目次
モザンビーク解放闘争史 「統一」と「分裂」の起源を求めて
- 舩田クラーセンさやか(著)
- 序章 「統一」と「分裂」の起源を求めて
- 第一節 問題の所在
- 第二節 先行研究の整理
- 第三節 対象地(マウア郡)と先行研究
- 第四節 本書の構成および史料
- 第一章 「モザンビーク」の出現と植民地支配下における社会変容
- 第一節 「モザンビーク」の出現
- 第二節 ポルトガル植民地支配の基本的性格
- 第三節 アフリカ人による抵抗
- 第四節 植民地支配の変容
- 第五節 第二次世界大戦期における農村政策の変化
- 第六節 第二次世界大戦終了後のモザンビーク社会
- 第七節 本章のまとめ
- 第二章 マウア地方の特徴と植民地支配の確立過程
- 第一節 マウア地方について
- 第二節 住民定着の歴史
- 第三節 「伝統的」社会構造
- 第四節 植民地支配の確立
- 第五節 「綿花体制」の導入
- 第六節 マクア・シリマとマクア・メト
- 第七節 本章のまとめ(地域社会の特徴の形成)
- 第三章 モザンビーク解放闘争前史
- 第一節 国際環境の変化とポルトガルの植民地政策
- 第二節 南部アフリカ地域における経済構造の変化
- 第三節 アフリカ人の教育と都市化
- 第四節 都市部における反植民地運動の萌芽
- 第五節 農村部における支配強化と運動の萌芽
- 第六節 一九五〇年代とサラザール政権の「植民地死守」
- 第四章 一九六〇年から七五年までの世界とモザンビーク解放闘争
- 第一節 嵐の六〇年代の幕開けと国際情勢
- 第二節 モザンビーク解放組織の結成と対「反乱」戦略
- 第三節 統一運動体フレリモの誕生と武装闘争の選択
- 第四節 フレリモによる武装闘争開始直前のモザンビーク
- 第五節 モザンビークにおける植民地解放戦争の開始
- 第六節 植民地解放戦争の展開と焦点となる北部住民
- 第七節 植民地解放戦争末期から独立へ
- 第五章 解放闘争期におけるマウア区
- 第一節 解放闘争におけるマウアの位置づけと時代区分
- 第二節 マウアにおける植民地解放戦争前史
- 第三節 マウアにおける植民地解放戦争直前期
- 第四節 マウアにおける植民地解放戦争の開始
- 第五節 マウアにおける植民地解放戦争中期
- 第六節 マウアにおける植民地解放戦争後期
- 第七節 マウアにおける植民地解放戦争末期
- 第八節 植民地解放戦争期がマウア地域に残したもの
- 終章 解放闘争と独立紛争
- 第一節 分断から連帯を目指したフレリモとその限界
- 第二節 農村部住民の身体的拘束および精神的獲得
- 第三節 解放闘争とマウア-最前線の地域として
- 第四節 独立前後期のマウアの状況と住民の想い
- 第五節 武装闘争の残骸と独立後の武力紛争の勃発
- 第六節 再び戦場となるマウア-植民地解放戦争との関係
- 第七節 「和平」の到来と「分裂」の深化
- 第八節 「和平」から一五年-「統一」と「分裂」の現在
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