序章研究の主題と方法
- 第一節研究主題
- 第二節教材の分析視角
- 第三節ヘルバルト主義の教育理念
- 第四節研究の方法、及び構成
- 第五節先行研究の検討
第一章わが国におけるヘルバルト主義受容以前の学校音楽
- 第一節伊澤修二の教育思想と音楽的素養
- 第二節『小学唱歌集』の検討
- 第三節『小学唱歌』の検討
- 第四節伊澤の音楽教材観の特質
- 第五節『音楽指南』にみる唱歌教育論
第二章ドイツ・ヘルバルト主義における学校音楽教育
- 第一節ヘルバルトの音楽的周辺
- 第二節ヘルバルト主義における音楽教育の位置づけ
- 第三節ヘルバルト主義の教育理論、及び教材論
- 第四節ラインの音楽教育論
- 第五節ヘルバルト主義に基づく学校音楽教材
第三章わが国の学校音楽におけるヘルバルト主義の受容
- 第一節音楽科教育におけるヘルバルト主義の受容
- 第二節東京高等師範学校におけるヘルバルト主義の導入
- 第三節明治ヘルバルト主義における音楽教育の位置づけ
- 第四節唱歌科教授法書の検討
第四章田村虎蔵の音楽教材観にみるヘルバルト主義
- 第一節田村虎蔵の音楽教育論
- 第二節『教科適用幼年唱歌』の検討
- 第三節田村の音楽教材観の特質とヘルバルト主義
第五章学校音楽教育におけるヘルバルト主義の定着
- 第一節文部省編『尋常小学唱歌』にみるヘルバルト主義
- 第二節田村虎蔵の『尋常小学唱歌』批判
- 第三節明治末期の唱歌科教授法書にみるヘルバルト主義
終章わが国の学校音楽教育とヘルバルト主義
補章音楽カリキュラムの再構成にむけて
- 第一節カリキュラムの定義
- 第二節カリキュラム研究の動向
- 第三節音楽教育実践者主体のカリキュラム開発の視座
- 第四節新たな音楽カリキュラム構成にむけた若干の指針