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- 発売日:2017/12/06
- レーベル:キングレコード
- カタログNo.:KICJ2578
- 組み枚数:1枚
- 発売国:日本
- フォーマット:CD
CD
Benson & Farrell【CD】
万能リード奏者、ジョー・ファレルを迎えてくつろいだ雰囲気を感じさせてくれるアルバム。録音:1976年3,9月ジョージ・ベンソン(g)ジョー・ファレル(fl,b,fl,ss...
Benson & Farrell【CD】
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曲目
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- オールド・デヴィル・ムーン
商品説明
万能リード奏者、ジョー・ファレルを迎えてくつろいだ雰囲気を感じさせてくれるアルバム。
録音:1976年3,9月
ジョージ・ベンソン(g)
ジョー・ファレル(fl,b,fl,ss)
ドン・グロルニック(p)
ウィル・リー(b)
アンディ・ニューマーク(ds)
ニッキー・マレロ(perc)
エリック・ゲイル(g)
スティーヴ・カーン(g)
エディ・ダニエルズ(a,fl)
デヴィッド・マシューズ(arr)
プロデュース:クリード・テイラー
アーティスト紹介
George Benson
1976年、「Warner Brothers」に移籍したベンソンは、トミー・リピューマのプロデュースによって、R&B歌手としての分野での認知を一気に高める大ヒットアルバム Breezin'を発表、ジャズのフィールドからR&B、今でいうブラック・コンテンポラリーの人気ミュージシャンとなった。この年、Breezin'に収録された“マスカレード”で“グラミー賞レコード・オブ・ジ・ヤー”を受賞している。 ジョージ゙・ベンソンは、1943年、ペンシルヴァニア州、ピッツバ-グに生まれている。この時代に生まれた多くのギタリストがそうであったように、ベンソンもウエス・モンゴメリーとチャーリー・クリスチャンに憧れてジャズギターを目指すが、ベンソンの場合、なんとその前に8歳で地元のクラブの舞台に“シンガー”として出演している。玄人はだしというか、玄人そのものの歌は本物だった。
自己研鑚を積んで、ひとかどのギタリストとなったベンソンは、1962年、19歳でチャンスを得、オルガン奏者ジャック・マクダフのバンドにグラント・グリーン、エディ・ディール、パット・マルティーノらの後釜として加入し、傑作 Brother Jack McDuff Live! に参加している。
1964年、御大マクダフのバックアップで The New Boss Guitar Of George Benson でアルバム・デビュー、ケニー・バレルやウエス・モンゴメリーを追う若手の期待のギタリストとして活躍を始める。ついで名プロデューサー、ジョン・ハモンドに誘われ、 「Columbia Label」 からメジャーデビューを飾る。It's Uptown、 The George Benson Cookbookは、当時人気のウエス・モンゴメリーを意識した演奏だった。
1967年「ヴァーヴ・レコード」に移ったベンソンは、ウエス、ケニー・バレルの後塵を拝しつつ、次第に個性を確立していった。Gilbert Gravy は大編成の作品だった。ついで「A&M」に移ったベンソンはクリード・テイラーのプロデュースでヒット路線を走り、ビートルズ・ナンバーに題材を求めた The Other Side Of Abbey Road を発表、1968年急逝したウエス・モンゴメリーに変わって、聴きやすさを持ったジャズ・ギターとして定位置を確保する。
ついで、「CTI」に移ったベンソンは、Beyond The Blue Horizon、 White Rabbit、、Body Talk 、Bad Benson をリリース,やがて、1975年には、大ヒットアルバム Breezin'を予感させる In Concert-Carnegie Hall を発表する。ここでは“サマー・タイム”“テイク・ファイヴ”など人気曲が演奏され歌われた。
1976年、「Warner Brothers」に移籍したベンソンは、トミー・リピューマのプロデュースによって、R&B歌手としての分野での認知を一気に高める大ヒットアルバム Breezin'を発表、ジャズのフィールドからR&B、今でいうブラック・コンテンポラリーの人気ミュージシャンとなった。この年、Breezin'に収録された“マスカレード”で“グラミー賞レコード・オブ・ジ・ヤー”を受賞している。
続く1970年代後半から1980年代にかけて、リピューマとのコラボレイションによって、ベンソンはアルバム発売と同時にシングルをスマッシュ・ヒットさせ、すっかりヒットメイカーにのし上がった。 Living Inside Your Love、 Weekend In LA、In Your Eyes に続いて放った Give Me The Night は、音楽的にも Breezin' 以来のハイレベルな作品だった。
1990年代になるとリピューマの「GRP Label」移籍に伴って、ベンソンもレーベル移籍、 That's Right、 Standing Together、Absolute Benson を発表、今にいたっている。
トータル的に見れば、ジャズギタリストとしてのジョージ・ベンソンは、ジャズ史に残るほどの活躍は残していない。ある意味でウエス・モンゴメリー亡き後のジャズギター界に現われ、ウエスの代役をつとめた後、トミー・リピューマの慧眼によって、本来持っていたR&B系歌手としての天賦の才能を開花させ、決してウエスに劣ることのないギター・テクニックも含めて時代の寵児になったということだろう。
かつての名演が次々と復刻され発売されるこのごろ、ベンソンも“次のディメンション”に向っているのだろうか?次回作が気になるギタリストの一人だ。(2002.June)
キャリア
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