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ドイツ・グラモフォン111~「ザ・ピアノ」(40CD)

  • 発売日:2015/03/31
  • レーベル:Dg
  • カタログNo.:4794351
  • 組み枚数:40枚
  • 発売国:Europe
  • フォーマット:CD
  • 国内送料無料

CD

ドイツ・グラモフォン111~「ザ・ピアノ」(40CD)【CD】 40枚組

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ドイツ・グラモフォン111~「ザ・ピアノ」(40CD)【CD】 40枚組

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商品説明


ドイツ・グラモフォン111~「ザ・ピアノ」(40CD)

ドイツ・グラモフォンの長い歴史の中で、ピアノのレパートリーは常に中心的な位置を占めてきました。このセットは、32人のピアニストによる名演奏・名盤をアルファベット順に並べています。ピエール=ロラン・エマール、アルゲリッチ、バレンボイム、ミケランジェリ、エッシェンバッハ、ギレリス、グリモー、ホロヴィッツ、ケンプ、キーシン、ピリス、ポリーニ、リヒテル、トリフォノフ・・・などなどスター・ピアニストによる名盤が厳選された40枚組です。
 初発売時のオリジナル・ジャケット・デザインを使用した紙ジャケット仕様。150ページのブックレットには、Jed Distler氏による書き下ろしライナーノーツ(欧文)、アーティストの写真などが収録される予定です。初回のみの限定生産となります。(HMV)

【収録情報】

Disc1
● J.S.バッハ:フーガの技法 BWV.1080


 ピエール=ロラン・エマール(ピアノ)
 録音:2007年9月

現代音楽の分野でその名を轟かせ、近年はアーノンクールとの共演によるベートーヴェンや弾き振りによるモーツァルトなど、クラシック作品でも確固たる地位を築いているピエール=ロラン・エマールのDG移籍第1弾は、なんとバッハ作品。しかも、1740年代に作曲され、バッハの死後に出版された未完の大作『フーガの技法』です。特殊な調律をほどこしたスタインウェイによる演奏。
 この作品には、バッハの亡くなった直後の1751年と翌1752年に出された2種の出版譜があり、それらにはこれまでにさまざまに研究が重ねられています。その中で、エマールは今回の録音に際し、新バッハ全集の楽譜ではなく、バッハ・アルヒーフ・ライプツィヒ本部事務局所長を務めるクリストフ・ヴォルフが1987年に編集した両版の内から、52年版=後期稿を用いて演奏している点も注目。

Disc2
●シューマン:交響的練習曲 Op.13
●シューマン:幻想曲 ハ長調 Op.17
●シューマン:ダヴィッド同盟舞曲集 Op.6


 ゲーザ・アンダ(ピアノ
 録音:1963年5月、1966年5月(Op.6)

フルトヴェングラーやメンゲルベルク、クレンペラー、クナッパーツブッシュ、ヨッフム、カラヤン、アンチェル、フリッチャイ、クーベリック等々、錚々たる巨匠たちと共演し、常に高い評価を得ていた名ピアニスト、ゲザ・アンダ[1921-1976]は、フルトヴェングラーから「ピアノのトルヴァドール」と絶賛されたことでも知られています。
 その芸風はきわめてロマンティックなもので、ときに見せる切れ味鋭いダイナミズムと、振幅の大きいテンポにより、野生的な激しさから思索的で気品に満ちた美しさまで縦横無尽に駆け巡る演奏には驚くほかありません。場合によっては即興的なまでに自由奔放なその表情付けは、これらシューマン作品でも成功しています。
Disc3
● ショパン:スケルツォ第3番 Op.39
● ブラームス:ラプソディ ロ短調 Op.79-1
● ブラームス:ラプソディ ト短調 Op.79-2
● プロコフィエフ:トッカータ Op.11
● ラヴェル:水の戯れ
● ショパン:舟歌 嬰へ長調 Op.60
● リスト:ハンガリー狂詩曲第6番変二長調
● リスト:ピアノ・ソナタ ロ短調 S.178


 マルタ・アルゲリッチ(ピアノ)
 録音:1960年7月、1971年6月(リスト:ソナタ)

1960年にレコーディングされたアルゲリッチのDGデビュー盤に、1971年録音のリスト:ロ短調ピアノ・ソナタを追加。
Disc4
● J.S.バッハ:トッカータ ハ短調 BWV.911
● J.S.バッハ:パルティータ第2番ハ短調 BWV.826
● J.S.バッハ:イギリス組曲第2番イ短調 BWV.807


