第１講刑事訴訟法の目的と構造
- １刑事訴訟法の意義
- ２刑事訴訟法の目的序説
- ３実体的真実主義
- ４刑事訴訟法の最終の目標
- ５迅速な裁判
- ６刑事訴訟法の構造
第２講捜査の構造と原則
- １捜査の意義と基本的構造
- ２令状主義
- ３職務質問と所持品検査
- ４逮捕に伴う捜索・差押
- ５おとり捜査
第３講逮捕・勾留をめぐる諸問題
- １逮捕の種類
- ２別件逮捕
- ３勾留の目的
- ４勾留の効力の及ぶ範囲
第４講被疑者の取調べ
- １被疑者の取調べの原則と在宅被疑者の取調べ
- ２逮捕・勾留中の被疑者の取調べ
第５講弁護人と弁護に関する諸問題
- １弁護人の地位
- ２弁護人の権限
- ３必要的弁護事件と弁護人の不在廷
- ４接見交通権
第６講公訴の原則と公訴をめぐる諸問題
- １国家訴追主義
- ２起訴便宜主義
- ３公訴と犯罪の嫌疑
- ４検察官の訴訟法上の地位
- ５公訴権の濫用
- ６起訴状一本主義
第７講裁判所および公判手続・公判準備段階の諸問題（その１）
- １公平な裁判所
- ２公開主義
- ３裁判員制度
第８講裁判所および公判手続・公判準備段階の諸問題（その２）
- １証拠開示と公判前整理手続
- ２権利保釈
第９講訴因をめぐる諸問題
- １訴因の意義・機能、訴因の特定
- ２訴因と公訴事実との関係
- ３訴因変更の要否
- ４公訴事実の同一性
- ５訴因変更命令
第１０講証拠法総論上の諸問題
- １厳格な証明と自由な証明
- ２自由心証主義
- ３挙証責任
第１１講違法収集証拠の証拠能力
- １総説
- ２違法収集証拠排除法則の根拠
- ３違法収集証拠の排除基準
- ４毒樹の果実の理論
第１２講自白法則
- １自白の証拠能力
- ２自白の証明力
- ３共犯者の自白の証明力
第１３講伝聞法則
- １伝聞証拠の意義
- ２刑訴法３２１条１項２号の特信情況
- ３証言拒否権の行使と検面調書の証拠能力
- ４自己矛盾の供述
第１４講裁判の種類・内容と成立および裁判の確定と効力
- １裁判の種類
- ２有罪判決における択一的認定
- ３裁判の成立
- ４裁判の確定と効力
第１５講一事不再理の効力
- １一事不再理の効力と二重の危険
- ２一事不再理効の発生
- ３一事不再理効の範囲
- ４免訴と一事不再理効