目次
発話にともなう身振りの機能
- 西尾 新(著)
- 第1章 序論
- 1.1 はじめに
- 1.2 「身振り」に対する2つの研究アプローチ
- 1.3 先行研究で示された身振り(gesture)の定義
- 1.4 本研究で扱う身振りとその分類
- 第2章 発話にともなう身振りの機能
- 2.1 先行研究における仮説と研究手法
- 2.2 観察的手法
- 2.3 対面-非対面パラダイム
- 2.4 身振り抑制パラダイム
- 2.5 身振りの機能に対する発達的アプローチ
- 2.6 本論の目的
- 第3章 発話にともなう身振りの表記法
- 3.1 発話にともなう身振りの表記法作成の試み
- 3.2 発話にともなう身振りの表記規則
- 3.3 身振り記述の実際
- 3.4 本表記法の利点と残された問題
- 第4章 身振りに現われるイメージ
- 4.1 本章の目的
- 4.2 認知意味論
- 4.3 比喩的身振りが対応する発話範囲
- 4.4 喩的身振りに現われるイメージ図式
- 4.5 比喩的身振りに見られる隠喩的投射
- 4.6 対応する発話をともなわない身振り
- 4.7 「存在の比喩」を表す身振り
- 4.8 観察事例に見られる発話にともなう身振りの性質
- 4.9 身振りを対象とした事例研究における今後の課題
- 第5章 発話にともなう身振りの発現頻度に対する聞き手の影響
- 5.1 本章の問題と目的
- 5.2 第1実験
- 5.3 結果
- 5.4 考察
- 第6章 発話にともなう身振りの発現頻度の個人差と関連する要因
- 6.1 本章の問題と目的
- 6.2 第2実験
- 6.3 結果
- 6.4 考察
- 第7章 同型的な身振りの自己指向的機能の検討
- 7.1 本章の問題と目的
- 7.2 第3実験
- 7.3 結果
- 7.4 考察
- 第8章 定位的身振りの自己指向的機能
- 8.1 本章の目的と問題
- 8.2 第4実験
- 8.3 結果
- 8.4 考察
- 第9章 総合考察
- 9.1 本章の目的
- 9.2 本論における観察及び実験の概要とその結果
- 9.3 発話にともなう身振りの聞き手指向的機能
- 9.4 発話にともなう身振りの自己指向的機能
- 9.5 聞き手指向的機能と自己指向的機能
- 9.6 言語と身振りの機能に関するモデル
- 9.7 最後に
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