 マルタ・アルゲリッチ(ピアノ)
 録音:1979年2月

ピアノで弾くバッハの極限の姿を示した演奏。アルゲリッチのダイナミズム、鋭利なタッチはバッハでもすごい説得力が感じられます。
Disc5
● シューベルト:6つの楽興の時 Op.94, D.780
● リスト:『愛の夢』第1番~第3番
● メンデルスゾーン:無言歌集より
(Op.19-1, Op.30-6, Op.38-6, Op.62-1, Op.62-5, Op.62-6, Op.67-4, Op.67-5, Op.102-6)

 ダニエル・バレンボイム(ピアノ)
 録音:1977年10月、1980年4月、1973年6月

バレンボイムが得意とする濃厚なロマンティシズムの表現が、作品の内容と合致した美しいアルバム。シューベルトとリスト、メンデルスゾーンの小品から、詩情豊かな表情を見事に引き出しています。
Disc6
● ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第8番 Op13『悲愴』
● ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第14番 Op.27-2『月光』
● ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第23番 Op.57『熱情』


 ダニエル・バレンボイム(ピアノ)
 録音:1984年3月、1983年12月、1981年5月

バレンボイム2度目のベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全集からの3大ソナタ・アルバム。最初の全集での演奏に較べると、音質のせいもあってか、表現が安定して立派なものとなっています。
Disc7
● ドビュッシー:『映像』第1集
● ドビュッシー:『映像』第2集
● ドビュッシー:子供の領分


 アルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリ(ピアノ)
 録音時期:1971年8月

高水準な演奏の多いミケランジェリのドイツ・グラモフォン録音の中でも最も人気の高いもののひとつがこのドビュッシー・アルバム。吟味し尽くされたかのような絶妙なタッチが、ドビュッシーのピアノ音楽の魅力の深い部分を世界に広めることに大きく貢献した名盤です。
Disc8
● ラフマニノフ:6つの楽興の時 Op.16
● ラフマニノフ:コレッリの主題による変奏曲 Op.42
● ラフマニノフ:前奏曲集
(Op.3-2, Op.23-1, Op.23-4, Op.32-12, Op.32-10, Op.23-2)

 ラザール・ベルマン(ピアノ)
 録音:1975年11月、1980年2月

西側での名声を確立したベルマン[1930-2005]がドイツ・グラモフォンで制作したアルバム。ラ・フォリアの親しみやすい旋律が極限まで拡大変容されるラフマニノフの傑作でベルマンが示すアプローチは雄大さと美しさを兼ね備えた見事なもの。前奏曲集での重みのある力強さも立派です。

Disc9
● ショパン:ポロネーズ集(第1番~第7番)


 ラファウ・ブレハッチ(ピアノ)
 録音:2013年1月

ラファウ・ブレハッチは1985年6月30日ポーランド生まれ。様々なコンクールで数々の賞を受賞したのち、2005年10月、ショパン国際ピアノ・コンクールで優勝を果たすのみならず、マズルカ賞、ポロネーズ賞、コンチェルト賞、ソナタ賞の副賞全てを受賞するという快挙を成し遂げた才能溢れるピアニストです。
Disc10
● ウェーバー:ピアノ・ソナタ第2番変イ長調 Op.39
● ウェーバー:ピアノ・ソナタ第3番ニ短調 Op.49


 ディノ・チアーニ(ピアノ)
 録音:1970年3月

1974年に33歳の若さで交通事故のために夭折したイタリアの天才ピアニスト、ディノ・チアーニ[1941-1974]によるドイツ・グラモフォン録音。イタリアではCD化されていましたが、インターナショナル・リリースは今回が初めてとなります。
Disc11
● ハイドン:ピアノ・ソナタ集

 ハ長調 Hob XVI:35
 ニ長調 Hob XVI:37
 ホ短調 Hob XVI:34
 嬰ハ短調 Hob XVI:36

 クリストフ・エッシェンバッハ(ピアノ)
 録音:1974年7月

エッシェンバッハ若き日のドイツ・グラモフォン録音。同時期のシューベルトやショパンではすでに濃密でロマンティックな解釈を聴かせていましたが、ハイドンでは端正な様式で模範となるような演奏を展開しています。国内盤では教則シリーズでCD化されていますが、インターナショナル・リリースは今回が初めてとなります。
Disc12
● バルトーク:ミクロコスモス(18曲抜粋)
● バルトーク:組曲 Op.14
● バルトーク:ルーマニア民謡舞曲集
● バルトーク:ソナタ
● バルトーク:野外にて
● バルトーク:ソナチネ
● バルトーク:アレグロ・バルバロ


