目次
陸軍幼年学校体制の研究 エリート養成と軍事・教育・政治
- 野邑 理栄子(著)
- 序章 陸軍幼年学校体制の歴史的位置付け
- 一 問題の提起(その一)-陸軍幼年学校体制の性格-
- 二 問題の提起(その二)-陸軍幼年学校体制をめぐる相剋-
- 三 対象時期
- 四 本書の研究目的と構成
- 第一章 陸軍幼年学校体制はなぜ発足したのか
- 問題の所在
- 一 陸軍幼年学校改革をめぐる従来の諸説
- 二 児玉源太郎の『欧洲巡廻報告書』
- 三 民党の攻勢と軍人精神強化論
- 四 「皇室との関係」深化構想
- 五 児玉構想の実現
- 小括
- 第二章 日清戦後における軍事と教育の相剋
- 問題の所在
- 一 陸軍地方幼年学校批判の発端
- 二 貴族院での陸軍地方幼年学校批判の登場
- 三 文部省側の態度への反応
- 四 山県有朋の反論
- 五 山県有朋の反論を乗り越えて
- 六 廃止要求の波紋と弱点
- 小括
- 第三章 隈板内閣と「陸軍幼年学校問題」
- 問題の所在
- 一 尾崎行雄文相の陸軍幼年学校移管案
- 二 藩閥・陸軍の反発
- 三 ジャーナリズム・政党からの反響
- 四 寺内正毅の尋常中学校長侮蔑事件
- 五 第二回高等教育会議での対立回避
- 小括
- 第四章 陸軍幼年学校の特権化
- 問題の所在
- 一 二つの問題
- 二 第一次桂太郎内閣の政務調査会
- 三 模索する陸軍幹部たち
- 四 陸軍幼年学校の特権化への道
- 小括
- 終章 陸軍エリート養成制度にみる近代日本
- 一 本論文の要旨
- 二 日本陸軍エリート養成制度の特徴
- 三 陸軍幼年学校体制がもたらしたもの
- あとがき
- 参考文献
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