シンフォニー　～ライヴ・イン・ウィーン～（デラックス・エディション）（ＣＤ＋ＤＶＤ）【CD】

【ゴシック建築の大聖堂でのコンサート】
美声のディーヴァ、サラ・ブライトマンが、音楽の都ウィーンのシュテファン大聖堂で2008年1月におこなったコンサートのライヴ盤。世界遺産にも指定されている荘厳なたたずまいのゴシック建築の中でおこなわれたコンサートは視覚的にも魅力十分。
　曲目は、静謐で天国的な美しさにあふれるウェッバー：レクイエムからの「ピエ・イエス」に始まり、「嘆きの天使」「シンフォニー」と壮麗に盛り上がり、「ジュピター～栄光の輝き」「オペラ座の怪人」「タイム・トゥ・セイ・グッバイ」などの大ヒット曲を経て、シューベルトの「アヴェ・マリア」で静かな感動の中に締めくくられるという構成。
　ライヴの興奮と生々しい感動が伝わる巧みな演出、サラ・ブライトマンの見事な歌唱に聴きほれる素晴らしいアルバムです。
　音だけでも十分に満足できる内容ですが、映像で見るとまた違った面白さも発見できて興味が尽きません。

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【ボーナス・トラック】
CDとDVDが組み合わされた「デラックス・エディション」のCDには、ボーナス・トラックとして、新たにスタジオ録音された「ヴィデ・コル・メウム（わが心を見よ）」という曲が収録されています。この曲は、映画『ハンニバル』の中のきわめて印象的なシーンに使われていたもので、そのオペラの場面は、続く凄惨な展開との強烈なコントラストを形成する無類に美しいシーンとして、映画ファンには有名なものでした。映画のサントラは大御所ハンス・ジマーの手になるものですが、この部分だけは、アイルランド出身の作曲家、パトリック・キャシディがダンテの詩に作曲した美しいアリアが使われていたのです（ちなみにこの曲は、４年後のリドリー・スコット作品『キングダム・オブ・ヘブン』の葬儀シーンでもなぜか使用されていましたがサントラ盤には収録されていませんでした）。
　CDはこれまでに、サウンド・トラック盤のほか、キャサリン・ジェンキンスとブレイクによるものなどがリリースされていますが、今回のサラ・ブライトマン盤は、アレンジもゴージャスで大いに注目されるものと言えるでしょう。

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【３つのパッケージ形態】
輸入盤のパッケージ形態は、CD＋DVDのデラックス・エディションがケース仕様違いで2種類と、通常CDが1種類となっており、デラックス・エディションのCDにのみ、ボーナストラック「ヴィデ・コル・メウム」が収録されています。
CD
　15曲収録
DVD
　15曲収録（75分）
　インタビュー映像（45分）
　フォト・ギャラリー

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【DVD収録曲】
1 ピエ・イエス
2 嘆きの天使
3 シンフォニー
4 サンヴィーン
5 大いなる世界
6 サライ・クイ
7 アテッサ
8 ビー・ウィズ・ユー ～いつもそばに～
9 愛の物語
10 パシオン
11 ランニング (ジュピター～栄光の輝き)
12 レット・イット・レイン
13 ファントム・オブ・ジ・オペラ (オペラ座の怪人)
14 タイム・トゥ・セイ・グッバイ (ソロ・ヴァージョン)
15 アヴェ・マリア ～シューベルト
16 プロダクション (サラ・ブライトマン インタビュー)
17 ソングス (サラ・ブライトマン インタビュー)
18 ロケーション (アンソニー・ファーバー(神父) エリザベス・ロイド=デイヴィス(歴史学者)インタビュー）
19 フォト・ギャラリー

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【CD収録曲】
1 ピエ・イエス
2 嘆きの天使
3 シンフォニー
4 サンヴィーン
5 大いなる世界
6 サライ・クイ
7 アテッサ
8 ビー・ウィズ・ユー ～いつもそばに～
9 愛の物語
10 パシオン
11 ランニング(ジュピター～栄光の輝き)
12 レット・イット・レイン
13 ファントム・オブ・ジ・オペラ (オペラ座の怪人)
14 タイム・トゥ・セイ・グッバイ (ソロ・ヴァージョン)
15 アヴェ・マリア ～シューベルト