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目次

妖怪は繁殖する (ナイトメア叢書)

  • 一柳 廣孝(編著)/ 吉田 司雄(編著)
    「闇」への想像力をかきたてるために──「ナイトメア叢書」刊行にあたって 一柳廣孝

    はじめに 一柳廣孝

    第1章 妖怪と付き合う
     妖怪研究三十年──小松和彦インタビュー 小松和彦[聞き手:一柳廣孝/吉田司雄]
      1 現代によみがえる妖怪たち
      2 社会の写し絵としての妖怪ブーム
      3 妖怪を思考すること
      4 民俗学と記憶と妖怪と
      5 「異人」としての小松和彦
      6 そして、民俗学と妖怪の未来へ
     妖怪という文法──京極夏彦インタビュー 京極夏彦[聞き手:一柳廣孝/吉田司雄]
      1 妖怪研究の現在
      2 妖怪研究は不可能である
      3 妖怪とは、水木しげるが作ったものだ
      4 水木しげるの妖怪観
      5 妖怪を書く
      6 タイトルとボリュームと
      7 どの出版社で何を書くか
      8 メタ妖怪小説としての『豆腐小僧双六道中』
      9 『妖怪馬鹿』たち
      10 変質する妖怪
      11 表現に対するこだわり
      12 言葉のリズム

    第2章 妖怪を語る
     果てしなき流れに身を投じ 化野 燐
     「妖怪」の要素──描くという視線から 東雲騎人
     実録怪談のなかの妖怪たち 中山市朗
     妖怪展にまつわる不思議な体験 湯本豪一

    第3章 表象としての妖怪
     薄明を歩む──熊倉隆敏『もっけ』 一柳廣孝
      1 コミックスカバーの記号学
      2 ヒトと物怪のあいだ
      3 境界に佇むこと
      4 モノノケと語ろう
     怪猫映画の系譜学 志村三代子
      1 怪猫映画の変遷
      2 新興キネマの怪猫映画
      3 鈴木澄子という女優
      4 大映の怪猫映画
     「モノノケ」の奏でる音楽──初期ソウル・フラワー・ユニオンの音楽が問題にしたもの 広瀬正浩
      1 被災地に現れた「モノノケ」
      2 「モノノケ」の視覚化とアイヌへの関心──『カムイ・イピリマ』
      3 「モノノケ」への呼び掛け──『ワタツミ・ヤマツミ』
      4 「モノノケ」を表象することの限界
      5 主体としての「モノノケ」──モノノケ・サミットの実践
      6 まとめ

    第4章 時代のなかの妖怪
     近世の怪異と知識人──近世前期の儒者を中心にして 木場貴俊
      1 近世怪異文化の大立者、林羅山
      2 怪異の唯物論的理解──貝原益軒をもとに
      3 怪異の唯心論的理解──『性理字義』の受容
     恋するオサカベ 横山泰子
      1 江戸?明治期のオサカベ物
      2 泉鏡花の『天守物語』
      3 岡本綺堂の『小坂部姫』
      4 現代歌舞伎の「恋するオサカベ」
     毛玉たちの沈黙、あるいはケサランパサランの独白 飯倉義之
      1 吾輩はケサランパサランである
      2 いかに珍重されたかは、今日に至るまでの名前の多さでわかる
      3 吾輩は昭和五十年来多少有名になったので
      4 ありがたいありがたい。
     ツチノコも繁殖する──「恐怖」から「愛玩」へ 伊藤龍平
      1 『逃げろツチノコ』の話し手たち
      2 ドラえもんとツチノコ
      3 ツチノコのキャラクター化

    [連載]
    ゆらぐフレームの内外(第3回)
     キング・コングになれなかった男 吉田司雄
    真夜中のセクシュアリティ(第3回)
     いつか妖怪になる日──馴らされぬ怪異を求めて 久米依子
      1 〈妖怪愛〉の時代
      2 同胞としての妖怪たち
      3 怪異の無害化と共生──巌谷小波・宮沢賢治
      4 〈母〉という怪異──小川未明

    第5章 妖怪をまなざす
     妖怪研究の現在 香川雅信
      1 妖怪研究の流れ
      2 妖怪と娯楽・サブカルチャー
      3 妖怪と怪談・幽霊研究
     「鏡花」の「怪異」について「語る」こと──田中貴子『鏡花と怪異』を読む 松村友視
      1 物語とは何か
      2 「怪異」のこわさとは何か
      3 物語りたいのは誰なのか

    ブックガイド 諸岡卓真/川崎公平/横濱雄二/井上貴翔/成田大典
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