 アンドール・フォルデス(ピアノ)
 録音:1955年5月(ミクロコスモス、ルーマニア舞曲)、1954年5月、1955年1月

バルトークと親交があったというフォルデスは、民族的要素を含めて作曲者の意図を鋭く読みとった解釈で定評がありました。このバルトーク・アルバムはACCディスク大賞を受賞した録音で、モノラルながら良好な音質で、作品の真価をよく示していると言われています。
 フォルデスは1913年12月21日にブダペストの音楽一家に誕生したハンガリー人ですが、戦争のためアメリカに亡命、1940年にラジオ・リサイタル・デビューし、以後しばらくはアメリカを本拠に活躍、1948年にはアメリカの市民権も獲得しています。しかし、その後、1957年にギーゼキングの後任としてザール音楽院のピアノ科教授に任命されると、ヨーロッパを中心とした生活を送るようになり、1961年にはスイスに移住し、以後、亡くなるまで同地を拠点に活動することとなります。
 ということで、ハンガリー時代が短く、英語圏を経てドイツ語圏での活動が主体となっていったために、フォルデシュではなくフォルデスと呼ばれることが多いようです。
 フォルデスはブダペスト四重奏団の初代ヴィオラ奏者を叔父に持ち、叔母は歌手、母はピアニストという家庭で成長、はやくから母によって音楽の手ほどきを受けたのち、ティボール・サットマリらに教えを受け、8歳でモーツァルトのピアノ協奏曲第15番を弾いてデビューして神童と称えられ、その後、フランツ・リスト音楽院でドホナーニやヴェイネル、バルトークらに師事。
 1933年にはフランツ・リスト国際ピアノ・コンクールでリスト賞を授賞、その後、一時演奏活動を休止して哲学と語学を学び、1939年から演奏活動を再開しています。しかし、第二次世界大戦の影響で祖国を離れざるをえなくなり、ノルウェーやスウェーデンを経由してアメリカに亡命することとなります。
 フォルデスは現在ではバルトークやコダーイなど20世紀ハンガリー音楽のスペシャリストとして有名ですが、実際にはレパートリーは幅広く、ドイツ・グラモフォンやEMIにも数多くの録音をおこなっていたほか、ベートーヴェン弾きとしても知られており、クナッパーツブッシュやライトナーとも共演。1992年にスイスの自宅で階段から落ちて亡くなったときも、ボンのベートーヴェンハウスでのマスタークラスの準備をしていたところでした。
Disc13
● J.S.バッハ:ゴルトベルク変奏曲


 アンドレイ・ガヴリーロフ(ピアノ)
 録音:1992年9月

1955年モスクワ生まれのガヴリーロフは、18歳のときにチャイコフスキー・コンクールで優勝し、以後、世界的に活躍するヴィルトゥオーゾ型ピアニスト。録音では、初期の猛スピードのショパンのエチュードが有名でしたが、ドイツ・グラモフォンに移ってからは、じっくりとした表現もおこなうようになり、ここでも硬軟使い分けた見事な演奏を聴かせています。
Disc14
● ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第28番イ長調 Op.101
● ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第30番ホ長調 Op.109
● ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第31番変イ長調 Op.110


 エミール・ギレリス(ピアノ)
 録音:1972年1月、1985年8月

ソ連のピアニスト、エミール・ギレリス[1916-1985]がドイツ・グラモフォンに遺したベートーヴェン作品はどれも見事な演奏ですが、ここでは亡くなる少し前に録音された第30番と第31番をメインに、1972年の第28番も収録しています。力強いタッチと堅牢な構築性、そして抑制の効いた抒情性が聴きものです。
Disc15
● グリーグ:抒情小曲集
から
 1 アリエッタ 作品12の1
 2 子守歌 作品38の1
 3 蝶々 作品43の1
 4 孤独なさすらい人 作品43の2
 5 音楽帳 作品47の2
 6 メロディ 作品47の3
 7 ノルウェーの踊り(ハリング) 作品47の4
 8 夜想曲 作品54の4
 9 スケルツォ 作品54の5
 10 郷愁 作品57の6
 11 小川 作品62の4
 12 家路 作品62の6
 13 バラード風に 作品65の5
 14 おばあさんのメヌエット 作品68の2
 15 あなたのおそばに 作品68の3
 16 ゆりかごの歌 作品68の5
 17 昔々 作品71の1
 18 パック 作品71の3
 19 過去 作品71の6
 20 余韻 作品71の7

