目次
村上龍作家作品研究 村上龍の世界地図
- 南 雄太(著)
- 一章 〈原風景〉としての「基地の街」(佐世保/福生)-『限りなく透明に近いブルー』『69 sixty nine』『村上龍映画小説集』を中心として-
- はじめに
- 第一節 『69 sixty nine』における「基地の街」(佐世保)
- 第二節 『村上龍映画小説集』における「基地の街」(佐世保-東京-福生)
- 第三節 『限りなく透明に近いブルー』における「基地の街」(福生)
- おわりに
- 二章 〈母胎〉としての「都市」(東京)-『コインロッカー・ベイビーズ』を中心に-
- はじめに
- 第一節 六〇年代〜七〇年代における〈母〉の変容
- 第二節 『限りなく透明に近いブルー』に見る〈母探し/母殺し〉
- 第三節 『コインロッカー・ベイビーズ』におけるキクに見る〈母殺し〉-〈制度の破壊〉
- 第四節 『コインロッカー・ベイビーズ』におけるハシに見る〈母探し〉-〈身体の発見〉
- おわりに
- 三章 もう一つの「基地の街」としての熱帯の〈島嶼〉(ハワイ、グァム、サイパン…そしてキューバ)-『悲しき熱帯』『だいじょうぶマイ・フレンド』『イビサ』『KYOKO』etc-
- はじめに
- 第一節 「基地の街」と、『悲しき熱帯』収録短編の舞台(オセアニアを中心にした、熱帯の島嶼群)との相似性
- 第二節 八〇年代における〈アメリカ相対化〉の失敗-『悲しき熱帯』から『だいじょうぶマイ・フレンド』、そして『愛と幻想のファシズム』へ
- 第三節 キューバという装置の発見-〈対立〉から〈融合〉へ
- 第四節 前段階(キューバ発見前史)としての『イビサ』-〈混血(クレオール)〉的主体へと繫がる「わたし」のあり方
- 第五節 『KYOKO』に見る〈アメリカの相対化〉
- おわりに
- 四章 〈理想郷(ユートピア)〉の創造-『五分後の世界』『ヒュウガ・ウイルス』『希望の国のエクソダス』etc-
- はじめに
- 第一節 「進化」の意志によって造られた共同体-『五分後の世界』『ヒュウガ・ウイルス』
- 第二節 〈共生〉の方へ-九〇年代後半から現在にかけての展開(『インザ・ミソスープ』『共生虫』『希望の国のエクソダス』)
- おわりに(結論にかえて)
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