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ジュリアード弦楽四重奏団/エピック録音全集(11CD)【CD】 11枚組
世界初CD化を含む、ジュリアード弦楽四重奏団の1960年代の精華をCD11枚に集成。ソニー・クラシカルが誇るリイッシュー・シリーズ...
ジュリアード弦楽四重奏団/エピック録音全集(11CD)【CD】 11枚組
税込
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商品説明
世界初CD化を含む、
ジュリアード弦楽四重奏団の1960年代の精華をCD11枚に集成。
ソニー・クラシカルが誇るリイッシュー・シリーズ、「オリジナル・アルバム・コレクション」に新しくジュリアード弦楽四重奏団のボックスが加わります。1962年から1966年にかけて同団がエピック・レーベルに残した録音をまとめ、さらに1956年にやはりエピックに録音していたアメリカの作曲家ベンジャミン・リースとウィリアム・デニーの弦楽四重奏曲を加えた11枚組です。このうち4枚分が24bit/192kHzリマスター、世界初CD化となります。
1946年にニューヨークのジュリアード音楽院の校長だった作曲家、ウィリアム・シューマンの提唱により、ジュリアード音楽院の教授らによって結成された「ジュリアード弦楽四重奏団」。1950年からコロンビア・レコードにバルトークとシェーンベルクの弦楽四重奏曲全曲など、折しも実用化されたばかりのLPの長時間再生特性を生かした録音を行ない、その鮮烈な演奏でレコード・ファン/室内楽ファンの大きな注目を集め、第2次大戦後の弦楽四重奏団という芸術形態に新たな方向性を示したのでした。1957年から1962年にかけてのステレオ移行期にはコロンビアと並ぶアメリカの2大メジャーの一つRCAに移籍して短期間ではあったもののベルク『抒情組曲』やドビュッシーとラヴェルなどの印象的な録音を残した後、今度はコロンビア・レコード傘下の別レーベルであったエピック・レコードに移り、モーツァルトの『ハイドン・セット』を皮切りに、ハイドン、ベートーヴェンの『ラズモフスキー・セット』と『ハープ』、シューベルト、メンデルスゾーンなど、腰を落ちつけた体制で本格的な録音活動に乗り出します。メンバーも創立メンバーのロバート・マン(第1ヴァイオリン)、ラファエル・ヒリヤー(ヴィオラ)のほかは、第2ヴァイオリンがイシドア・コーエン、チェロがクラウス・アダムに代わった第2期で、当初の鮮烈な現代音楽のスペシャリストという枠を超えて、古典派やロマン派の作品を積極的に取り上げ、弦楽四重奏団としての最初の頂点を極めた時期に当たっており、当ボックスにはそうした彼らの特質を刻み込んだ演奏がたっぷり収録されています。(1966年以降はレーベルがエピックから本家コロンビアに再度移りますが、そのまま録音活動は継続され、彼らにとって第1回目のベートーヴェン全集や第2回目のバルトーク全集を完成させます。)
なおディスク1に収録されているアメリカの作曲家ベンジャミン・リース[1924-2010]とウィリアム・デニー[1910-1980]の弦楽四重奏曲はモノラル時代の1956年にエピックに録音されていたもので、結成メンバーの第2ヴァイオリニスト、ロバート・コフ在籍時の最後の録音でもありました。
各ディスクは、アメリカ初出盤のオリジナルLPジャケット・デザインを使用した紙ジャケットに収納され、厚紙製クラムシェル・ボックスに収容されます。40ページのオールカラー・ブックレットには、詳細な録音データを含むトラックリスト、アーティスト写真と新規ライナーノーツ(欧文)が掲載される予定です。
BOX Size: L 11 cm x W 13.5 cm x H 13.3 cm(輸入元情報)
【収録情報】
Disc1
● ベンジャミン・リース:弦楽四重奏曲第1番
● ウィリアム・デニー:弦楽四重奏曲第2番
録音:1956年4月、5月 ニューヨーク、コロンビア30丁目スタジオ
Disc2
● モーツァルト:弦楽四重奏曲第14番ト長調 K.387
● モーツァルト:弦楽四重奏曲第15番ニ短調 K.421
録音:1962年5月 ニューヨーク、コロンビア30丁目スタジオ
Disc3
● モーツァルト:弦楽四重奏曲第16番変ホ長調 K.428
● モーツァルト:弦楽四重奏曲第17番変ロ長調 K.458『狩り』
録音:1962年5月 ニューヨーク、コロンビア30丁目スタジオ
Disc4
● モーツァルト:弦楽四重奏曲第18番イ長調 K.462
● モーツァルト:弦楽四重奏曲第19番ハ長調 K.465『不協和音』
録音:1962年5月 ニューヨーク、コロンビア30丁目スタジオ
Disc5
● シューベルト:弦楽四重奏曲第15番ト長調 Op.161
録音:1962年12月 ニューヨーク、コロンビア30丁目スタジオ
Disc6
● ブラームス:ピアノ五重奏曲ヘ短調 Op.34
録音:1963年3月 ニューヨーク、コロンビア30丁目スタジオ
Disc7
● メンデルスゾーン:弦楽四重奏曲第2番イ短調 Op.13
● メンデルスゾーン:弦楽四重奏曲第3番ニ長調 Op.44-1
録音:1963年12月 ニューヨーク、コロンビア30丁目スタジオ
Disc8
● ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第7番ヘ長調 Op.59-1『ラズモフスキー第1番』
● ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第8番ホ短調 Op.59-2『ラズモフスキー第2番』
録音:1964年5月 ニューヨーク、コロンビア30丁目スタジオ
Disc9
● ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第9番ハ長調 Op.59-3『ラズモフスキー第3番』
● ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第10番変ホ長調 Op.74『ハープ』
録音:1964年5月 1965年10月、ニューヨーク、コロンビア30丁目スタジオ
Disc10
● シューベルト:弦楽四重奏曲第13番イ短調 D.804『ロザムンデ』
● シューベルト:弦楽四重奏曲第9番ト短調 D.173
録音:1965年10月 ニューヨーク、コロンビア30丁目スタジオ
Disc11
● ハイドン:弦楽四重奏曲第57番ト長調 Op.54-1, Hob.III:57
● ハイドン:弦楽四重奏曲第58番ハ長調 Op.54-2, Hob.III:58
● ハイドン:弦楽四重奏曲第59番ホ長調 Op.54-3, Hob.III:59
録音:1966年4月 ニューヨーク、コロンビア30丁目スタジオ
ジュリアード弦楽四重奏団
レオン・フライシャー(ピアノ:Disc6)
録音方式:ステレオ(Disc2-11)、モノラル(Disc1)/セッション
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