 エミール・ギレリス(ピアノ)
 録音:1974年6月

グリーグが身近な題材により生涯かけて書き続けた小品群である『抒情小曲集』は、ギレリスのこの美しい録音によって世界的に有名になった作品でもあります。
Disc16
● ショパン:ピアノ・ソナタ第2番変ロ短調 Op.35
● ラフマニノフ:ピアノ・ソナタ第2番変ロ短調 Op.36
● ショパン:子守歌 変ニ長調 Op.57
● ショパン:舟歌 嬰へ長調 Op.60


 エレーヌ・グリモー(ピアノ)
 録音:2004年12月

ドイツ・グラモフォンに移籍後、かつてにまさる意欲的なレコーディング活動をみせているエレーヌ・グリモー。今回は、ショパンとラフマニノフのピアノ・ソナタ第2番をカップリングするという豪華さです。
 ショパンの作品はグリモーにとってすべて初録音。これほど声望のあるピアニストがこれまでほとんどショパンをレコーディングしていなかったとは信じがたいことですが、本人によれば、2004年5月にマウリツィオ・ポリーニが東京で開いたリサイタルにおけるショパン演奏に感銘を受け、自らも手がける決心をしたとのことです。
 2度目のレコーディングとなるラフマニノフは、グリモーのデビュー盤(当時15歳)でも取り上げられてフランスのディスク大賞を得た思い出深い作品。
Disc17
● モーツァルト:ピアノ・ソナタ第17番 K.576
● モーツァルト:ピアノ・ソナタ第16番 K.570
● モーツァルト:幻想曲 K.475


 フリードリヒ・グルダ(ピアノ)
 録音時期:1978年9月

グルダのモーツァルトといえば、ライヴ録音の「モーツァルト・テープス」が現在ではよく知られていますが、このアルバムはその数年前にセッションを組んでレコーディングされたものです。セッション録音のため音質条件は格段に優秀で、グルダならではの装飾音の扱いなども明晰に示され、改めてその精妙なピアニズムに驚かされます。
Disc18
● ラヴェル:ソナチネ
● ラヴェル:高雅で感傷的なワルツ
● ラヴェル:クープランの墓
● ドビュッシー:ピアノのために
● バルトーク:ソナチネ
● ルーセル:3つの小品 Op.49


 モニク・アース(ピアノ)
 録音:1955年、1949年1月

フランスの女性ピアニスト、モニク・アース[1909-1987]は、近代音楽に優れた手腕を発揮したことで有名で、特にドビュッシーやラヴェル、バルトークなどで高い評価を得ていました。このアルバムに収録された音源はモノラル期に録音されたもので、彼女のそうした個性が強く発揮されたものとして知られています
Disc19
● モーツァルト:ピアノ・ソナタ第2番へ長調 K.280
● D.スカルラッティ:11のソナタ
(K.247, 2, 132, 35, 193, 386, 519, 322, 87, 515, 437)

 クララ・ハスキル(ピアノ)
 録音:1960年5月、1950年

独特の演奏で今も人気の高い名ピアニスト、クララ・ハスキル[1890-1965]がウエストミンスター・レーベルで1955年にモノラル録音したスカルラッティをメインに、ドイツ・グラモフォンで1960年にステレオ録音したモーツァルトのピアノ・ソナタを組み合わせたアルバム。近年は元気に演奏されることの多いスカルラッティですが、ここでの演奏はハスキルならではのしっとりした抒情美の際立つ印象的なものとなっています。
Disc20
● J.S.バッハ:いざ来ませ、異邦人の救い主よ BWV.659
● モーツァルト:ピアノ・ソナタ第10番ハ長調 K.330
● ショパン:マズルカ第13番イ短調 Op.17-4
● ショパン:スケルツォ第1番ロ短調 Op.20
● シューベルト:4つの即興曲~第4番 Op.90-4, D.899
● リスト:コンソレーション第3番
● シューマン:ノヴェレッテ Op.21~第1番
● ラフマニノフ:前奏曲 嬰ハ短調 Op.32-12
● スクリャービン:練習曲 嬰ハ短調 Op.2-1
● ショパン:英雄ポロネーズ Op.53
● モシュコフスキ:練習曲 ヘ長調 Op.72-6


 ウラディミール・ホロヴィッツ(ピアノ)
 録音:1985年4月

演奏活動から遠ざかっていたホロヴィッツ[1903-1989]が、ドイツ・グラモフォンと専属契約を結び、ニューヨークの自宅でおこなったレコーディング。このアルバムの成功をきっかけに、以後、再び世界的な演奏活動を展開することになります。
Disc21
● シューベルト:4つの即興曲 D.899
● シューベルト:4つの即興曲 D.935
● シューベルト:ピアノ・ソナタ第13番イ長調 D.664


