7番
キャスリーン・ロング(ピアノ)
録音時期:1954年
● フランセ:ピアノ協奏曲
キャスリーン・ロング(ピアノ)
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
ジャン・マルティノン(指揮)
録音時期:1954年
Disc39-41
● ヘンデル:合奏協奏曲 Op.6(全12曲)
● ヘンデル:水上の音楽
ボイド・ニール管弦楽団
ボイド・ニール(指揮)
録音時期:1953年、1954年
Disc42
● ラフマニノフ:チェロ・ソナタ
● コダーイ:無伴奏チェロ・ソナタ
● レーガー:無伴奏チェロ組曲第2番
● J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲第3番よりブーレI&II
ザーラ・ネルソヴァ(チェロ)
アルトゥール・バルサム(ピアノ)
録音時期:1955年、1956年
Disc43
● ショスタコーヴィチ:ピアノ五重奏曲
● ブロッホ:ピアノ五重奏曲第1番
キジアーノ五重奏団
録音時期:1951年
1939年にイタリアのシエナで結成された「キジアーノ五重奏団」は、当時非常に珍しかった常設のピアノ五重奏団で、スタラディヴァリやアマティの名器を使用したことでも知られていました。キジアーノという名前はシエナのキジアーナ音楽院に由来するもので、その活動期間は1940年代から1960年代でした。
デッカは彼らのすぐれた演奏に注目し、1950年代前半にいくつものアルバムを制作しています。
ここでは、ショスタコーヴィチの有名なピアノ五重奏曲と、ブロッホの渡米後の作品で終楽章のダイナミズムが印象的なピアノ五重奏曲第1番を収録。
Disc44
● ボッケリーニ:ピアノ五重奏曲イ長調 Op.57-1 G.413
● ボッケリーニ:ピアノ五重奏曲ニ短調 Op.57-4 G.416
● ブラームス:ピアノ五重奏曲
キジアーノ五重奏団
録音時期:1951年
1939年にイタリアのシエナで結成された「キジアーノ五重奏団」は、当時非常に珍しかった常設のピアノ五重奏団で、スタラディヴァリやアマティの名器を使用したことでも知られていました。キジアーノという名前はシエナのキジアーナ音楽院に由来するもので、その活動期間は1940年代から1960年代でした。
デッカは彼らのすぐれた演奏に注目し、1950年代前半にいくつものアルバムを制作しています。
ここでは、ブラームス若き日の情熱がさ錯綜とするロマンティックな傑作と、ボッケリーニの親しみやすい作品を収録しています。
Disc45
● パガニーニ:ヴァオリン協奏曲第1番
● パガニーニ:ヴァオリン協奏曲第2番
ルッジェーロ・リッチ(ヴァイオリン)
ロンドン交響楽団
アントニー・コリンズ(指揮)
録音時期:1955年
Disc46
● モーツァルト:交響曲第25番
● モーツァルト:交響曲第38番『プラハ』
ロンドン交響楽団
ゲオルグ・ショルティ(指揮)
録音時期:1954年
● ロッシーニ:『ウィリアム・テル』序曲
● ロッシーニ:『タンクレディ』序曲
● ロッシーニ:『ブルスキーノ氏』序曲
● ロッシーニ:『チェネレントラ』序曲
ロンドン交響楽団
ピエロ・ガンバ(指揮)
録音時期:1955年
Disc47
● バルトーク:弦楽器、打楽器とチェレスタのための音楽
● コダーイ:ハーリ・ヤーノシュ組曲
● ハイドン:交響曲第100番
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
ゲオルグ・ショルティ(指揮)
録音時期:1955年、1954年
Disc48
● ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲第7番
● ブラームス:ピアノ三重奏曲第1番
トリオ・ディ・トリエステ
録音時期:1953年
イタリア北東部の都市、トリエステで1933年に結成された室内アンサンブル、「トリオ・ディ・トリエステ」は、半世紀以上に及ぶ活動期間の長さでも知られており、このディスクに収められた録音の時点でもすでに結成20年というベテランでもありました。よく歌う美しい演奏で定評のあった彼らの初期の演奏を楽しめます。
Disc49
● プロコフィエフ:交響曲第5番
● シベリウス:交響曲第5番
デンマーク国立放送交響楽団
エリク・トゥクセン(指揮)
録音時期:1952年
エリク・トゥクセン[1902-1957]はデンマークの指揮者。ニールセンの紹介者として知られるトゥクセンは、指揮者のほか、若い頃にはジャズ・バンドのリーダーや、映画音楽の作曲・編曲にも携わっていたという人物。
1950年のエディンバラ音楽祭におけるニールセンの交響曲第5番英国初演での成功により、デッカとの契約が成立、いくつかのセッション・レコーディングをおこなっています。
ここで聴けるプロコフィエフの5番とシベリウスの5番はどちらも快速テンポによる演奏です。
Disc50
● ニールセン:交響曲第5番
● ニールセン:フルート協奏曲
ホルゲル・ギルベルト=イェスペルセン(フルート)
デンマーク国立放送交響楽団
エリク・トゥクセン(指揮)
録音時期:1954年
● ニールセン:クラリネット協奏曲
イブ・エリクソン(クラリネット)
デンマーク国立放送交響楽団
モーゲンス・ヴェルディケ(指揮)
録音時期:1954年
ニールセンの交響曲第5番で成功したトゥクセンによる自信のレコーディング。フルート協奏曲もとりあげています。
組み合わせは、同じくデンマークの指揮者、モーエンス・ヴェルディケ[1897-1988]の指揮によるクラリネット協奏曲です。
Disc51
● スメタナ:弦楽四重奏曲第1番
● コダーイ:弦楽四重奏曲第2番
● シューベルト:弦楽四重奏曲第13番
ヴェーグ四重奏団
録音時期:1952年
ヴェーグ四重奏団は、1940年にハンガリー出身の名ヴァイオリニスト、シャーンドル・ヴェーグを中心に結成、1946年にジュネーヴ国際音楽コンクールで優勝し、西側での活動の増加にともない亡命、以後約30年に渡って西側を拠点に活躍することとなります。
ここに収められた録音は、亡命から間もない時期の演奏が聴けるもので、緊迫感ある彼らのスタイルを楽しむことができます。
Disc52
● モーツァルト:ディヴェルティメント第17番
● モーツァルト:ディヴェルティメント第10番
ウィーン八重奏団員
録音時期:1950年、1952年
ウィーン・フィル首席奏者を中心とするウィーンの演奏家らにより1948年に結成された「ウィーン八重奏団」は、メンバー・チェンジを繰り返しながら現在も活動を続ける室内アンサンブル。ここで聴ける創設当時の録音は、まぎれもなくウィーン・スタイルだった彼らの演奏の味わいをよく伝えるものです。
Disc53
● メンデルスゾーン:八重奏曲
ウィーン八重奏団
録音時期:1953年
● ブラームス:クラリネット五重奏曲
アルフレート・ボスコフスキー(クラリネット)
ウィーン八重奏団員
録音時期:1953年
録音方式:モノラル
アルフレート・ボスコフスキーは、兄のヴィリー・ボスコフスキーと共に「ウィーン八重奏団」を1948年に結成したウィーン・フィルのクラリネット奏者。ここでは仲間たちと共にブラームスのクラリネット五重奏曲を生き生きと演奏しています。10年後のステレオ録音とはまた違った魅力をもつ演奏です。 弦楽8人によるメンデルスゾーンの八重奏曲も19年後のステレオ録音とは異なる味わいが聴きものとなっています。
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