目次
法と人間存在 ケルゼン法学とポスト・モダン (松山大学研究叢書)
- 佐伯 守(著)
- 序 法をめぐる知
- 第1章 H・ケルゼンの法思想
- 1 権利と義務の構成
- 2 人格と帰報
- 3 国家の法学的形態
- 4 実定法と自然法
- 5 根本規範の思想
- 6 正義か平和か
- 第2章 法学と社会学
- 1 最小限の自然法
- 2 行為の計算可能性
- 3 社会構造の複雑性
- 4 実定法の妥当性
- 5 制度と縮減
- 6 パーソンズの予期論
- 7 役割論と自由論
- 8 他者の類型化と自己
- 9 秩序を生みだす法
- 第3章 N・ルーマンと法
- 1 法の実定性と妥当性
- 2 ケルゼンとカント認識論
- 3 命題的真理性と規範性
- 4 規範の社会的妥当性
- 5 抗事実的な行動予期
- 6 実定法の妥当根拠
- 7 他者たちの体験内容
- 8 規範体系の真理関連性
- 第4章 M・ウェーバーと法
- 1 社会秩序と法秩序
- 2 ウェーバーと合理性
- 3 A・シュッツの思想
- 4 国家秩序以前的な法の事実
- 5 社会的素材としての法的関係
- 6 法の真の問題とは何か
- 第5章 H・ケルゼンと現代
- 1 討議による根拠づけ
- 2 法の認識論の固有性
- 3 実体主義の排除
- 4 共同社会行為と法
- 5 生活世界の植民地化
- 6 国法論としての国家論
- 付論 J・ハーバーマスを読む
- 1 実践と認識の関係
- 2 マルクスの生産論への批判
- 3 生活世界の合理化
- 4 世界の脱呪術化
- 5 マルクス理論を超えて
- 6 市民的公共性へ
- 7 批判原理としての真理性
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