 ヴィルヘルム・ケンプ(ピアノ)
 録音:1965年9月、1967年1月

ケンプのシューベルトを聴いて感じられるのは限りなく紡ぎだされる歌心でしょう。そこには、常にメロディを第一として歌う彼の姿勢が表れており、そのピアノからは詩情豊かな響きの世界が展開します。若き日、ケンプは単にピアノ・ソロ作品だけではなく歌曲の伴奏を積極的に行いました。後年、彼は自らの回想のなかで、この経験が大変貴重なものであったと述べています。これら一連のシューベルト録音にもそれは十分窺うことが出来ます。汲めども尽きないシューベルトの音楽の泉をケンプはあらゆる面から掬い取り、その芳醇な香りを我々に与えてくれるのです。
Disc22
● ブラームス:幻想曲集 Op.116
● ブラームス:間奏曲集 Op.117
● ブラームス:6つの小品 Op.118
● ブラームス:4つの小品 Op.119


 ヴィルヘルム・ケンプ(ピアノ)
 録音:1963年12月

ケンプの奏でるブラームスは、あたかも長い熟成のときを待って生みだされた古酒のように豊穣な味わいに満ちており、えも言われぬ広がりが感じられます。そこには枯れた響きや渋味は一切なく、瑞々しく芳醇でたっぷりとしたコクがあり、聴き手を豊かな満足感で満たすのです。これはケンプが人間的に、また精神的に到達した境地と深く結びついており、同世代のほかのピアニストとも一線を画す彼だけのブラームスといえましょう。さらに、独自のロマンティシズムも失われることなく全面を覆い、聴き終えたあとに至福の時が訪れるのです。
Disc23
● シューベルト:さすらい人幻想曲 D.760
● シューベルト=リスト:トランスクリプション集(糸を紡ぐグレートヒェン/セレナード/水車と小川/水の上で歌う)
● ブラームス:7つの幻想曲集 Op.116
● リスト:ハンガリー狂詩曲第12番嬰ハ短調


 エフゲニー・キーシン(ピアノ)
 録音:1990年12月

歌曲の旋律を用いて自由に構成された『さすらい人幻想曲』、シューベルトのリートをリストが編曲した4つの歌曲、静かな快活さと諦念に似た感情の交錯が独特の雰囲気を形成する幻想曲集、ハンガリーの民族舞曲に基づくハンガリー狂詩曲。ロマン派の3人の作曲家によるピアノ曲をキーシンの演奏で聴くアルバムです。
Disc24-25
『ランラン/ライヴ・アット・カーネギー・ホール2003』
● シューマン:アベッグ変奏曲 Op.1
● ハイドン:ピアノ・ソナタ ハ長調 Hob.XVI:50
● シューベルト:さすらい人幻想曲 D.760
● タン・ドゥン:水彩による8つの思い出 Op.1
● ショパン:夜想曲 第8番変ニ長調 Op.27-2

● リスト:ドン・ファンの回想 S.418
● シューマン:トロイメライ
● 中国民謡:二頭の馬の競走
● リスト:『愛の夢』第3番

 ランラン(ピアノ)
 録音:2003年11月

超絶的なテクニックとエモーショナルなパフォーマンスで聴衆を興奮の渦に巻き込む若きヴィルトゥオーゾ、ラン・ランのDG第2弾。2003年11月に満員の聴衆を集めて行われたNYのカーネギー・ホールにおけるデビュー・コンサートのライヴ録音です。いずれもラン・ランの得意とする曲目がプログラムに選ばれており、タン・ドゥンの作品は、1978年から1979年にかけて作曲された最初期の作品で親しみやすい音楽。また、アンコールで演奏された中国民謡の「二頭の馬の競走」では、ラン・ランの実父である二胡奏者のラン・グォレンが特別出演して二重奏を聴かせています。
Disc26
● ショパン:12の夜想曲集
(第1,2,4,5,7,8,10,11,13,15,18,20番)

 マリア・ジョアン・ピリス(ピアノ)
 録音:1996年4月

現代を代表するピアニスト、マリア・ジョアン・ピリスの代表的なレコーディングで、レコード・アカデミー賞を受賞した名盤としても有名なショパン:夜想曲全集から12曲を抜粋収録。
 高名な批評家の吉田秀和氏も「もうサロン音楽などというものではなく、同じ音の詩人のバラードやスケルツォに少しも劣らぬ大建築」と賞賛、シンプルなピアノ小品が並んだだけの曲集に終らせない優れた内容は、1996年の発売当初から注目を集めていました。
 明快なタッチとシャープな音色、ニュアンス豊かな響きを兼ね備えたピリスの演奏は、抒情的な美しさ一辺倒になることなく、大きな感情の動きをも盛り込んだもので、起伏に富んだ音楽づくりが強い説得力を感じさせます。
Disc27
● チャイコフスキー:18の小品 Op.72
● ショパン:夜想曲 第20番嬰ハ短調(遺作)


