『イタリアン・モダニズム～カゼッラ：チェロ協奏曲、レスピーギ：アダージョと変奏、ピッツェッティ』　キエーザ、ロヴァリス＆イタリア国立放送響【CD】

イタリアン・モダニズム～カゼッラ：チェロ協奏曲、レスピーギ：アダージョと変奏、ピッツェッティ：チェロ協奏曲
キエーザ、ロヴァリス＆イタリア国立放送交響楽団

アルフレード・カゼッラ[1883-1947]とイルデブランド・ピッツェッティ[1880-1968]、オットリーノ・レスピーギ[1879-1936]という20世紀前半を代表するイタリア人作曲家のチェロ協奏曲を集めたアルバム。
　カゼッラのチェロ協奏曲はメカニカルな軍隊調の作品で、R.シュトラウスやショスタコーヴィチ的な大胆かつロマンティックな風景が描かれています。
　レスピーギの「アダージョと変奏」は、オーケストラをバックに、ハープも交えてチェロがゆったりした旋律を奏でる美しい作品。
　「20世紀のパレストリーナ」と呼ばれたピッツェッティは、レスピーギ、カゼッラと並ぶ近代イタリアの大家で、古典への回帰を含ませた情熱的でロマンティックな音楽を書きました。
　演奏のシルヴィア・キエーザは、ヤニグロに師事し、トリオ・ディ・トリエステで活躍したイタリアの名手。これらの傑作チェロ作品を感性豊かに弾いています。

【収録情報】
● カゼッラ：チェロ協奏曲 Op.58
● レスピーギ：アダージョと変奏
● ピッツェッティ：チェロ協奏曲ハ短調

　シルヴィア・キエーザ（チェロ）
　イタリア国立放送交響楽団
　コッラード・ロヴァリス（指揮）

　録音時期：2014年1月
　録音場所：トリノ、RAIアルトゥーロ・トスカニーニ・アウディトリウム
　録音方式：ステレオ（デジタル／セッション）