目次
近代の擬態/擬態の近代 カントというテクスト・身体・人間
- 弘田 陽介(著)
- 第一章 カントを読むということ、カントを書くということ
- (1)「読書革命」-近代の著者・読者の確立、および著者・読者のコミュニケーションの確立
- (2)カントと著者・読者のコミュニケーション
- (3)ここでカントを読むということ、書くということ
- 第二章 身体というテクスト
- (1)近代の読書コミユニケーションと身体-読書する身体の消失とその再登場
- (2)身体とコミュニケーションをテクストに載せる
- (3)身体にテクストを書き込んでいく
- (4)テクストの限界における身体とコミュニケーション
- (5)一八世紀後半ドイツにおける身体-カント思想における身体
- 第三章 『純粋理性批判』
- (1)主体の自己言及によって成立する理性・自己・私・人間
- (2)理性を読む理性-どこまでも続く自己言及
- (3)純粋理性の二律背反
- (4)読者との抗争
- (5)身体をめぐる言説-直観、感性、感官
- (6)身体はどこに
- 第四章 『人間学』
- (1)失われた「手ざわり」を求めて
- (2)身体の「手ざわり」
- (3)コミュニケーションの「手ざわり」
- (4)法と情念の狭間で
- Intermezzo-補章 完全な「人間」の書き込み
- (1)「人間」というテクスト/テクストとしての「人間」
- (2)フーコー「経験的=超越論的二重体」、あるいは「人間」のテーマパーク
- (3)「人間の死」?
- (4)フーコーの悪夢・カントの発作
- (5)近代の擬態/擬態の近代
- 第五章 『判断力批判』
- (1)混乱した著作をめぐって
- (2)「間」にあるもの・領域をもたないもの・限定されざるもの
- (3)混乱の中での合致・調和・一致・適合・合目的性
- (4)「はさみ」こむ手さばき/「はさみ」こまれる手さばき
- (5)「…なしに」-美と合目的性をめぐって
- (6)趣味の二律背反-「趣味判断は概念に基づく/基づかない」
- (7)共通感官・趣味=味覚・感情=触感-身体的なるものをめぐって
- (8)「人間」のテクストをなぞる美のディスクール
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