 ミハイル・プレトニョフ(ピアノ)
 録音:2004年1月

チューリヒのトーンハレにおけるライヴ録音。『18の小品』はチャイコフスキー最晩年の知られざる傑作。カップリングのショパンも含め高く評価された演奏です。
Disc28
● ショパン:ピアノ・ソナタ第2番変ロ短調 Op.35
● ラヴェル:夜のガスパール
● プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ第6番 Op.82


 イーヴォ・ポゴレリチ(ピアノ)
 録音:1981年2月、1982年10月

クロアチア人の父とセルビア人の母の間に生まれたポゴレリチは、1980年のショパン・コンクールでの賛否両論により、アルゲリッチが抗議して審査員を辞任するという騒ぎがありましたが、そのせいでかえって注目を集め、4ヶ月後にはドイツ・グラモフォンへのレコーディングを開始し、ほどなくカーネギー・ホールでデビュー・リサイタルもおこなうという華やかなキャリアをスタートすることになります。
 ポゴレリチの音楽に決定的な影響を与えたのは、18歳から教えを受けたグルジア人ピアニストのアリザ・ケゼラーゼ(ケジェラッゼ)でした。ケゼラーゼからの影響は音楽だけにとどまらず、ポゴレリチはショパン・コンクールの年に熱烈に求婚して21歳年上の彼女と結婚、大胆な解釈をさらに深め、精力的でユニークな演奏活動を展開します。しかし彼女が1996年に癌で亡くなってしまうと、ポゴレリチはレコーディングをやめてしまい、さらに4年後に父親も失うと重度の鬱病のために演奏活動から一時退くこととなってしまうのです。
 このアルバムが録音されたのはショパン・コンクールの翌年と翌々年のことで、エキセントリックなまでのポゴレリチの魅力がたまらない内容となっています。
Disc29
● ショパン:12の練習曲 Op.10
● ショパン:12の練習曲 Op.25


 マウリツィオ・ポリーニ(ピアノ)
 録音:1972年1月

1960年、18歳で第6回ショパン国際ピアノコンクールに審査員全員一致で優勝。審査委員長のアルトゥール・ルービンシュタインが「今ここにいる審査員の中で、彼より巧く弾けるものが果たしているであろうか」と賛辞を述べ、一躍国際的な名声を勝ち取るものの、その後10年近く演奏活動から遠ざかってさらに研鑽を積み、演奏活動復帰後は完璧という言葉を体現した演奏で常にトップ・ピアニストとして君臨してきたポリーニが、復帰後まもなくおこなったのがこの録音です。
Disc30
● ストラヴィンスキー:ペトルーシュカからの3章
● プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ第7番ロ長調 Op.33
● ヴェーベルン:変奏曲 Op.27
● ブーレーズ:ピアノ・ソナタ第2番


 マウリツィオ・ポリーニ(ピアノ)
 録音:1971年9月、1976年7月

ドイツ・グラモフォン専属契約後の初レコーディングとなったプロコフィエフの戦争ソナタとストラヴィンスキーのペトルーシュカからの3章は、ポリーニのテクニックと音楽性を強烈に印象付けた名録音。組み合わせには、1976年録音で、難曲中の難曲を鮮やかに弾ききって世間を仰天させたブーレーズとヴェーベルンが配され、1枚で二十世紀作品の多彩な音響をたっぷり味わえる内容となっています。
Disc31
● シューマン:4つの行進曲 Op.76~第2番
● シューマン:森の情景 Op.82
● シューマン:幻想小曲集 Op.12


 スヴィヤトスラフ・リヒテル(ピアノ)
 録音:1956年11月

西側デビュー前にすでに有名だったリヒテルの演奏をレコーディングするため、ドイツ・グラモフォンのチームがプラハまで赴いてレコーディングしたのがこのシューマンです。
Disc32
● ハイドン:ピアノ・ソナタ ト短調 Hob.XVI:44
● ショパン:バラード 第3番変イ長調 Op.47
● ドビュッシー:前奏曲集第1巻~第2番『ヴェール』
● ドビュッシー:前奏曲集第1巻~第3番『野を渡る風』
● ドビュッシー:前奏曲集第1巻~第5番『アナカプリの丘』
● プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ第8番ロ短調 Op.84


