目次
アフリカ可能性を生きる農民 環境−国家−村の比較生態研究
- 島田 周平(著)
- 第Ⅰ章 序論
- 1 マクロな視点とミクロな視点
- 2 地域研究的視点の重要性と留意点
- 3 地域間比較研究の試み
- 4 2つの国における調査環境の違い
- 5 本書の構成
- 第Ⅱ章 分析視点としてのポリティカル・エコロジー論
- 1 ポリティカル・エコロジー論の系譜
- 2 第三世界ポリティカル・エコロジー論
- 3 ポリティカル・エコロジー論の展開
- 4 脆弱性とエンタイトルメント
- 5 不確実性をどう考えるか
- 6 アフリカの農村を開放系の中で考えるということの意味
- 第Ⅲ章 植民地時代のナイジェリアの農業政策:換金作物生産重視と食糧生産無視
- 1 はじめに
- 2 植民地時代の農業政策
- 3 植民地政策の食糧生産への影響
- 第Ⅳ章 独立後のナイジェリアの農業政策と食糧生産:オイル・ブームと食糧増産運動
- 1 食糧生産論の研究動向概観
- 2 1960-1974年の食糧生産と農業政策
- 3 オイル・ブーム期(1975年-1985年)の食糧生産と農業政策
- 4 1986年以降の食糧生産と農業政策
- 5 まとめ
- 第V章 食糧生産の村で起きていたこと:E村の人々の出稼ぎ労働
- 1 E村の概況
- 2 調査方法
- 3 E村の人々の労働移動
- 第Ⅵ章 出稼ぎを支えるE村の農業
- 1 農業生産地域区分からみたE村の位置
- 2 栽培作物
- 3 農業の担い手:性別分業と若年労働力
- 4 作付け様式
- 5 農作業
- 6 耕作形態の変化
- 第Ⅶ章 E村の青年にみるポリティカル・エコロジー:夢見る青年たちの闘い
- 1 非農業活動と耕作形態
- 2 E村の労働移動とマクロな政治経済的変動との関連
- 3 まとめ
- 第Ⅷ章 ザンビアの農業政策と農業生産の変化:銅依存と経済二重構造
- 1 ザンビアの経済的特徴
- 2 第2次大戦後から独立まで
- 3 独立直後のザンビア経済と農業(1964-75年まで)
- 4 経済危機と構造調整下の農業生産(1976年以降)
- 第Ⅸ章 ザンビアの中心部のC村で起きていたこと:民族的多様性とダンボにおける野菜生産
- 1 はじめに-C村との出会い-
- 2 レンジェの土地
- 3 C村の成り立ちと人々の構成
- 第Ⅹ章 C村の農業生産とそれを支える社会関係
- 1 C村の農業
- 2 一般畑とダンボ畑の用益権
- 3 用益権の「安全性」
- 4 土地を巡る村レベルでの最近の変化
- 第ⅩⅠ章 C村の変容にみるポリティカル・エコロジー:変わる農村社会と農業生産
- 1 共同耕作の変化と「過剰な死」の関係
- 2 孤児養育の問題
- 3 森林破壊
- 4 灌漑農業の導入
- 5 村長職をめぐる争い
- 第ⅩⅡ章 変容の中での可能性の追求:2つの村からみられた農民の流動性と開放性
- 1 ナイジェリアとザンビア
- 2 2つの調査村の各国内での位置
- 3 共通する特性
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