 スヴィヤトスラフ・リヒテル(ピアノ)
 録音:1961年7月-8月

Disc33
● スクリャービン:ピアノ・ソナタ第5番~第10番


 ロベルト・シドン(ピアノ)
 録音:1970年10月

ロベルト・シドン[1941-2011]はハンガリー系のブラジル人で、9歳で最初のコンサートをおこない、やがてアメリカでクラウディオ・アラウらに師事、1963年にコンサート・ピアニストとしての活動を開始し、1967年にドイツに移住し、ドイツ・グラモフォンなどにレコーディングをおこないました。
 腕の立つピアニストだったシドンの代表作は、スクリャービンとリストで、ここではソナタ第5番~第10番を収録しています。
Disc34
● スクリャービン:ピアノ・ソナタ第2番嬰ト短調 Op.19
● リスト:ピアノ・ソナタ ロ短調
● ショパン:24の前奏曲 Op.28
● メトネル:おとぎ話 変ホ長調 Op.26-2


 ダニール・トリフォノフ(ピアノ)
 録音:2013年2月、カーネギー・ホール(ライヴ)

ダニール・トリフォノフが、2013年2月にニューヨークのカーネギー・ホールでおこなったリサイタルをライヴ録音したアルバム。
 スクリャービンの『幻想ソナタ』にリストのロ短調ソナタという難曲に加え、ショパンの24の前奏曲も取り上げるという力の入ったプログラムで、トリフォノフの現在の実力を聴くことができます。
Disc35
● リスト:ピアノ作品集

 ハンガリー狂詩曲第6番変ニ長調 S.244
 即興的ワルツ S.213
 6つのコンソレーション S.172~第2番、第3番
 リゴレット・パラフレーズ S.434
 ラ・カンパネッラ
 ハンガリー狂詩曲第15番 S.244
 ポロネーズ第2番
 ドン・ファンの回想 S.418
 水の上を渡るバドヴァの聖フランンシス
 パガニーニ練習曲~第2番

 タマーシュ・ヴァシャーリ(ピアノ)
 録音:1957年7月、1961年5月、1959年5月


Disc36
● ラフマニノフ:音の絵 Op.39~第6,4,5番
● ラフマニノフ:エレジー Op.3-1
● D.スカルラッティ:ソナタ ト長調 K.455
● グルック:オルフェオからメロディ
● アルベニス:イベリア~第6番『トゥリアーナ』
● ビゼー=ホロヴィッツ:カルメンの主題による変奏曲
● シューベルト=リスト:糸を紡ぐグレートヒェン
● シュトラウス=シフラ:トリッチ・トラッチ・ポルカ
● ショパン:ワルツ第7番嬰ハ短調 Op.64-2
● デュカス=シュタウブ:魔法使いの弟子
● スクリャービン:練習曲 ロ長調 Op.11-11
● スクリャービン:前奏曲 ロ短調 Op.13-6
● スクリャービン:前奏曲 嬰ト短調 Op.11-12
● スクリャービン:練習曲 嬰ハ短調 Op.8-9
● スクリャービン:2つの詩曲~第1番嬰へ短調 Op.32-1
● サン=サーンス(リスト/ホロヴィッツ編):死の舞踏 Op.40


 ユジャ・ワン(ピアノ)
 録音:2011年12月

超絶技巧ピアニスト、ユジャ・ワンは1987年北京生まれ。6歳からピアノを学び始め、北京の中央音楽学院を経て、フィラデルフィアに移りカーティス音楽院でゲイリー・グラフマンに師事。2008年にカーティス音楽院卒業。2005年にズーカーマン指揮のオタワ・ナショナル・アーツ・センター管弦楽団とメジャー・コンサート・デビューをしてから、カナダ中の記者が『スター誕生』と注目し始め、2006年以降、シカゴ響、ニューヨーク・フィル、ボストン響、サンフランシスコ響、サンクトペテルブルク・フィル、他、一流オーケストラへの客演やリサイタルが激増しています。
Disc37
● ドビュッシー:版画
● ドビュッシー:練習曲第11番『組み合わされたアルペッジョのための練習曲』
● ドビュッシー:ベルガマスク組曲
● ドビュッシー:子供の領分
● ドビュッシー:前奏曲集第1巻~第8番『亜麻色の髪の乙女』
● ドビュッシー:喜びの島
● ドビュッシー:レントよりも遅く


 アレクシス・ワイセンベルク(ピアノ)
 録音:1985年1月,9月

独特の硬質でクリスタルな響きと、胸のすくようなスピード感を実現する超絶技巧により、熱心なファンが多いことでも知られる名ピアニスト、アレクシス・ワイセンベルクは、1929年7月26日にブルガリアの首都ソフィアに誕生。ピアニストだった母親に3歳からピアノを学び、その後、第二次世界大戦中にソフィアの音楽院で有名な作曲家でピアニストのヴラディゲロフにピアノと作曲を師事します。しかし、ブルガリアがナチス・ドイツの同盟国だったこともあって、ユダヤ系だったワイセンベルクは、1944年、強制収容所に送られてしまいますが、イギリス空軍の爆撃による混乱を機に、母親と共にトルコまで脱出することに成功、そのままイスラエルに逃れ、同年、テルアヴィヴでリサイタルを開いて成功を収めます。
 その後、1946年にはアメリカに渡ってジュリアード音楽院でサマロフ女史に師事し、さらにシュナーベルやランドフスカからも学んで腕を磨き、1947年にはフィラデルフィア管主催のユース・コンクールで優勝。さらに同年、レーヴェントリット国際コンクールでも優勝して一躍注目を集め、翌1948年にはジョージ・セル指揮するニューヨーク・フィルと共演してアメリカ・デビュー・コンサートを成功させます。
 しかし、その後のアメリカでのルーティンな演奏活動はワイセンベルクの意に沿うものとはいえなかったようで、そうした生活に嫌気の差した彼は、1956年、演奏活動を中止して自省と研鑽のための隠遁生活に入ります。
 4年後には彼はパリに渡り、さらに6年の沈黙後、1966年11月に開かれたパリでのリサイタルで奇跡的なカムバックを果たし、翌年にはカラヤンと共演して大成功を収め、以後、輝かしいキャリアを重ねることになります。
Disc38
● D.スカルラッティ:ソナタ K.380
● D.スカルラッティ:ソナタ K.13
● モーツァルト:ピアノ・ソナタ第10番ハ長調 K.330
● シューマン:謝肉祭 Op.9
● リスト:スペイン風狂詩曲


 ユンディ・リ(ピアノ)
 録音 2005年1月

若手のピアニストのなかでも目覚しい活躍を続けているユンディ・リ。2005年に入ってからでも、ミラノ、ミュンヘン、パリでのリサイタルをはじめ、3月末から5月初めにかけての長期にわたるリサイタルとコンサートのツアーを行っており、高い評価を得ています。今後も7月に小澤征爾との共演による協奏曲、9月にリサイタルでの2回の来日のほか、スイスのヴェルビエ音楽祭でレヴァインとの共演、ドイツを中心としたヨーロッパ各地でのリサイタルが予定されています。
 今回の新録音は、今年(2005年)になってからのリサイタルでプログラムに取り入れているモーツァルトのソナタ第10番、シューマンの『謝肉祭』のほか、スカルラッティとリストという興味深いプログラム。ユンディの、内に秘めた情熱をウィーンのムジークフェラインの響きが包み、録音演奏ともすばらしい出来上がりとなっています。
Disc39
● ショパン:バラード第1番~第4番
● ショパン:舟歌 嬰へ長調 Op.60
● ショパン:幻想曲 ヘ短調 Op.49


 クリスティアン・ツィマーマン(ピアノ)
 録音:1987年7月

東京にマンションを持ち、1年のうちの3、4ヵ月は日本で過ごしていると語るツィマーマンの代表作ともいえるのがこのショパン。素晴らしい演奏です。
Disc40
● ドビュッシー:前奏曲集第1巻
● ドビュッシー:前奏曲集第2巻


 クリスティアン・ツィマーマン(ピアノ)
 録音:1991年8月

CD1枚に全曲を収録。ショパン・コンクール優勝という華々しい経歴を持ちながら「アイドル的な名声」に溺れることなく、厳選したレパートリーによる素晴らしい演奏で世界中のファンから尊敬に近い人気をあつめている孤高の巨匠、ツィマーマン唯一のドビュッシー録音。自らに厳しく、選りすぐった作品だけを納得のいくまで考え抜いた上でなければ弾こうとはしないツィマーマンの姿勢は、万事がコマーシャリズム優先の現代では考えられないほどですが、それだけに、このピアニストがリリースしたアルバムはどれも傑作というべき見事な出来栄え。ピアノ音楽を愛する方には見逃すことができないものばかりです。このドビュッシーでも、完璧といいたいほどの演奏水準に驚くほかありません。

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